TOYOTA 2000GT 1966 Speed trial

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TOYOTA 2000GT 1966 スピード・トライアル

1966年10月1日~10月4日
茨城県谷田部町(現・つくば市)の自動車高速試験場にて、国際記録樹立のためのスピード・トライアルに挑戦しています。
挑戦途中に台風の影響を受けましたが、当時の世界記録を達成しています。

世界記録達成車の、その後の消息は不明です。

スピード・トライアルのドライバーで、2000GTの開発に携わった細谷四方洋氏が監修したレプリカが、トヨタ博物館に展示されています。
レプリカのべースの車両は、アメリカのSCCAに参戦した3台の内、日本に戻ってきた個体です。

ミニカーのスポンサーロゴは、実車と違います。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=214&v=dxXYmfgsR2Y

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
記録
1966年10月1日から10月4日 (48時間よりも72時間平均タイムの方がいいです。)

6時間 210.42km/h
12時間 208.79km/h
24時間 206.23km/h
48時間 203.80km/h
72時間 206.02km/h → 排気量無差別での世界記録

1,000マイル 209.65km/h
2,000マイル 207.48km/h
5,000マイル 204.36km/h
10,000マイル 206.18km/h → 排気量無差別での世界記録


2,000km 209.45km/h
5,000km 206.29km/h
10,000km 203.97km/h
15,000km 206.04km/h → 排気量無差別での世界記録

上記の世界記録以外は、2000cc以下の、クラスでの世界記録。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
谷田部のテストコース

1964年建設のオーバルコース
1周 5.5km
直線 1.5km
バンクの最大角度 45度 

180km/hで走行すると、ハンドルを切らずに曲がれます。

現在は、茨城県東茨城郡城里町へ移転しています。

跡地の一部には、つくばエクスプレスの線路が横切っています。
つくばエクスプレス 研究学園駅の西南、つくば市役所のすぐ南の敷地です。

グーグルアースで、保存されている45度バンクの一部を確認できます。
日本の自動車業界の重要な史跡です。

https://www.google.co.jp/maps/@36.0741076,140.0787037,767m/data=!3m1!1e3?hl=ja

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    TWIN−MILL

    2018/08/05 - 編集済み

    トヨタ博物館のトライアルレプリカですが、当時モノはおっしゃる通り、行方不明ですが新造されたレプリカはアメリカに送ったSCCA用の3台の内の1台(確かシェルビー車)をベースに改造されたようです😅。

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      Shirubu

      2018/08/05

      アドバイス ありがとうございます!

      以下を書きましたが、信憑性が低いようです。
      ーーーーーーーーーーーーーーーーー
      世界記録達成車は、アメリカに送られ、1968年のSCCAクラスCシリーズのレースにキャロル・シェルビーのチームから参戦しています。その後、消息は不明です。
      ーーーーーーーーーーーーーーーーー

      SCCA用の3台のシャーシ・ナンバーと、所在は確認できるようです。
      タイムトライアル車とSCCA車は別の個体だと思います。
      説明を修正しました。

      今後もアドバイスを、お願いいたします。😄

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      TWIN−MILL

      2018/08/05

      Shirubuさん。スミマセン🙇‍♀️。
      当方の資料はトヨタ博物館の「館だより」に書かれた内容でした。。。私も読んだ時にマジか!って思って複雑な気分だったんですよね。う〜ん、今度行った時に副館長に会えたら聞いてみます😁。

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      Shirubu

      2018/08/05

      いいえ。
      なんでも指摘してください。
      レプリカは、SCCA車の改造で間違いはないと思います。
      WEB上で違った解釈の説明はありませんでした。
      自動車会社が出す情報が、公式な説明と思います。

      タイプが違う2000GTが一度に4台も見れる、さすがトヨタ博物館ですね。😄

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      TWIN−MILL

      2018/08/05 - 編集済み

      以前にこのトライアル車を見た時にレプリカにしては本物ぽさが本当凄かったです(随所、嘘ぽい所が無い)。その謎が数年後に上の書籍で判明した訳です。
      私としてはシェルビーさんも好きなので、そりゃマジか!本物を使ったレプリカだとぉ!!って複雑な気分でした。。でも前回りは変更してない所から、いずれシェルビー仕様に戻されるかもと今日改めて読んで少し思い直しました😁👍。
      ※出しゃばったコメント失礼しました🙇‍♀️。

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      Shirubu

      2018/08/05

      いいーな。😍

      レプリカでも、本物の開発者がつくったので、2号車と言っていいでしょうね。
      シェルビーさんも試し乗りしているはずですので、オリジナルに、負けない価値のある車だと思います。😄

      シェルビー仕様を変更するのも、もったいないですね。
      完璧なレプリカを作成するのであれば、市販車だとベース車両にはならないのでしょうね。

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    charlie0215

    2018/08/05

    細谷さんがドライブでしたっけ❓
    細かい音でも、不具合箇所をズバリ指摘する方の様でした。
    一時期は、複数台所有し完璧に近い保存方法だったようですよ。

    2000GTは、1980年代に新車を極秘で製作したみたいです。当時の職人が携わっていたみたいです。

    有難うございます。

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      Shirubu

      2018/08/05

      コメントありがとうございます!
      細谷さんを知らなかったのですが、調べてみると凄い方ですね。

      2000GTについて世界一詳しい方でしょうね。😄

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      charlie0215

      2018/08/05

      私の幼馴染、悪友の元上司です。
      ドライバーであり、技術者なので、
      2000GTの保管方法も、驚く様なものだった様です。
      創成期日本GPの記事には、若い頃の顔写真も出てくると思います。

      有難うございます。

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