愛称板 北斗星 所属記号なし

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寝台特急 北斗星

青函トンネルが開業した1988年に、東京と北海道を乗り換えなしで直行する列車として運行を開始した。
運行当時、走行距離は1,214.7 ㎞はJRグループが運行する定期旅客列車としては最長距離を誇った(一年遅れで登場した臨時旅客列車「トワイライトエクスプレス(札幌−大阪)」の上り札幌発大阪行き 1,508.5kmに抜かれることになる。
(ちなみに、最終時の定期臨時列車としてのトワイライトエクスプレスは2015年3月12日に運行終了し、定期列車として2015年3月13日に北斗星は運行終了と1日だけ最長距離を持つ列車として返り咲く)
客車室内は1人用個室寝台の最高峰といえるA寝台ロイヤル。
2人用の個室で豪華な設備があるツインデラックス。
そしてB寝台のデュエット、ソロ、開放式B寝台など充実している。
また食堂車「グランシャリオ」を連結し、ディナータイムにはフランス料理コースおよび懐石御膳を味わうことができた。
この食堂車の「グランシャリオ」はフランス語で"北斗七星"という意味合いを持つ。
ロビーカーも連結されており、こちらはソファや飲料自動販売機および共用シャワー室などが設置されていた。
年中大人気だった「北斗星」は満員御礼に従う補完的役割列車として1989年に「エルム」を登場させた。こちらは年末年始やお盆などといった多客時に運行されたもので、従来の編成から個室、食堂車を除き開放式B寝台のみで構成された。1991年には豪華試作寝台客車として登場した「夢空間」を編成に組み込んだ「夢空間北斗星」が登場。この列車は寝台特急「カシオペア」の誕生に大きく貢献した。
この「カシオペア」も「北斗星」と同じコンセプトを持つ寝台特急だ。
青函トンネル開通とともにその歴史を歩んできた「北斗星」だったが、北海道新幹線開業により青函トンネルを含む約82㎞が新幹線と在来線の共用走行区間となり、設備上の問題などで2015年に廃止となった。
名前の由来は天体の北斗七星・北極星より。
これは一般公募にて決められたものであり、他にも候補に「北海」「タンチョウ」「オーロラ」があった。ちなみに「北海」が投票数一位であったがわずか15票で108位の「北斗星」が採用されたとか。

所属記号なし

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    tomica-loco

    2019/12/03

    1度も乗らずじまいで廃止になったのは残念ですよ。
    サンライズ出雲.瀬戸だけは廃止になる前に乗ってみたいですね。

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      Railwayfan

      2019/12/03

      コメント・お写真ありがとうございます。
      北海道新幹線が開通したとはいえ、やはり廃止になってしまったのは残念ですね。サンライズもいつまで走ってくれるのかな、と思っております。
      やはり乗車するなら今ですね!
      このお写真はヒロサワシティの物ですね。堂々たる面構えのEF 81。ここ行ってみたいですね。

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      tomica-loco

      2019/12/04

      今度ザ.ヒロサワシティにYS-11が展示されるみたいです。

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    mj0129

    2019/12/04

    廃止は、残念でした。乗ってみたかった列車でした。これが誕生した時、昔、上野~盛岡間を走っていた、「北星」と間違えてビックリしました^_^

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      Railwayfan

      2019/12/04

      コメントありがとうございます。
      やはり、北斗星の廃止は残念ですよね。
      北海道新幹線は開業時からずっこけちゃってるようですが、高速化とはいえ、まだ北斗星走らせたら良かったのでは?と思うことがあります。
      北星号は1982年に運行終了しておりますが、北斗星のデビューは1988年と6年違いなんですよね。

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