Stutz Bearcat 1914

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スタッツ ベアキャット1911-1924

ベアキャットはハリー・C・スタッツが製作したレーシングカーの1号車を元にした市販車です。
実車には、ウィンドシールドも座席のドアもありません。座席の後の円筒は燃料タンクです。
レーシングカー仕様で販売されていました。

Stutz Bearcat 1914
【エンジン】6949cc 4気筒
【出力】45kW/60hp
【最高速度】80 mph/128 km/h
【加速】0-60 mph(96km/h) 29.2s
【サイズ】4189 x 1691 x 1670 mm /1230 kg
【生産台数】1000台ぐらい

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Stutz Motor Company
【設立】1911年
【倒産】1935年

ハリー・C・スタッツが最初に製作した車は、1911年のインディ500マイル・レースに参戦し11位で完走します。
ほぼ個人で作成した車が、トップカテゴリーのレースで、いきなり完走です。
手ごたえを掴んだことがきっかけで、自動車の量産を行う自動車会社『スタッツ』を設立します。
スタッツの車は、レースで活躍し、高級スポーツカーのブランドが確立されていました。
しかし、1929年の世界恐慌で、高級車の販売が低迷します。更に、1930年には、ハリー・C・スタッツが亡くなります。
会社は低迷を続け、1935年に破産します。

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