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BECK'S #3 ( FLEISCHMANN / HO )
独フライッシュマン社製のHOゲージのビール貨車、ドイツで人気のピルスナー、ベックス・ビール(BECK'S)です。 ベックスの標準的なデザインでは無くグリーン系の少し凝ったデザインですね、これは☝️ ベックスというといつも書いてますが・・・、ゴルゴ13の第1巻、冒頭の有名な『パンツ一丁のシーン』の背景で【BECK'S】のネオンサインが輝いていることのほうが印象深く、このベックス貨車を見るたびに思い出してしまいます…。 ハンブルグの売春宿で一戦交えた後のデューク東郷氏、、、たばこを燻らせながら、赤と青に切り替わるベックスビールのネオンサインを眺めて…。 そして、そのあと、後ろからイタズラでこっそり忍び寄ったオネーサンを反射的に殴り倒してしまいいろいろ大変になります・笑 …というシーンが、永遠に続くゴルゴの物語の最初の一コマなのです…。
鉄道模型なのです☝️ HO Fleischmann 2,100円T. S
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Schlüssel Brauerei / Gatzweilers ( Märklin / HO )
ガッツヴァイラー・ビール ドイツ・デュッセルドルフのSchlüssel(シュルッセル)醸造所のビールです。 フロアへの登録はビールの名称では無く、醸造所名で登録します。 この貨車は同社のアルト・ビールの広告の貨車です。アルトビールは、主にデュッセルドルフで作られている赤銅色の上面発酵ビールのことを言います。 創業は1830年頃、1936年に創業家からガッツヴァィラー家が経営を引き継ぎ、いまでも家族経営の醸造会社です。 模型はメルクリンのHO。 ビール貨車らしいデザインです。世の中、いろいろなデザインの貨車がありますが、こういうのが私は好きです。 西ドイツ製 ベンチレーターは右千鳥配置ですね、これは。
鉄道模型です☝️ HO Marklin 2,500円T. S
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㊗️HO 350両目 Carlsberg #7 ( Fleischmann / HO )
HOゲージのビール貨車では350両目。(350種類め=予備車除く) 当初の目標を100超えまして…、もともと、とあるコレクターの方が当時に公表していた保有数の250が最初の目標、そして次に300…、そこからさらに伸びて来ましたw その記念すべきキリ番のアイテムとして、とても素晴らしい逸品を入手することができました👏 独フライッシュマン社製のビール貨車、もはやアンティーク・モデルと言っても良い古いもので、おそらくですが1960〜70年台前半のものではないでしょうか。 ブリキ製の車体の味のある1両です。 カールスバーグ、デンマークの大手ビール会社で、世界第4位の規模を誇り、日本を含めて世界中でライセンス生産されています。 カールスバーグの成り立ちは、土曜の夕方のラジオ、バー・アヴァンティの番組間のサントリーCMで『1847年、デンマークのヤコブ・クリスチャン・ヤコブセンにより…』ってやってたので、すっかり刷り込まれましたよね。 日本では1993年にサントリーがカールスバーグ社と技術提携し、ライセンス生産を開始しています。 つまり、日本で飲むカールスバーグは日本製w #ビール貨車
鉄道模型なのです☝️ HO FleischmannT. S
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Löwenbräu #10 ( Märklin / HO )
西ドイツ時代のメルクリン製HOビール貨車(製品番号4415)、ドイツ、ミュンヘンの有名ビール「レーベンブロイ」(Löwenbräu)です。 レーベンブロイは気付けば10両目(10種類目)になりました✌️ 有名ビールなので各社からいろいろ出るわけですね。 さて、レーベンブロイとはロゴの絵の通り“獅子(ライオン)ビール”という意味でして、レーベンブロイの歴史は古く、なんと1383年、"Zum Löwen"(獅子亭)という宿屋で作られたのが起源で、その名声にあやかり「レーベンブロイ」(獅子ビール)と名乗るビールがその後多数現れましたが、現在ではドイツではその他の獅子ビールはほぼ全て廃業し存在せず、残っているのはこの本家本元のレーベンブロイだけとなっています。 “ミュンヘンのビール”と言いながら、日本で売られているレーベンブロイはアサヒビールのライセンス国産品だそうで…、そう聞くとナンだかね~、という気がしちゃいますが、美味しいことには間違いありませんからまぁいいか、と納得…。
鉄道模型です☝️ HO Marklin 2,700円T. S
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Früh Kölsch ( Märklin / HO )
Früh Kölsch…、フルー醸造会社のケルシュ・ビールの広告がデザインされたビール貨車です。 真っ赤なデザインがステキです。 ケルシュ(Kölsch)というビールは、独・ケルン地方で作られるビールのスタイルのこと。 上面発酵用の酵母を使い、下面発酵のような低温で醸造して作られる。ホップの風味が強いが、苦味や刺激は比較的穏やかです。 特にケルン地方で醸造されたものだけがケルシュと名乗ることができます。 そして、貨車の側面にドーンと書いてあるVerliebt in Köln(ヴェルリィト・イン・ケルン)、、、「ケルンに恋して…」というのは、俗に言えば「I ❤️ NY」みたいなもんでしょうか。 最初、これがビール名かと思いきや、そうではなくキャッチコピーでして、ビール名は横のビアグラスにさりげなく描かれたのみ、、、それに気付いて解読するまで時間が掛かりました。 ケルン市はドイツ西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市で、ドイツでも4番目に大きな大都会。大聖堂でも有名ですね。 醸造会社の正式名称は「Cölner Hofbräu P. Josef Früh KG」と言いまして、長いですw ピーター・ヨーゼフ・Früh氏により1904年に創業、2度の大戦を経て戦後に発展、いまではケルン市で3番目に大きなケルシュ・ビールの製造会社になっています。 近年のメルクリン製品で、カッチリした作りです。
鉄道模型なのです☝️ HO Marklin 2450円+送料T. S
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Budvar ( ROCO / HO )
チェコ、南ボヘミアのビール、「ブドワゼ・ブドヴァー」のビール貨車、社名の「ブドヴァー」(ヴドヴァル)が車体に大きく描かれています。 戦前の木造車体の貨車で再現されたクラシックスタイルの麦酒貨車…。 グリーンの車体がシックで、いいビール貨車ですね。こういうのが好きです❤️ Budweiserと言ってもアメリカのバドワイザーではありません。 米国のバドワイザーは、このチェコのブドワゼ(ブドヴァー)にあやかってネーミングされたそうです。 以前に飲みましたが、コクのあるピルスナー、苦味もホドホドでバランスよく美味しいビールです。バドワイザーが真似したのも分かる気がします。 日本国内でも流通していますから、皆さまぜひ試してみてください。おいしいですよ。
鉄道模型です☝️ HO ROCOT. S
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LGB ビール貨車 TUCHER Pils ( Lehmann / G gauge )
トゥハー醸造会社(Tucher Bräu)、1672年創業、約350年の歴史を持つドイツ・ニュールンベルグ市の醸造所です。 19世紀には地域で最大規模の醸造所となり、その後の他社との統合、吸収合併を経て現在では複数の工場を持つ大手のビール製造企業なのです。 さて、このビール貨車…、縮尺1/22.5、線路幅45mmの巨大な「Gゲージ」の鉄道模型、このサイズはLGBとも呼びまして、「2番ゲージのナロー規格」となります。 6〜8枚目の写真を見てください、HOとZゲージとの比較ですが、とにかくデカいです、巨大ですw(こうして見るとZゲージ車両なんて虫です…) LGB、レーマン・グロース・バーン(=レーマン社の大きな(ガーデンの頭文字との説もあり)鉄道)の略で、この規格はほぼレーマン社しか扱っていないため、Gゲージの鉄道模型のことをLGBと呼ぶことが多いのです。 屋外で庭園鉄道としても遊べる全天候型の耐久性かあり、なんと雪の中でも走ります。 うちのコレクションでは、LGBの麦酒貨車は実はこれが1両目。 ま、LGBは何台も持てるサイズでは無いため、この大きさのは「ひとつで十分」です(笑)
鉄道模型なんです☝ G LGB、レーマンT. S
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Hannen Brauerei ( Liliput / HO )
ハンネン醸造所(Hannen-Brauerei)は、ドイツ西部ノルトライン・ウエストファーレン州の都市、メンヒェングラートバッハ(Mönchengladbach)を拠点とするアルト・ビール専門の醸造所でした。 創業は1725年、ハウスマン家により設立され、2度の戦禍も乗り越えて戦後まで存続しましたが、1970年代以降販売が振るわなくなり、2003年、製造設備はエッティンガー醸造所に売却、その後も生産は続けられましたが、 2005年にデンマークのカールスバーググループの傘下に入り、当初の醸造所での生産は終了しました。 現在では、カールスバーググループの子会社であるボルテン醸造所(ハンネンと同じくドイツ・ノルトライン・ウエストファーレン州に所在)がブランド名を引き取り、同社の製品として販売が続けられています。 ボルテン醸造所が作る「ハンネン」ブランドのアルトビールは、アルトの市場ではそれなりのシェアを押さえているようです。 模型は久々のドイツ・リリプット社製のHOゲージ模型です。 センターに誇らしげに「Hannen Alt」とアルトビールのロゴが飾られています。2両セットで1,800円、格安です✌️
HO Liliput ひとつ900円 メルカリT. S
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Kitzmann Bräu ( Märklin / HO )
キッツマン醸造所(Kitzmann Bräu)、ドイツ南部バイエルン州、ミッテルフランケン地方(中部フランケン)の都市、エアランゲン市にかつて存在した醸造所です。 貨車の側面に「echtes Earlanger Bier」、ホンモノのエアランゲン市のビール、と誇らしげに書いてあります。 創業は1712年と古く、1733年にトーマス・キッツマン氏が醸造所を引き継ぎ、以来、2018年に閉鎖されるまでキッツマン家により経営されていた独立系の醸造所でした。 醸造所の閉鎖後、ブランド名はクルムバッハー社に引き継がれ(キッツマン・ビアGmbh社として販売子会社化)、現在でもキッツマン・ビールを飲むことはできます。 模型は西ドイツ時代のメルクリン製、いわゆる“ビール貨車らしい”デザインでイイですね。 …と油断していたら、4枚目の写真にある通り、この個体は「ドイツ鉄道模型150周年記念=1985年」の商品でした。(Jubiläumsausgabeとは、アニバーサリー・エディションという意味) 屋根のベンチレーターは左千鳥、少なくとも1985年までがこうなのは分かりました。
鉄道模型なのです☝️ HO Marklin 2,600円T. S
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Kulumbacher Sandlerbräu #12 ( Märklin / HO )
クルムバッハ―醸造会社のサンドラー醸造所(Sandlerbräu)のビール貨車です。 サンドラー醸造所、ドイツ、バイエルン州オーバーフランケン地区のクルムバッハに所在した醸造所で、操業は1830年。その後、1970年にクルムバッハ―社(1846年創業のライヘルブロイ醸造所が起源)に買収され、この貨車はその時代のものですが、最終的に1980年に閉鎖されて現存しません。 模型は西ドイツ時代のメルクリン製HO貨車です。 ですが、屋根のベンチレーターが右千鳥なので、推定1986年以降〜1989年以前(ドイツ統一以前)の時期と推定します☝️
鉄道模型です☝️ HO Marklin 2600円T. S
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Simon / Brasseire Simon ( Märklin / HO )
サイモン醸造所(Brasseie Simon)、当コレクション初の「ルクセンブルグ」のビール貨車です。 同国北西部、ベルギー国境に近いウィルツ(Wiltz)市に所在し、創業は1824年、皮なめし職人、ジョルジュ・ポーリー氏によって設立されました。同氏は後にキャサリン・サイモンと結婚しますが、後に醸造所を去り(離婚?)、サイモン家が醸造所を引き継いで今に至ります。現在は創業時から5代目に当たるそうです。 ピルスナーが名物の醸造所で、その他、デュンケルなど数種類のビールを発売しています。 模型は西ドイツ時代のメルクリン製、HOゲージのビール貨車です。 側面の左下、小さく「CFL」(Chemins de Fer Luxembourgeois=ルクセンブルグ国鉄)と、「GARE D'ATTACHE WILTZ」(ウィルツ駅常備)と記載があるのが芸が細かいですね。メルクリン社はこういうところまで手を抜かないので好きですw
鉄道模型です☝️ HO MarklinT. S
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Binding ( Märklin / HO )
Binding-Brauerei AG(バインディング醸造会社)は、フランクフルト・アム・マイン(ザクセンハウゼン地区)にある醸造所、ラーデルベルガーグループに属する醸造会社です。 創業は1870年、コンラッド・バインディング氏により設立され、その後現在の位置に移転しました。 ロゴは様式化されたワシで、これは地元フランクフルト・アム・マイン市の紋章の鷲をモチーフにしています。 ここは地元の醸造所を次々に統合して大きくなったので「バインディング」という名前だという解説も以前にあったのですが、それは後付け設定だったんですね☝️ この醸造所では、Binding、Henninger、Schöfferhofer Weizen、Clausthalerなどのブランドのビールが生産されており、先日に登録したKUTCHER ALTなんかもそのひとつです。 戦禍を乗り越えてフランクフルト最大の醸造会社に成長、2001年にはヘニンガー社をも吸収し、ドイツ最大の醸造企業グループとして業界トップの座に君臨していましたが、、、2022年、ラーデルベルガーグループは本醸造社の閉鎖を発表、2023年11月までに閉鎖されてしまうそうです。(生産されているビールは同グループの他の醸造所に引き継がれ存続) 模型は西ドイツ時代のメルクリンHOです。左千鳥 もともと4,000円で売られていたようですね。メルカリでお得に入手できました✌️ ペアのトラックもありますよ👍 ブレキナ社です
鉄道模型です☝️ HO Marklin 1,750円T. S
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KULMBACHER Reichelbräu #11 ( Fleischmann / HO )
ドイツのフライッシュマン社製HOゲージのビール貨車、クルムバッハ社のライヘルブロイ醸造所です。 この模型は戦前のドイツ帝国鉄道時代の木造の貨車を再現したもので、精密に木造の車体とスポーク式の車輪が、そしてスライドドアも開閉します。 細部まで再現されている近年の製品になので、デフォルトは最近のショートカプラーになっていますが、ちゃんと付属品でフライッシュマンのカギ型のカプラーも付属しているのが嬉しいですね☝️ こちらの醸造所、ドイツ南部バイエルン州のオーバーフランケン(アッパーフランコニア)地方に1895年設立されました。 所在地のオーバーフランケン地方は人口一人当たりのビール醸造量が世界一だそうです。 クルムバッハ・ビールのロゴは、中心に盾のような柄を挟み左右にスタンディング・ライオンが挟む、立派なロゴマークなのですが、この中心の盾は所在地のクルムバッハ市の紋章。ビールの商標に都市の紋章を表示する唯一のドイツの醸造所はここクルムバッハ醸造所のみだそうです。 これは1926年にクルムバッハ市議会によって承認されて以来のことでした。 1980年以降、Mönchshof(メンヒスホフ)醸造所と合併しています。青い車体の#1、#2などのクルムバッハのビール貨車が、その合併後の銘柄になります。
HO Fleischmann 2800円 メルカリT. S
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Patrizier Bräu #3 ( TRIX / HO )
Patrizier Bräu(パトリツィエ醸造所)、バイエルン州北部、アッパーフランケン地方の複数の醸造所が合併し1972年にニュールンベルグにて設立されましたが、22年後の1994年に当時の株主が経営整理を行い本ブランドの市場撤退を決定。 現在ではドイツの国内市場から姿を消してしまいました。(トゥハー社がブランド名だけを引き継ぎ、輸出用の商品にその名を冠しているそうです。) 模型はTRIX社製HOゲージ、西ドイツ時代の古い製品です。こ 中古でとてもお得価格でした。
HO TRIX 1,600円 メルカリT. S
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KUTCHER ALT - Binding ( Märklin / HO )
ドイツ、ヘッセン州の都市フランクフルトの醸造所、バインディング・ヘニンガー醸造会社(Binding-Brauerei/Henninger-Bräu)のアルト・ビール『Kutscher Alt』(クッチャー・アルト)のビール貨車です。 アルト・ビールとはデュッセルドルフで生まれた黒褐色の上面発酵ビールでホップは強め、度数は通常は4.5%前後、このクッチャーの場合はアルコール度数は4.8%だそうです。 バインディング社は1870年、コンラッド・バインディング氏によりフランクフルトにて創業、その後多くの近隣の醸造所を吸収しながら発展、戦禍を乗り越えて現在はフランクフルト最大の醸造会社です。 さらに2001年にはヘニンガー社をも吸収し、ドイツ最大の醸造企業グループとして業界トップの座に君臨しています。 模型はメルクリンのHO。Made in Western Germanyのドイツ統合前(1989年以前)の古いモデルです。 限定品のため中古の割には\2,800と少々お高めでした。
HO Marklin 2800円 メルカリT. S