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日本国内航空 1970年 2月 時刻表
日本国内航空 1970年 2月時刻表 日本国内航空の1970年の貴重な時刻表。 日本国内航空は1961年から1971年まで存在した航空会社で後のJAS 日本エアシステムにあたる航空会社である。 中には深夜便の"ムーンライト" "ポールスター""オーロラ"も掲載されている。 また郵便専用便が記載されているのも特徴。 ちなみに短距離便である山口宇部空港から大阪伊丹便があったことを知ることのできる時刻表である。 この便は1975年に山陽新幹線が開通すると消滅した。 ーーーーJASの大まかな系譜ーーーー 日本国内航空↘︎ 東亜国内航空→日本エアシステム→日本航空 東亜航空↗︎ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜深夜便とは?〜 今でこそ、深夜便は国際線と貨物便に限られているが、かつては列車のように国内線にも深夜便があったことをご存知だろうか? 時は高度成長期。 鉄道移動がもっぱらメインだった時代に飛行機は“高嶺の花”であった。 しかし、航空会社は新規顧客を開拓しなければならない。 そこで考えたのが冷房は使用できず、プロペラ機のみ(夜間着陸の騒音を避けるため)で運行する深夜便だった。 この便は当時の国鉄より安く移動できると乗客からは大好評であり、運賃は安くなる上、深夜に目的地に移動し早朝に行動できるとメリットが大きかったのだ。 日本での深夜便は1953年に今日の全日空の前身である航空会社が東京ー大阪間の郵便貨物専用便を使用しを運航に始めたことに起源する。 さらに1957年に日本航空が東京~札幌間に運賃割引の深夜便「オーロラ」を夏季限定で開設。 ここで定期深夜便として発展し東京〜札幌間の「オーロラ」。大阪〜東京〜札幌間の「ポールスター」東京〜大阪〜福岡間の「ムーンライト」が誕生した。 日本航空が国内線大増発に力を入れてくると1970年に深夜便は日本国内航空へと移管されている。 しかし、1974年に入るとプロペラ機よりもジェット機が主流になったことや空港周辺の騒音問題が浮き上がり廃止となってしまった。
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全日空商事 【1/200】【21114】 YS−11 日本国内航空 "ダイヤモンド" JA8653
日本国内航空 YS−11 "ダイヤモンド" レジJA8653 YS-11を初めて路線就航させたのが日本エアシステムの前身、日本国内航空である。 昭和40年4月、YS-11は日本国内航空の卵田一徳島線に就航しそのデビューを飾った。 当時の日本国内航空のYS-11には1機ごとに宝石にちなんだペットネームがつけられ尾翼のハトマークとともに国内航空の国産旅客機YS-11として親しまれた。 JA8653は昭和41年に就航し「ダイヤモンド」のペットネームで活躍した。 このモデルは国内航空の略称で親しまれ、昭和40年から44年頃まで使われた初期の日本国内航空塗装を再現したものである。
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