全日空商事 【1/200】【YS21142】 海上保安庁 YS−11A "ブルーイレブン" JA8702 (ドア開閉)

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海上保安庁 YS−11A
"ブルーイレブン"
レジJA8702

海上における治安維持、船舶の航行安全、捜索救難、環境保全を使命とする海上保安庁のYS-11は、その業務の特殊性から他のオペレーターには無い装備がされているのが特徴です。同庁では5機のYS-11が運航されていますが、共通して装備されている特殊装備として、見張窓(バブルウインドウ)、胴体内燃料タンク、物件投下ロ、標識投下装置があります。
胴体後部の左右に張り出した見張窓は直下方向への視界を確保し、最大約4,000Lbsの燃料を積載することが出来る胴体内燃料タンクは、異燃料タンクと合わせて最大約7時間の飛行を可能とします。
胴体内燃料タンクによって機内の座席数は旅客型の半数以下となっています。物件投下ロは遭難者への教援資材投下を実施する他、夜間洋上におけるヘリコプターによる品上救助の照明弾投下支援に用いられ、標識投下
装置は、洋上の目標とする海面着色剤や火工品を投下するのに使用されます。
JA8702は昭和46年(1971年)に製造された機体製造番号2175、昭和46年(1971年)11月に海上保安庁YS-11型2号機「LA702」として就役しました。
LAはLarge Aircraftを意味します。その後の導入がANAで運航されていた機体を購入後改造する形となったため初から海上保安庁仕様として製造されたYS-11はLA702が最後となりました。
改造機(LA780、LA782、LA791)と比べて見張り窓、左舷後部ドア及び物件投下口位置等の相違点があります。平成20年(2008年)1月現在、LA702は第3管区羽田航空基地に所属、機体にはブルーイレブンの愛称がペイントされています。離島からの急患輸送、長い滞空能力を生かした捜索救難活動等に加えて羽田航空基地のYS-11は短距離離着陸性能を生かしてガルフストリームG-V型機が着陸できない南鳥島への職員・物資の輸送にもあたっています。
就役から40年近く海上保安庁の業務に活躍してきたYS-11も後継機のDHC-8-300型機の導入にともなう退役の日が近づいています。
モデルは平成12年(2000年)まで見られた海上保安庁ロゴ時代を再現しています。
エントランスドアが開いた状態をモデル化しておりエアステアパーツが付属していますがドアを閉じることは出来ません。

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    個人遺産の博物館

    2022/01/19 - 編集済み

    凄い!
    現代のエアバス等に比べ機体が小さいとはいえ1/200サイズのYS-11がこれだけ並ぶと壮観でしょうねぇ。
    レシプロ機LOVE❤

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      Railwayfan

      2022/01/19

      コメントありがとうございます。
      レシプロ機でも国産機(正確には準国産機)なので、日本独自の味わいがある機体ですよね(^^)
      よく、空港ではターミナル沿いに様々な会社の尾翼が並んでますが見えてますアレを再現したいです(今のところ場所がないです(^_^;))。

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