全日空商事 【1/200】【YS21112】航空局 YS-11 JA8712

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航空局
YS−11
レジJA8712

航空局による航空保安施設の飛行検査がDC-3型「ちよだ」で開始されたのは昭和37年4月のことでした。
昭和42年に米国連邦航空庁より航空局所管の全ての航空保安施設の飛行検査が引き継がれました。
飛行検査は航空保安施設、航空交通管制施設、航空管制通施設の機能が正常に保持されているかどうか飛行検査機を使って実際に飛行しておこなう検査です。
機内には飛行検査の為の検査機器が装備されておりVOR、レーダー、ILS、PAPI等の各航空保安施設に対して飛行検査が行われています。
特殊装備としてAPUを持っているのも飛行検査機の特徴のひとつで地上施設の盛っていない未開港空港等で運用開始に先立って行う開局検査に備えています。JA8712は昭和43年に製造。航空大学校訓練機を経て昭和47年7月に航空局のYS-11型5号機として導入されました。
YS-11-100型機に分類されますが防水装置はA型と同じブーツタイプを装着しています。
尾部のアンチテイルスキッドは航空大学校で訓練機として使われていた名残です。後継機BD700グローバルエクスプレスの配備に伴い、平成15年3月で退役となりました。
このモデルはG-1型機にあわせてデザインされたブルートーンホワイトを基調にした退役時の現行塗装を再現したものです。

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