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皇室の名宝展
九州国立博物館に皇室の名宝展を見に行きました。 この展覧会では、宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する皇室のコレクションで、九州各地からの献上物、日本美術の名品等が展示され、皇室と九州との繋がりが感じられる展覧会でした。 展示作品の中では、福岡に所縁がある元寇を描いた「蒙古襲来絵詞」、美しい動植物画で有名な伊藤若冲の「動植綵絵」等が印象に残りました。 皇室は、日本最高のコレクターだなあと思いながら見て廻りました。(^^)
美術展 2000円 九州国立博物館bachbygg
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三国志展 入館券
九州国立博物館で開催された三国志展を見に行きました。中国の三国志に纏わる歴史的な遺産、関連する史料を集めた展覧会でした。 展覧会の目玉は、入り口にあった後漢の将軍・関羽像。明の時代に作られたもので、精悍な武将の姿がとてもカッコイイ。数百年前の歴史遺産ということを忘れて、現代アート的な感覚で見とれてしまいました。また川本喜八郎さんの三国志の人形も良かった。精巧に作られていて素晴らしい作品でした。他にも見所の多い展覧会でした。 帰りに寄ったミュージアムショップには、三国志関連のグッズが売られていました。三国志の登場人物のイメージが現代風にアレンジされていましたが、細面のイケメンばかりだったのが気になりました。昔の武将は、関羽像のように四角い顔のゴツいイメージしかないのですが。
美術展 福岡県太宰府市bachbygg
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遥かなるルネサンス展
東京都八王子市の東京富士美術館で開催された遥かなるルネサンス展を見に行きました。 16世紀後半にイタリアを訪れた天正遣欧少年使節の足跡に従って、当時の日本人が見たルネサンスの芸術を展示した美術展です。 天正遣欧少年使節については、歴史の教科書で知っていた程度で、その中の一人、伊東マンショも名前は知っていましたが、肖像画がある事は知りませんでした。当時の日本人の姿を洋画で表現された貴重な作品が展示され、大変興味深かった。彼は現代の若者に似た優しい顔立ちの青年でした。
美術展 東京都八王子市 2017年11月bachbygg
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東京写真美術館 入館券
東京都写真美術館に行きました。 ここは1995年に設立された国内唯一の写真・映像の総合美術館です。2016年9月にリニューアルオープンで開催されていた「世界報道写真展2016」を見に行きました。 世界各地の約6000人の写真家、8万点以上の作品から選ばれた約150点の入賞作品が展示されました。当時の世相を反映して、移民を題材にしたものが多く、大賞は月明かりの下でハンガリーの国境を越える難民の男性と子どもの写真でした。良い写真には見る人の心に訴えるものがあります。撮影者の意思が伝わる素晴らしい写真展でした。
美術展 800円 東京都bachbygg
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始皇帝と兵馬俑展
東京国立博物館の兵馬俑展を見に行きました。 約2200年前に中国を統一した秦の始皇帝の陵墓付近に埋蔵された「兵馬俑」は、20世紀中国の考古学史上最大の発見と言われています。展覧会では、多くの種類の兵馬俑と始皇帝に関連する貴重な文物が紹介されました。 初めて見た兵馬俑は予想以上に大きなもので、時間の経過を感じさせないほど精巧で保存状態も良く、当時の中国の製造技術の高さを感じました。展示されたのは36体でしたが、現地にはこれが8000体もあるそうです。中国の遺跡はスケールが違います。
美術展 1600円 東京都bachbygg
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大英博物館展 入場券
大英博物館展に行きました。 歴史に残る100個の遺物をテーマに開催された展覧会です。約700万点の収蔵品から選んだ100の作品を通じて、200万年の人類の歴史を辿るというテーマです。 主な展示内容は、「ウルのスタンダード」「ビーグル号のクロノメーター」 「ヘブライ語が書かれたアストロラーベ」「ルイス島のチェス駒」「聖エウスタキウスの聖遺物容器」「銃器で作られた「母」像」など。 イギリスの大英博物館には2回行きましたが、とても2日間では廻りきれないほどの展示物がありました。目的があって見て廻るのであれば、現地の博物館が良いのですが、博物館の概略を知りたいのであれば、展示物を絞って解説を付けてくれる展覧会の方が判り易いと思いました。
美術展 1600円 福岡bachbygg
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喜多院 入場券
埼玉県川越市の喜多院の宝物展に行ってみました。 ここは天台宗の寺院で良源(慈恵大師)を祀り川越大師とも呼ばれます。建物の多くが重要文化財になっており、貴重な美術工芸品も数多く所蔵しています。この時も年に1回の蔵出しの宝物展が開催され見学しましたが、江戸時代の工芸品が展示されていた事くらいしか記憶にありません。 境内にある五百羅漢の石像を見て廻りましたが、こちらの方が面白かった。
美術展 埼玉県川越市 2005年4月bachbygg
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モネ展 入場券
ブリジストン美術館で開催されたモネ展を見に行きました。 モネの初期から晩年までの油彩74点。同じテーマの絵画を比較展示する形態での展覧会でした。 主な作品として、「ルーアン大聖堂」「ポプラ並木」「睡蓮の池」等。また国内所蔵の作品からは、「ルエルの眺め」「貨物列車」等が展示されました。印象派が人気だった頃で、館内は高齢者の観客で大混雑でした。
美術展 東京都 1994年3月bachbygg
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ウィーン美術史美術館名品展
東京芸大美術館で開催されたウィーン美術史美術館名品展を見に行きました。 オーストリアのハプスブルグ家の時代に収集・蓄積されたルネサンス~バロック美術コレクションです。この展覧会では、その中から精選されたデューラー、クラナーハ、ティツィアーノ、ベラスケス、ルーベンスなど、 約80点が公開されました。 お目当ては、アルブレヒト・デューラーの「若いヴェネツィア女性の肖像」。旅行中に知り合った女性の肖像画です。デューラーの旅行記を読んだ事がありますが、大変お金に細かい人だったようで、画風も同様に繊細で緻密で、旅の知り合い程度でもこのレベルの絵が描けるというのは、本当に凄い画家だと思います。アンチンボルトの寓意画も面白かった。印象に残る作品が沢山展示されていた展覧会でした。 その他の主な出展作品 クラナハ(父)「キリストの磔刑」 ブリューゲル(父)「青い花瓶の中の花束」 ティツィアーノ「法王パウルス3世」「キリストの埋葬」 ルーベンス「扇子を持つ少女」「メデューサの頭部」 ファン・ダイク「アキレスのための武器をヘファイストスから受け取るテティス」「ボルゴマネロ侯爵カルロ・エマヌエーレ・デステ」 アルチンボルト「水」 ベラスケス「王子バルタザール・カルロス」「青いドレスの王女マルガリータ」 レンブラント「読書する画家の息子ティトゥス」
美術展 1300円 東京都bachbygg
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フィレンツェ・ルネサンス展
世田谷美術館で開催されたフィレンツェルネサンス美術展を見に行きました。 ルネサンス期のジォット、リッピ、ボッテイチェルリ、ダ・ヴインチ、ミケランジェロ、ティツイアーノ等の作品が展示され、フィレンツェの修復技術とその成果を紹介した展覧会でした。時間の経過と共に作品の劣化が進む絵画において、修復というのは大変重要な技術・作業です。実物と修復前をパネルで比較展示された面白い展覧会でした。 因みにバチカンのシスティーナ礼拝堂に、修復後のミケランジェロ「最後の審判」を見に行きましたが、美術本で見た修復前と、実際に見た修復後では全く違う印象を受けました。修復後の作品は、明るく鮮やかで素晴らしかった。昔のアナログテレビと地デジくらいの差を感じました。修復技術が進歩し、描かれた当時の姿を再現されるのは、美術ファンにとっても有難い事です。
美術展 東京都世田谷区 1991年10月bachbygg
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バロック・ロココの絵画展
東武美術館のバロック・ロココ絵画展に行きました。 フランスのリール市美術館所蔵の作品が展示されていました。バロックとロココの絵画を中心に、油彩、素描併せて90余点が紹介され、多くは本邦初公開の作品でした。 ルーベンス、ゴヤ等が展示されていたようですが、今となっては、正直ほとんど記憶にありません、、。
美術展 東京都 1993年5月bachbygg
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オルセー美術館展 (1996)
東京都美術館で開催されたオルセー美術館展を見に行きました。 モネ、マネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン等印象派の絵画を中心に展示されていました。この頃は、フランスの印象派の画家が大人気で、館内は大混雑。絵画を見るより、観客の後頭部を見ている時間の方が長かった。 主な展示作品 マネの「バルコニー」 モネ「サン=ラザール駅」 マイヨール「日傘の女」 ドガ「オペラ座のオーケストラ」 ルノワールの「ピアノを弾く娘たち」など
美術展 1100円 東京都美術館bachbygg
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フェルメール展
東京都美術館で開催されたフェルメール展に行きました。 フェルメールの日本初公開作品5点を含む7点が公開されて話題となりました。公開された作品は以下の通り。 「マルタとマリアの家のキリスト」 1655年頃 (スコットランド・ナショナル・ギャラリー) 「手紙を書く婦人と召使い」 1670年頃 (アイルランド・ナショナル・ギャラリー) 「ディアナとニンフたち」 1655-1656年頃(マウリッツハイス王立美術館) 「小路」 1658-1660年頃(アムステルダム国立美術館) 「ワイングラスを持つ娘」 1659-1660年頃(アントン・ウルリッヒ美術館) 「リュートを調弦する女」 1663-1665年頃(メトロポリタン美術館) 「ヴァージナルの前に座る若い女」1670年頃(個人蔵) メトロポリタン美術館のフェルメールは、現地に見に行った事がありましたが、それ以外は初めて見た作品です。個人所蔵の作品やなかなか行く事ができない美術館所蔵の作品を鑑賞できて、貴重な経験になりました。
美術展 東京都美術館 2008年10月?bachbygg
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ルーヴル美術館展/国立新美術館
2015年のルーヴル美術館展に行きました。 16世紀から19世紀のヨーロッパ風俗画を中心に約80点が展示されました。レンブラントやルーベンス等の作品も展示されましたが、お目当てはフェルメールの「天文学者」。これは是非見てみたかった。 1992年にロンドンナショナルギャラリーで初めてフェルメールを見て以来、海外の美術館や国内の美術展で彼の作品を見てきました。この展覧会で彼が制作した絵画全37作品のうち、見たのはこれで28点目になります。本当は全作品を見てみたいのですが、個人所有のものもあって全て見るのは難しいようです。
美術展 1600円 国立新美術館bachbygg
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ボイマンズ美術館展 入場券
東京池袋のセゾン美術館で開催されたボイマンズ美術館展を見に行きました。 オランダのボイマンズ美術館の目玉は、ビューゲル1世の「バベルの塔」。天に向けて人間が巨大な塔を建てようとした放漫さに対し、神が人類が同じ言葉を使うことができないようにしたと言う旧約聖書の1場面を描いた大作で、これを見たくて出掛けました。 当時はそれほど話題になっていなかったので、館内は閑散としていて時間を掛けて鑑賞することができました。美術本で見たお気に入りの絵画の実物が目の前にある。絵画というモノを媒介して、画家と同じ空間を共有できるというのが絵画鑑賞の楽しみです。
美術展 セゾン美術館 1993年11月bachbygg