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ダットサン1200トラック
日産が嘗て販売していた小型ボンネットトラック、ダットサン1200トラックです。ダットサントラックとしては通算5代目に当たり、シングルキャブ仕様の再現となります。 1961年8月に登場したダットサン1200トラック(320型)は、ブルーバード風のフロントマスクと広い室内を特徴としていました。1200ccエンジンを搭載し、トラックでありながらトーションバー式の独立懸架サスペンションを採用していました。走行性能、乗り心地が向上し乗用車感覚で使用出来た点が魅力でした。バンとピックアップも設定され、そちらはファミリーカーとしても人気を博していました。 ミニカー化が珍しいダットサン1200トラックですが、ブルーバード風のフロントマスクを的確に再現しており、トラックながら乗用車ライクな実車の雰囲気が強く感じられます。ボディカラー及びホイールがホワイトで統一されシンプルな印象ですが、どこかお洒落な雰囲気も見られます。リヤのアオリ部分のステッカー類も細かく再現され、非常に味わい深い印象を受けます。戦後の日本経済を支えた小型ボンネットトラックを小スケールでここまでリアルに再現するのは、流石トミーテックだと感じられます。尚、脱着式の幌が付属しています。
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日産ローレル
日産が嘗てラインナップしていたハイオーナーカー、ローレルの初代モデルです。 初代ローレルは1968年4月、ライトバン等の商用車を一切設定しない日本初のハイオーナーカーとして誕生しました。510ブルーバードと共通のイメージがあるスタイリングながら、車格はブルーバードと兄貴分のセドリックの中間に位置していました。尚、エンジンは1.8ℓ及び2ℓの2種をラインナップしていました。ライバルは後に登場するトヨタ・マークIIであり、当初は4ドアセダンのみの設定であったもののマークIIに対抗し2ドアハードトップが追加されています。 ミニカーでもブルーバードの兄貴分らしい実車のスタイリングが忠実に再現され、落ち着いたシルバーのボディカラーも相まって高級セダンらしい佇まいが感じられます。ホイールデザインも実に高級感溢れる印象です。
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トヨペットコロナ 1500デラックス
トヨタのミドルクラスセダン、トヨペットコロナの3代目モデルです。 3代目トヨペットコロナは1964年9月、海外市場でも通用する高性能、高品質を目指したモデルとして登場しました。「アローライン」と呼ばれた傾斜したフロントノーズのデザインが特徴で、エンジンは70psを発生する1.5ℓエンジンが搭載されていました。高速性能と耐久性をアピールし先代との違いが強調された事から人気が高まり、ダットサンブルーバードとの熾烈な「BC戦争」において販売面で優勢となりました。1968年に1クラス下のカローラに抜かれるまで、国内販売台数1位の座を盤石のものとしていました。尚、ボディバリエーションは基本の4ドアセダンの他、2/4ドアバン、シングル/ダブルピックアップ、後に追加された2ドアハードトップに5ドアセダンと実に多彩でした。但し、5ドアセダンに関しては不人気で少数販売に留まりました。 モデル化の珍しい3代目コロナ4ドアセダンですが、シンプルで落ち着いたデザインにゴールドのボディカラーの組み合わせが魅力的に映ります。アローラインと呼ばれたフロントノーズも忠実に再現されており、グリルに小さく「TOYOPET」の文字が書かれている点もポイントと言えます。ライバルのブルーバードを販売面で追い抜き、国内販売台数1位になったのも頷ける魅力的なスタイリングである事が改めて感じられます。本当に真面目に作り込まれた魅力あるセダンといった印象です。
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トヨタカローラ1100 2ドアセダン
トヨタを代表する大衆車、カローラの初代モデルです。1100ccの2ドアセダンを再現しています。 初代カローラは800cc級のパブリカと1500cc級のコロナの中間を埋めるモデルとして1966年11月に発売されました。当時の大衆車が軒並み排気量1000ccであったのに対し、カローラは1100ccのエンジンを搭載し「プラス100ccの余裕」をキャッチコピーが採用されてライバルに対しての余裕がアピールされました。装備と価格のバランスが良く、そこそこの高級感もあった事からライバルの日産サニー(初代)を凌駕し意図した通りの商業的成功を収めました。1969年には車名別年間販売台数で首位を獲得し、その記録は2001年までの33年間に渡り続く事となりました。カローラがベストセラーカーとして認知されるきっかけとなったモデルと言えます。因みに、当初は2ドアセダンのみの設定でしたが登場翌年の1967年には4ドアセダンとバンが追加されています。 カローラの原点であった2ドアセダンモデルのミニカーですが、コンパクトな車体ながらゆとりのある室内空間を有していた事がうかがえます。2ドアとはいえ実用性をしっかり追求した雰囲気があり、当初から4ドアセダンの追加を前提に設計されていた事がよく分かる雰囲気です。赤いボディカラーがお洒落で魅力的に映ります。
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マツダファミリアバン デラックス
マツダの小型車、ファミリアの初代モデルです。3ドアライトバンの上級グレードであるデラックスを再現しています。 ファミリアはマツダを代表する小型車のブランドでしたが、1963年に誕生した初代モデルは市場調査の結果、商用車であるライトバンの開発が優先されていました。まずライトバンが発売された後に、ステーションワゴン、セダン、クーペが順次発売される形となっていました。ライトバンのエンジンはキャロル用エンジンの排気量を拡大した水冷直列4気筒OHV782ccで、最高出力42psでした。スタイリングはベルトーネが担当しており、個性的で美しいイタリアンデザインが特徴であり、商業的に成功を修めています。乗員5名、後部シートを倒した時の積載量は400kgであり実用性も充分でした。当時の他のライトバンと比較し、貨客兼用というよりも乗用に近いと評されていました。 ミニカー化自体珍しい初代ファミリアバンですが、小スケールながら実車の美しいスタイリングが忠実に再現されており魅力的です。ホワイトリボンタイヤもしっかり再現されています。上品な空色のボディカラーもよく似合っていると思います。人も荷物もしっかり載せられるキャビンがリアルに再現されており、美しいデザインと相まって、ライトバンながら乗用車の雰囲気が強く感じられます。
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おとなの週刊現代 まるごと一冊、志村けん(完全保存版)
いまも愛される志村けんさんが教えてくれたこと 2020年3月に新型コロナウイルスへの感染により逝去された稀代のコメディアン、志村けんさんについての特集となっています。
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トヨタランドクルーザーBJ70
トヨタランドクルーザーBJ70のチョロQです。 クリーム色のボディにトラ縞模様が入っており、サファリパークを思わせる様なスタイルになっています。コインホルダー部にはスペアタイヤが付いています。サンルーフの開閉が可能となっています。
タカラ(現タカラトミー) 1000円 ヤフオク HG-016Ratteboss
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スバルレガシィB4
レガシィとしては通算4代目、B4のサブネームを得てからは2代目となるセダンモデルのミニカーです。2003年式を再現しています。 実車はレガシィ史上初の3ナンバーサイズとなりましたがさほど肥大化した印象は無く、伸びやかでスポーティなデザインが特徴でした。スバル伝統とも言えるサッシュレスドアも引き続き採用されていました。ミニカーではNAモデルの再現となっており、実車の伸びやかで格好良いスタイリングが忠実に再現されています。リアワイパーもしっかり備わっています。 現在レガシィB4は日本でブランド廃止となりましたが、この世代のモデルはツーリングワゴン同様高い人気を誇っており、ミニカー人気も高かったのではと思います。 ミドルサイズのスポーティセダンが少なくなった昨今、とても貴重な存在で格好良く思える車種ですが、このミニカーも全体的に仕上がり良く魅力的な存在と思えます。
1/43 イクソ 1000円 BOOK OFFRatteboss