FERRARI 365 GTS4 (Dytona) 1971

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Ferrari 365 GTS

https://www.ferrari.com/ja-JP/auto/365-gts4 の解説

FERRARI 365 GTS4

365 GTB/4のコンヴァーティブル版は1969年のフランクフルト・ショーでデビューし、一般の人々からもメディアからも熱狂的に迎えられました。機構部分も動力性能もクーペと同じですが、そのスタイルは今日の目で見ても依然として際だったものです。

【歴史】
365 カリフォルニアの後継車であり、高価格であったにもかかわらず、販売面でもアメリカを中心に一定の成功を収めました。今日のアメリカではカリスマ的な存在となっています。365GTB/4が登場してほぼ1年後、スパイダー版の365GTS/4が1969年のフランクフルト・ショーで発表されています。ウェストラインから下は視覚的にはまったく同一で、折りたためるルーフとトランクリッドの形状が異なるだけです。スパイダーはとりわけアメリカ市場で非常に人気が高く、導入されると365GTB/4の販売台数のほぼ10%に相当する数を占めるようになりました。

これ以降、数多くのベルリネッタがルーフを切り取られ、スパイダーに姿を変えることになります。スパイダーへのコンバージョンは流行になり、1980年代終盤にピークを極めました。これは、スパイダーのオリジナルモデルの中古車価格が急騰したためです。ベルリネッタとスパイダーはともに1973年まで製造され、これまでのフェラーリの例からすると生産期間は長く、122台のスパイダーが作られています。

【エンジン】4390cc V12
【出力】259kW / 352 hp
【最高速度】280 km/h
【加速】非公開
【サイズ】4450 x 1740 x 1250 mm 
【燃費】非公開
【生産台数】122台

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