灰クロム柘榴石 (uvarovite) 八田鉱山 #0436

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クロム鉄鉱の表面に、鮮やかな緑色の皮膜状の灰クロム柘榴石が広がっています。

八田鉱山は、1927年(昭和2年)に発見された大鉱床をクロム王といわれた八田満次郎が事業化した日本でも有数のクロム鉱山です。1938年(昭和13年)~1940年(昭和15年)には全国のクロームの約6割を生産していたといわれています。軍需による最盛期の1942年(昭和17年)には従業員1,290人を数え、戦後も操業しましたが、1958年(昭和33年)に閉山しました。

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