フィレンツェ・ルネサンス展

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世田谷美術館で開催されたフィレンツェルネサンス美術展を見に行きました。
ルネサンス期のジォット、リッピ、ボッテイチェルリ、ダ・ヴインチ、ミケランジェロ、ティツイアーノ等の作品が展示され、フィレンツェの修復技術とその成果を紹介した展覧会でした。時間の経過と共に作品の劣化が進む絵画において、修復というのは大変重要な技術・作業です。実物と修復前をパネルで比較展示された面白い展覧会でした。
因みにバチカンのシスティーナ礼拝堂に、修復後のミケランジェロ「最後の審判」を見に行きましたが、美術本で見た修復前と、実際に見た修復後では全く違う印象を受けました。修復後の作品は、明るく鮮やかで素晴らしかった。昔のアナログテレビと地デジくらいの差を感じました。修復技術が進歩し、描かれた当時の姿を再現されるのは、美術ファンにとっても有難い事です。

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