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アンバー1.314ct
本琥珀。 産地は世界中にあり、特にロシアのカリーニングラード州のバルチックアンバー、ミャンマーのバーマイト、ドミニカ共和国のブルーアンバーが品質の良いものとして評価されます。 当該石はドミニカ共和国産ブルーアンバーで、長波紫外線で青く蛍光します。アンバーに必須といわれるインクルージョンが皆無の特に品質の良い品です。 ➡︎長波照射時の写真を追加しました。撮影は苦手です…。 ラベルに組成を記載しましたが、当該石にはあまり意味がありません。 鉱物名:アンバー 宝石名:アンバー 重量:1.314ct 産地:Dominican Republic 鑑別:ノーブルジェムグレーディングラボラトリー
宝石 大阪市中央区 2016年shm
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コンクパール0.675ct
通常真珠はよく知られているアコヤ真珠などの二枚貝から採取されますが、コンク真珠は巻貝であるコンク貝から採取されます。 コンク貝はカリブ海にのみ生息し、コンク真珠はこの地域の特産とされています。ドミニカ共和国の三大宝石(ラリマー、ブルーアンバー、コンク真珠)のひとつです。 2019年現在、コンク貝の生息数が減少していることが、ナショナルジオグラフィックのニュースに取り上げられていました。 著作権の関係から原文をそのままコピーして掲載することは差し控えさせていただきますが、ご興味がある方は、「コンク貝」「減少」などの検索ワードで探してみてください。Yahoo!ニュースの該当記事が検索されます。 さて、コンク真珠は通常の真珠と異なり虹色の"イリデッセンス"ではなく、"フレームパターン"と呼ばれる炎にも似た模様が入っています。当該石にもフレームが確認でき、鑑別書にもコメント記載があります。 ラベルの組成式は無理やり書いたもので、パールにはあまり意味がありません。 鉱物名:コンクパール 宝石名:コンクパール 重量:0.675ct 産地:Caribbean Sea 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2016年shm
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ペクトライト1.695ct
ラリマーになり損なった石。色が薄すぎるとのこと。日独宝石研究所のラリマー判定厳しいです。 ドミニカ共和国に産する「カリブ海三大宝石(他2種はブルーアンバー、コンク真珠)」のひとつにこの石が含まれます。 ➡︎中には光を透過する石があるようで、そういう宝石質のものは得てして高価です。 ラリマー判定に引っかからない理由が色の濃さだけならもうラリマーでいいじゃないと考え、開き直ってラベルにはラリマーとしていますが虚偽表示です…。正しくは"ブルーペクトライト"、または以下の通りです。 鉱物名:ペクトライト 宝石名:ペクトライト 組成:Ca2NaSi3O8(OH) 重量:1.695ct 産地:Dominican Republic 鑑別:日独宝石研究所
宝石 神戸市中央区 2017年shm