前島密

0

日本 1968年

(1835-1919)
日本の官僚、政治家、教育者。日本近代郵便の父。
越後国出身。本姓は上野。通称は来輔。
豪農、上野助右衛門の二男として生まれ、母方の叔父糸魚川藩医相沢文仲に養われる。
医学・蘭学・英語・航海術を学び、長崎の私塾塾長、薩摩藩の開成所講師を務めた後、幕臣前島家の養子となり、家督を継いで前島来輔と名乗る。
1866年漢字廃止の建議書を将軍徳川慶喜に提出。1868年には江戸遷都を建言。
1870年から1871年にかけて郵便制度創設に尽力、日本の近代的郵便制度の基礎を確立。この時「切手(きって)」「はがき」「手紙(てがみ)」「小包(こづつみ)」「為替(かわせ)」「書留(かきとめ)」など数々の用語を制定した。
1872年陸海元会社(現、日本通運株式会社)、郵便報知新聞(現スポーツ報知)の設立に関与。
1904年貴族院男爵議員に選任、1919年神奈川県三浦郡西浦村大字芦名(現在の横須賀市芦名)の別荘如々山荘にて没。

Default
  • File

    tomonakaazu

    2024/05/13

    「切手」の名付け親でしたか〜。
    それにしても。
    「漢字を廃止」のけんぎしょがうけいれられていたら、ひらがなですべてをかきあらわすことになっていたのか?にほんごはずいぶんとちがっていたでしょうかね、、?

    返信する