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マツダアテンザ
マツダのフラッグシップモデル、アテンザの2代目モデルです。2008年式の4ドアセダンを再現しています。 2008年1月に登場した2代目アテンザは、初代同様、4ドアセダン・5ドアハッチバック(スポーツ)・ステーションワゴン(スポーツワゴン)の3タイプがラインナップされていました。アテンザより上のクラスにセダンが無くなった関係で、この世代より名実共マツダのフラッグシップとなり、搭載エンジンも2ℓ及び2.5ℓのガソリンエンジンとなり若干上級移行しています。この世代では、スポーツ志向の強かった初代モデルに比べると高級感が付加された印象です。特に、初代では存在感が薄く2代目で廃止の噂もあった4ドアセダンに力が入れられ、マツダのフラッグシップに相応しいモデルとなるべく多くの面でアップデートが図られています。 このミニカーではセダンの2.5ℓ車がモデルの様ですが、ホイールデザインの影響かスタイリングはどちらかというとスポーティな印象です。とはいえ、実車同様マツダのフラッグシップモデルらしい堂々とした佇まいは感じられ魅力的に映ります。クリアパーツで再現されたテールランプの塗り分けもキッチリしており好印象です。
1/43 イクソ 1650円 HARDOFFRatteboss
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トヨタカローラランクス
トヨタ9代目カローラの5ドアハッチバックモデル、カローラランクスです。2001年式の再現になります。 ニュー・センチュリー・バリューのキャッチコピーの元誕生した9代目カローラシリーズの第3のモデルとして2001年に登場したカローラランクスは、カローラとしては7代目まで存在していたカローラFX以来のハッチバックモデルとなります。エンジンは1.5ℓ及びスポーツツインカムを含む2種の1.8ℓエンジンをラインナップしていました。カローラとしてはコンパクトでキビキビ走れるモデルとして人気を博し、スポーツツインカム仕様はエアロパーツにスポーティな走りを特徴としホットハッチとしてのキャラクターを確立していました。後期では、それまでカローラセダン/フィールダーと共通であったフロントマスクがランクス専用デザインに改められています。因みに、ネッツ店向けに兄弟車のアレックスも存在していました。 ミニカーではZグレードが再現され、実用的ながら程よくスポーティな実車のキャラクターがしっかり感じられます。シルバーのボディカラーにベージュの内装の組み合わせが上質な印象です。インパネやダッシュボード、シフトレバー等内装が細かく色分けされている点も好印象です。 実車のデビューからはもう20年以上経ちますが今だに古さを感じさせないスタイリングであり、事実上の後継である現在のカローラスポーツと比較しても負けない魅力があると思います。現在ではこの様なCセグメントのハッチバック車はサイズが大型化し軒並み3ナンバー車となりましたが、ランクスは5ナンバー車ならではの取り回しの良さと実用性の高さ、上質さとスポーティさが兼ね備えられており魅力的なコンセプトであった事が改めて感じられます。
1/43 イクソ 1480円 リサイクルショップRatteboss
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三菱パジェロ
三菱を代表する名車の一つであるクロスカントリー4WD、パジェロの初代モデルです。最初期モデルである1982年式の再現になります。 パジェロは1982年5月、ボンネットトラックである同社のフォルテ4WDのフレームをベースとしたマルチパーパスなオフロード車として発売されました。当初は4ナンバーの貨物車登録のモデルのみでしたが、翌1983年3月には5ナンバーの乗用登録モデル(メタルトップワゴン)が追加されました。更に同年7月には、ホイールベースとボディの延長と共にハイルーフ化された5ドア車も登場しバリエーションが充実しています。以後は徐々に乗用車主体のラインナップとなっています。特にロングのエステートワゴンは3列シート7人乗りとなっている事から、ハイルーフボディと相まって1BOXワゴンの様に使えるモデルとして人気を博しました。同社のデリカスターワゴンと共に三菱のRVラインナップにおける主軸モデルとなっています。 尚この世代のパジェロでは、パリ-ダカール・ラリーへの挑戦も始まり、1983年には市販車無改造部門でのデビューウィンを果たしています。その翌年以降も、改造車部門及び総合部門での優勝を目指して参戦し、実績を上げています。この事から、「パジェロ=パリダカ」のイメージが定着しています。 ミニカーでは最初期の1982年式、貨物車登録であるメタルトップバンの再現になりますがRVテイストに溢れ貨物車らしさは殆ど感じさせません。フロントグリル内の「MMC」マークが時代を感じさせます。80年代らしい直線基調のボディスタイルに、落ち着いた紺のカラーリングがよく似合っています。大径タイヤやマッドフラップが力強さを感じさせます。本当に初代パジェロのミニカーとしては決定版と言っても良い位の魅力的な仕上がりになっていると思います。
1/43 イクソ 550円 OFFHOUSERatteboss
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いすゞジェミニ
2代目いすゞジェミニ、4ドアセダンの後期型です。1987年式となっています。 2代目ジェミニは1985年に登場、4ドアセダンと3ドアハッチバックの2タイプが設定されていました。当初は初代(FRモデル)も併売されていた為、正式名称は「FFジェミニ」でした。1987年のマイナーチェンジで吊り目のヘッドライトが採用され、車名も単なる「ジェミニ」となりました。いすゞ乗用車としてはかなりのヒット作になりました。 このミニカーでは上級グレードの再現となっている様で、アルミホイールやリアスポイラーが装着されスポーティな雰囲気に仕上がっています。紺色のボディカラーもこの車によく似合っており素敵だと思います。ただ1つ気になるのは年式で、私の認識ではこの2代目ジェミニ後期型の実車は確か1989年の発売だったはず、と思いました。1987年式だと、実車の年式に則るなら中期型の再現(ウィンカーやテールランプ、リアのナンバープレートの位置等が異なっている)が正しいのでは?という気がしてしまいます。まあミニカーに対して完璧を求め過ぎるのも良くないかもしれませんが。 年式の点以外については、本当に良く出来たミニカーであると思います。いすゞが乗用車の生産から撤退して久しいですが、いすゞ乗用車のファンには堪らないモデルではないかという気がします。
1/43 イクソ 300円 リサイクルショップRatteboss
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スバルレガシィB4
レガシィとしては通算4代目、B4のサブネームを得てからは2代目となるセダンモデルのミニカーです。2003年式を再現しています。 実車はレガシィ史上初の3ナンバーサイズとなりましたがさほど肥大化した印象は無く、伸びやかでスポーティなデザインが特徴でした。スバル伝統とも言えるサッシュレスドアも引き続き採用されていました。ミニカーではNAモデルの再現となっており、実車の伸びやかで格好良いスタイリングが忠実に再現されています。リアワイパーもしっかり備わっています。 現在レガシィB4は日本でブランド廃止となりましたが、この世代のモデルはツーリングワゴン同様高い人気を誇っており、ミニカー人気も高かったのではと思います。 ミドルサイズのスポーティセダンが少なくなった昨今、とても貴重な存在で格好良く思える車種ですが、このミニカーも全体的に仕上がり良く魅力的な存在と思えます。
1/43 イクソ 1000円 BOOK OFFRatteboss