三菱ランサーエボリューションⅣ

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三菱のスポーツセダン、ランサーエボリューションⅣです。スポーツカーヒストリーコレクションの内の一台になります。

ランサーエボリューションⅣは、1995年に5代目へモデルチェンジされたランサーをベースとし、第二世代のランエボとして1996年に発売されました。左右の後輪への駆動力を変化させ、旋回性を向上させるアクティブ・ヨー・コントロール(AYC)がGSRに搭載された事が最大の特徴です。これにより、エボⅢに比べ旋回性能が大幅に向上しています。エンジンは当時の自主規制いっぱいの280psとなっています。また、前後の揚力バランスを見直しリアウイングを小型に設計している点が外観上のポイントと言えます。ランエボとしては最後の5ナンバーモデルであり、センセーショナルな形が人気を呼び歴代のランエボでは最も生産台数の多いモデルとなっています。

このトミカでは落ち着いたシルバーのボディカラーを纏い、端正なスポーツセダンのスタイリングによく似合っています。ヘッドライトはクリアパーツで再現され、ウィンカーがきちんと塗り分けされているのが魅力的です。ランエボらしくボリューム感のあるモデルに仕上がっていると思います。スポーツカーヒストリーコレクションにおいて、長年のライバル関係にあるインプレッサWRXとランエボ、それも実車の年式が近い2台が揃ってラインナップされているのが本当に魅力的であると思います。

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