コアオハナムグリ

0

日本 1997年

Wikipediaより引用
学名:Oxycetonia jucunda
コガネムシ科の昆虫。いわゆるハナムグリの仲間では日本本土でもっとも普通な種。
やや扁平な身体の緑色の甲虫。体長は10~15mm、幅5.5~9mm。背面は緑色で少数の白い斑紋が散らばり、また褐色の毛がまばらに生えているが、脱落することも多い。ただし体色には変異が多い。
頭部は長方形で黒く、点刻の列が密にある。触角は黒色で短くて大きく、一方に片状の突出部を持つ節は3節で、この部分は柄の部分より短い。
日本では北海道、本州、四国、九州、佐渡、伊豆諸島、壱岐、対馬、屋久島に、国外では済州島、朝鮮半島、シベリアの東部、モンゴル、中国に分布する。
成虫は春から秋まで見られるが夏には少なくなる。各種の花に集まり、花粉や花蜜を食べる。幼虫はもろくなった朽ち木や腐葉土に住んでこれを食べ、卵から成虫までには1年から2年を要す。終齢は3齢で、生息場所に蛹室を作り、その中で蛹化する。

Default