全日空商事【1/200】【YS211137】 航空自衛隊 YS−11EB 92−1157

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航空自衛隊
YS−11EB
機体ナンバー(レジ)92−1157

航空自衛隊におけるYS-11型は昭和40年(1965年)3月受領のP型52-1151から昭和46年(1971年)7月受領のC型12-1163まで計13機が導入された。
昭和46年(1971年)2月受領の飛行点検機FC型12ー1160を除いていずれも輸送用途としての増機であったがその後C-1型輸送機の配備等を背景に各種改修を経て用途変更され本来の輸送機として残る機体は少なくなった。
現在、航空自衛隊のYS-11は入間基地をタキシングするYS-11EB 92-1157輸送(P型、C型)、飛行点検(FC型)に加えて航法訓練(NT型)、電子支援(EA型)、電子測定(EB型)の用途にいられている。
YS-11EBは平成7年(1995年)3月、空海の幕間協議により従来のロールスロイス製DartMK-542エンジン(2,775SHP)を海上自衛隊対潜哨戒機P-2Jの装備していたT-64-10Jエンジンに換装することで誕生した派生型機である。
T-64エンジンは米国GE社が開発したターボプロップエンジンで3,493ESHPの推力を発する。
YS-11EB型は現在4機確認されており92-1157は昭和44年(1969年)10月C型として受領、平成3年(1991年)5月電子測定用にYS-11E型機に改修された後、平成10年(1998年)12月にエンジン換装を受けてEB型となった。
エンジン換装に伴いプロペラも3枚となっている。
機上電波測定装置JALR一2を装備し入間基地の航空総隊司令部飛行隊電子測定隊に所属、各種電波情報の収集にあたっているとされるが性能、ミッション等一切公開されていないなぞの多い機体でグレーの濃淡の迷彩が独特である。

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