バスコレクション 【第30弾】 小田急バス 高速バス ニューブリーズ号 三菱ふそうエアロクイーンMS729

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小田急バス 高速バス ニューブリーズ号 
三菱ふそうエアロクイーンMS729

1989年に東京〜広島を結ぶ高速バス路線のニューブリーズ号は、小田急ハイウェイバスと中国JRバスの2社共同運行便である。
運行開始当初は、小田急バス・広島電鉄とJRバス関東・中国JRバスがそれぞれ別の路線免許を取得、毎日双方から1台ずつで同時刻に2台が運行、運賃は4社分合わせてプール精算制という形態をとっていた。
2008年に広島電鉄が、また同月30日出発便を以てJRバス関東がそれぞれ撤退、現在の運行体制に至っている。
小田急シティバスの高速路線で唯一新宿駅発着でない路線であったが、2011年12月1日の改正より新宿駅西口に停車するようになり2016年より、新宿地区の停留所はバスタ新宿に変更されている。
運行開始当時、本路線は日本最長距離を走行する高速バスであったため、TBS系列の番組『そこが知りたい』の企画「各駅停車路線バスの旅」九州縦断編が放送された時は、往路の東京 - 広島間の移動で当路線が登場。
さらに『夕凪の街 桜の国』にも当時運行されていた広島電鉄担当便のエアロクイーンが登場し、実写版では東京駅にて広島電鉄保有のエアロキング車内でロケが行われている。
そんなニューブリーズ号だが、新型コロナウイルスの影響および乗務員不足により2023年4月1日に廃止が決定。
30年以上走り続けてきたニューブリーズ号に、ついにピリオドを打たれることになった。

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