全日空商事 【1/200】【DH28007】 JAC DHC−8−400 JA843C

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JAC 日本エアコミューター 
DHC−8−400
レジJA843C

DHC-8-400系列型機はカナダのボンバルディア・エアロスペース社が開発した最新鋭の高速双発ターボプロップ機である。
日本エアコミューターは平成13年(2001年)8月29日、YS-11の後継機として同機を日本で初めて選定した。「より静かに、より速く、より快適に」をキャッチフレーズにQ400の通称で平成15年(2003年)2月1日より大阪一鹿児島線、大阪一出雲線に就航した。QはQuiet/静粛性を意味しNVSと呼ばれる騒音・振動抑制装置により巡航中の機内騒音が77db(YS-11は93db)に抑えられている。出力5,071shpのプラット&ホイットニーカナダPW150Aエンジンと最新型6枚ブレード、ダウティ・エアロスペース・プロペラーズ式R408/6-123-17/F型の採用によりYS-11の1.5倍の667km/hの巡航速度を誇っている。
日本エアコミューターの平均運航距離である300km~350km区間では従来のYS-11より10分程度、600kmでは30分程度の短縮となりジェット機並みのスピードを実現している。
キャビンのシートは厚みの少ないものを採用しYS-11と比較して座席の前後間隔が広がり、高翼機の特徴である見通しの良い景色と共に快適な機内環境が提供されている。
座席数はYS-11型の64席より大型の74席であるものの1,200m滑走路の空港に乗り入れ可能であり、優れた燃料消費効率により1座席あたりの消費燃料は350km程度の路線においてYS-11型より2割程度低減されている。
Q400は平成15年(2003年)12月19日、鹿児島一屋久島線、平成17年(2005年)5月28日、鹿児島一沖永良部線、平成18年(2006年)11月1日には大阪一新潟線、大阪一宮崎線に就航するなど国内13空港に就航し
0400の路線ネットワークを広げている。
平成18年(2006年)10月5日には初就航路線の出雲一大阪線JAC2342便においてQ400型総搭乗旅客数100万人を達成し出雲空港にて記念セレモニーが実施された。
導入機数はJA841CからJA848Cの8機(平成18年12月現在)

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