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トヨタセンチュリー
トヨタが生産・販売する国産車唯一のショーファーカー、3代目センチュリーです。KYOSHO 64 コレクションシリーズの内の一台であり、オンライン限定仕様のシルバーになります。 シルバーというよりゴールドにも近い印象ですが、センチュリーならではの威厳が強く感じられます。勿論京商製らしく細部の仕上がりがかなりリアルになっています。
1/64 京商 1650円 駿河屋Ratteboss
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日産セドリック
日産の高級サルーン、セドリックの10代目です。セドリックとしては最後のモデルとなります。日本車を題材とした京商の1/43ミニカー、Jコレクションシリーズの一台となります。 1999年に登場した10代目セドリックは、先代までのブロアムシリーズのノーブルさをセドリックの個性とするモデルに特化したのが特徴です。グロリアが従来のグランツーリスモ路線を踏襲しスポーティ路線となった事対称的なキャラクターとなっています。また、無段変速機「エクストロイドCVT」の搭載等メカニズム面でも大いに注目されました。最後のセドリックにして最後の4ドアハードトップであったこの10代目は2004年まで生産され、その後後継車の「フーガ」にバトンタッチされています。 ミニカーは京商製らしく細部まで非常に丁寧に再現されています。最終型セドリックのノーブルな雰囲気が強く感じられ、ホワイトのボディカラーも上品な印象を高めています。改めて実車のクオリティの高さが感じられ、グロリア共々魅力あるブランドの消滅が惜しまれる所です。
1/43 京商 1650円 OFFHOUSERatteboss
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マツダアテンザ
マツダのフラッグシップモデル、アテンザの2代目モデルです。2008年式の4ドアセダンを再現しています。 2008年1月に登場した2代目アテンザは、初代同様、4ドアセダン・5ドアハッチバック(スポーツ)・ステーションワゴン(スポーツワゴン)の3タイプがラインナップされていました。アテンザより上のクラスにセダンが無くなった関係で、この世代より名実共マツダのフラッグシップとなり、搭載エンジンも2ℓ及び2.5ℓのガソリンエンジンとなり若干上級移行しています。この世代では、スポーツ志向の強かった初代モデルに比べると高級感が付加された印象です。特に、初代では存在感が薄く2代目で廃止の噂もあった4ドアセダンに力が入れられ、マツダのフラッグシップに相応しいモデルとなるべく多くの面でアップデートが図られています。 このミニカーではセダンの2.5ℓ車がモデルの様ですが、ホイールデザインの影響かスタイリングはどちらかというとスポーティな印象です。とはいえ、実車同様マツダのフラッグシップモデルらしい堂々とした佇まいは感じられ魅力的に映ります。クリアパーツで再現されたテールランプの塗り分けもキッチリしており好印象です。
1/43 イクソ 1650円 HARDOFFRatteboss
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いすゞジェミニ C/C
いすゞの小型車である2代目ジェミニの4ドアセダン、C/Cです。後期型での再現になります。 1985年に登場した2代目ジェミニは、「街の遊撃手」をキャッチコピーとしたインパクト溢れるCMが話題を呼び、月間販売台数でトヨタ・カローラを抜く事もあった程、いすゞ乗用車としては空前のヒット作になりました。1989年2月には2度目のマイナーチェンジが行われ、ターンシグナルレンズの位置がフェンダー部分に変更され、セダンのみリアのナンバープレートの位置がトランクリッド部からバンパー中央部分に移動されています。 今回再現されているグレードC/Cはジェミニの量販グレードであり、落ち着いたホワイトのカラーリングやブラックのドアミラー及びドアハンドルがいかにも当時の量販グレードらしさを感じさせます。ハンドリングバイロータスやイルムシャー等、車好きの琴線に触れる様な通好みなグレードのイメージが強いジェミニですが、このC/Cグレードのミニカーを見ると、ジェミニが本来カローラやサニー等のライバルである実用的な小型大衆セダンである事を改めて認識させられます。派手さは無いものの実直に作られた真面目な実用セダンとしての魅力が感じられます。
1/64 トミーテック 1650円 リサイクルショップRatteboss
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日産グロリア 2000カスタムDX(73年式)
日産の高級セダン、グロリアの4代目230型です。4ドアセダンの後期型2000カスタムDXの再現になります。 4代目グロリアは1971年2月に登場、この代よりセドリックと基本構造を統一した兄弟車となりました。ボディバリエーションは当初4ドアセダンと2ドアハードトップの2種でしたが、後に4ドアハードトップも追加されています。端正なスタイリングが特徴であり、当時斬新すぎるスタイリングが仇となり苦戦していたライバルのトヨタ・クラウンをセドリックと共に初めて販売で打ち負かしたモデルとしても有名になりました。高級車らしい堂々とした雰囲気ながら、ボディサイズは5ナンバー枠に収まっています。 ミニカーでも実車のいかにも高級セダンらしいスタイリングが忠実に再現され、金色のボディカラーが魅力的です。内装のカラーも、インパネやシート、フロアがしっかり塗り分けられ力の入り具合がうかがえます。トミカリミテッドヴィンテージシリーズでは9代目Y32型までほとんどの世代が製品化されているグロリアですが、本当に細部までこだわった魅力的なモデルであると思います。
1/64 トミーテック 1650円 OFFHOUSERatteboss