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ダットサン1200トラック
日産が嘗て販売していた小型ボンネットトラック、ダットサン1200トラックです。ダットサントラックとしては通算5代目に当たり、シングルキャブ仕様の再現となります。 1961年8月に登場したダットサン1200トラック(320型)は、ブルーバード風のフロントマスクと広い室内を特徴としていました。1200ccエンジンを搭載し、トラックでありながらトーションバー式の独立懸架サスペンションを採用していました。走行性能、乗り心地が向上し乗用車感覚で使用出来た点が魅力でした。バンとピックアップも設定され、そちらはファミリーカーとしても人気を博していました。 ミニカー化が珍しいダットサン1200トラックですが、ブルーバード風のフロントマスクを的確に再現しており、トラックながら乗用車ライクな実車の雰囲気が強く感じられます。ボディカラー及びホイールがホワイトで統一されシンプルな印象ですが、どこかお洒落な雰囲気も見られます。リヤのアオリ部分のステッカー類も細かく再現され、非常に味わい深い印象を受けます。戦後の日本経済を支えた小型ボンネットトラックを小スケールでここまでリアルに再現するのは、流石トミーテックだと感じられます。尚、脱着式の幌が付属しています。
1/64 トミーテック 1000円 お宝買取団Ratteboss
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日産ダットサントラック620 精肉店仕様
7代目ダットサントラック620型の精肉店仕様です。1975年式の再現になります。 7代目ダットサントラックは1972年2月に発売され、北米市場を意識した抑揚のあるスタイリングを特徴としていました。ショート及びロングの2種のホイールベースのシングルキャブトラック、6人乗りのダブルピックアップがラインナップされていました。従来からの性能や信頼性に加え、充実した装備や抑揚あるスタイリングにより620型ダットサントラックは北米市場で大ヒットとなっています。商用ユースのみならず、カスタムベースとしても注目を集めていました。 今回はボディ後半を冷蔵可能な箱型とした独特のスタイルで製品化されており、ホイールベースがロング仕様となっている点が特徴です。コルゲート仕上げの側板もリアルに再現されており、最大積載量750kgとされています。勿論フロントマスクやホイールなども実車に忠実に再現されており、抑揚あるスタイリングも相まって商用車ながらスポーティな雰囲気が感じられます。620型ダットサントラックのミニカーは様々なブランドで製品化されていますが、ボディ後半が箱型になっているモデルは珍しく、新鮮な印象を受けます。
1/43 スパーク 2299円 書店Ratteboss
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トヨタパブリカピックアップ KP39P 塗料店仕様
1984年式となる2代目トヨタパブリカピックアップで、塗料店仕様の再現となります。 2代目パブリカシリーズは1969年に登場、後継となるパブリカ・スターレット(後のスターレット)登場までトヨタ車におけるボトムラインを支えていました。乗用モデルやバンは1978年に生産終了しましたが、ピックアップは幾度かの改良を重ねながら1987年迄生産(販売は1988年迄)されるロングセラー車となりました。ライバルは日産のサニートラックですが、人気・知名度の点でサニートラックに及ばず、モデル末期は古さが顕著になった事もあり販売面で大きく差をつけられてしまった様です。 その様な背景もあってかサニトラに比べてスケールモデル化には恵まれず、今回のシリーズで2代目パブリカピックアップ初のミニカー化となりました。ベージュのボディがいかにも昭和らしく非常にレトロな雰囲気を醸し出しています。精巧に再現されたフロントマスクやホイール等も実に良い味を出していると思います。荷台には様々な種類の塗料が目一杯積載されており、塗料缶が実にリアルです。リアウィンドウを塞ぐ程に塗料缶が積まれているのも、ミニカーならではのユニークさが感じられます。因みに、ボディサイドに書かれた名前の「高岡塗料店」ですが、パブリカピックアップをつくっていた「トヨタ高岡工場」から取った架空の工場という設定との事です。 渋めの車種が沢山リリースされている懐かしの商用車コレクションですが、このパブリカピックアップはシリーズ屈指の渋さを醸し出していると感じられます。ミニカーのモデルは一応80年代の年式になりますが、70年代っぽいレトロさが強く感じられその点もまた魅力的に映ります。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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ダットサンサニートラック(B120)
日産の小型ボンネットトラック、サニートラックの2代目モデルです。1975年式の再現となります。 HYPER HAULERSアソートの内の一台であり、ホットウィールのサニトラでは日本ヒストリックス3以来となる2つ目のバリエーションになります。フェンダーの張り出しにハコスカのレーシング仕様を思わせるカラーリングがいかにも速そうな雰囲気を醸し出しています。YOKOHAMAタイヤのロゴ、「ホットホイール」の文字が印刷されているのが実に味わい深いです。 荷台には画材と思われる物が積載されていますが、他にも細かなパーツ等色々載せて楽しめそうです。和製ピックアップならではの魅力を存分に感じさせてくれる、日本の旧車ファンにとっても魅力的なミニカーであると思います。ハンドル位置は右側です。
マテル 615円 ドン・キホーテ 日産Ratteboss
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トヨタハイラックス 灯油配達仕様
3代目トヨタハイラックスの灯油配達仕様(1978年式)です。 ミニカーは標準ボディのデラックスグレードで再現され、鮮やかなミディアムブルーのボディカラーを纏っています。実車の「日本生まれのアメリカ育ち」のキャッチフレーズに違わず、アメ車の様な大らかでワイルドな雰囲気が感じられます。各部に再現された文字が実に味わい深いです。荷台に積載されているレトロな灯油タンク及びポリタンクがとても魅力的です。 ボンネットトラックベースの働く車が遠い過去の存在になってしまった現代においてノスタルジック感満点の題材であり、キャブオーバートラックと並んでボンネットトラックが街で活躍していた時代を偲ばせる味わい深いミニカーであると思います。
1/43 スパーク 1998円 書店Ratteboss
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日産サニートラック
日産サニートラック(B120)の後期型です。 リヤゲートのエンブレム類やテールランプの塗り分け等細かく再現されております。フェンダーミラーまで再現されているのが特徴的です。 タイヤが回転するので手転がしで遊ぶ事も可能です。更に、リアゲートの開閉アクションまで備わっています。
トイズキャビン 日産 小型ボンネットトラックRatteboss