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1/80(?) さんけい となりのトトロ 「お引越し」
1/80(?)スケール、さんけい製のとなりのトトロ 「お引越し」です。 モデルはスタジオジブリの劇場アニメ『となりのトトロ』の冒頭シーンに登場するオート三輪です。劇中ではお引越しの荷物をたくさん積んで走る姿が印象的です。 模型はさんけい社製のペーパーキットです。同社の製品は、非常に高い精度でレーザーカットされた部品で構成されています。またパーツごとに色分けされているので、塗分けをしなくても完成度の高い模型を制作することができます。 こちらの「スタジオジブリmini」シリーズは、印象的なジブリ作品の各場面を切り取ったようなヴィネット(ジオラマ)になっており、小さい箱の中に必要な部品がすべて入っているうえ、その箱も完成後は展示用の台座になります。 今回は1/80スケールの鉄道模型のとなりに置いても違和感のないような仕上がりを目指して製作しました。 先述の通り、説明書の指示通りに組んでも完成度の高いものを作ることはできますが、特に車体はどうしても素材が「紙」であることが分かってしまいます。 そこで、同色になる部分をある程度組み立ててからサーフェイサーとパテで下地を整え、車体色も映画を参考に調色して塗装しています。また、車体のルーフは目の粗いティッシュペーパーを使用してキャンバス地のような風合いを表現しました。 お引越しの重要なアイテムである家財道具は、それぞれ組み立てた後に塗装しました。 ところが製作を進めていくうちに劇中と異なる部分も出てきました。一番目立つ「お布団」は、キットでは大きな箱で再現されていました。そこで、こちらは目の細かいティッシュを重ねて水で溶いた木工ボンドで形を作り、塗装で仕上げました。そのほかバケツやほうきの自作など、できる限り劇中の仕様に合わせて製作しました。 最後に家財道具たちを載せた後、劇中のシーンを参考に紐を掛けています。この部分はキットで再現されていませんので、車体側には0.3mmの真鍮線でフックを追加し、紐はミシン用の色が近い糸を使用して再現しました。 完成してみるととても小さい模型ですが、情報量が多いのでいろいろな角度から見ると楽しい作品にできたのではないかと思います。 目標としていた「鉄道模型のとなりに置いても違和感のない仕上がり」にできたかは疑問が残りましたが、案外遠目から見ると「紙っぽさ」は薄めることができました。 #1/80(?) #ジブリ #となりのトトロ #オート三輪 #さんけい #みにちゅあーと
模型・フィギュア 1/80(?) さんけいOER5200
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1/72 アオシマ 航空自衛隊 パトリオット PAC-3 発射機
1/72スケール、アオシマ製の航空自衛隊 パトリオット PAC-3 発射機です。 実機は航空自衛隊が装備している地対空ミサイルシステムです。このシステムはミサイル発射機をはじめ、射撃管制・レーダー・情報処理装置・発電装置などがすべてトラックまたはトレーラーを用いた移動式を採用しています。そのため陸上自衛隊のような地上部隊を連想しますが、わが国では弾道ミサイルなどを迎撃する最後の砦として航空自衛隊の高射部隊にのみ配備されています。 模型はアオシマ製です。同社からは特大型セミトレーラーが発売されており、こちらはそのバリエーションキットの一つです。1/72スケールではあるものの部品点数は比較的多く、その分ストレートに組み立てても十分な情報量があります。そして各部品の塗り分けがしやすいようパーツ分割が工夫されており、完成後でも走行時/展開時を選べるようになっていますので、ギミックも楽しいキットになっています。 今回は説明書通りに組み立て、塗装は実物の写真を参考に調色した塗料で塗っています。 #1/72 #アオシマ #プラモデル #航空自衛隊
プラモデル 1/72 アオシマOER5200
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1/76 フジミ 陸上自衛隊 74式戦車 71戦-3 士魂部隊仕様
1/76スケール、フジミ製の陸上自衛隊 74式戦車 71戦-3 士魂部隊仕様です。 実車は1974年から運用が開始された陸上自衛隊の主力戦車です。 国産初の主力戦車である61式戦車に続き、2代目として日本全国の駐屯地へ配備されました。 現在では後継の90式戦車や10式戦車への置き換えが進み、完全に退役する日も近づきつつあります。 模型はフジミ製です。近年同社からは1/72スケールで陸上自衛隊のプラモデルが製品化されていますが、この製品は1/76スケールですので、1/72スケールのモデルと比べると少し小さく感じます。 フジミ模型のAFV製品としては昔からある製品のようで、パッケージやデカール、一部部品の変更・追加を経て、現在でも気軽に入手できるプラモデルです。 普段は1/76スケールのモデルを積極的に作ることはありませんが、たまたまリサイクルショップで安価に販売されていましたので、購入・組み立てをしてみました。 キット自体は程よいディテールで、大変組み立てやすい印象でした。また、樹脂製のベルト式履帯が苦手な私にとっては、プラスチック製の分割式はとてもありがたかったです。 今回は説明書の指示通りに組み立て、積載した状態にしたかったため、アンテナ線のみ自作・左右連動仕様にしました。 #1/76スケール #陸上自衛隊 #戦車 #AFV #プラモデル
プラモデル 1/76 フジミOER5200
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1/80 カツミ 小田急 3000形 SE車
1/80スケール、カツミ製の小田急3000形(SE車)です。 実車は1957年に登場した小田急電鉄の「初代」ロマンスカーです。 この車両は新幹線開発の礎となり、1957年当時の狭軌鉄道においての世界最高速度である145km/hを記録し、同車のために鉄道友の会がブルーリボン賞を創設するなど、数々の伝説を打ち立てました。 現在ではロマンスカーミュージアムにて、その勇姿を間近で観ることができます。 そして本車の設計において中心的な存在であった三木忠直氏は、かつて帝國海軍で双発爆撃機の「銀河」や特別攻撃機の「桜花」を設計されていました。 終戦後は海軍で培った技術を平和利用に最も近い交通機関である鉄道へと注ぎ、電車特急の発展に貢献されました。 模型は老舗の鉄道模型メーカーであるカツミ製品です。 同社のSE車は何度か販売されていたようですが、この製品は約20年前に小田急電鉄ブランドで販売されました。 #1/80 #HOゲージ #16番 #鉄道模型 #小田急 #ロマンスカー
鉄道模型 HOゲージ 1/80 カツミOER5200
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1/72 『週刊 永遠のゼロ戦プラモデル』 零式艦上戦闘機 三二型
1/72スケール、ファインモールド製の 『週刊 永遠のゼロ戦プラモデル』 零式艦上戦闘機 三二型です。 零式艦上戦闘機は、大日本帝国海軍の主力戦闘機として大東亜戦争の全期間において活躍しました。 この戦闘機はたびたび「日本人なら誰でも知っている」と形容されるほどに有名な機体であり、スタジオジブリ作品の『風立ちぬ』では設計主務者である堀越二郎技師が主人公として描かれています。 しかしながら「零戦」と一口に言っても、本機は活躍した期間が長いこともあって様々な改良型(派生型)が存在します。今回の三二型も派生型のひとつで、二一型は翼端が折りたたみ式であったのに対してこちらは翼端部50㎝がバッサリカットされています。 模型は『週刊 永遠のゼロ戦プラモデル』に収録されているプラモデルです。こちらの書籍は各号ごとにランナーパーツやデカールが同梱されており、それを組み立てていく仕様になっています。組み立て説明書は各号ごとに一部は写真付きで書籍部分に収録されており、組み立てる際の注意点などを確認することができます。 製品自体はファインモールド製のモデルで、精密さと組みやすさを両立させています。 今回は説明書の仕様通りに組み立てています。 航空機のプラモデルは今までほとんど組み立てたことが無くすべてが手探りな状態でしたので、無理な冒険はせず、コツコツ組み立てを進めるようにしました。欲を出してアンテナ線を追加しましたが、ピシッと張れるまで何度も何度も貼り直したのはいい思い出です。 #1/72 #プラモデル #ゼロ戦 #零式艦上戦闘機 #ファインモールド
プラモデル 1/72 ファインモールドOER5200
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1/87 マテル Bone Shaker (ブルー)
1/87スケール、マテル製のBone Shaker (ブルー)です。 ホットウィールの車種の中でも人気のある車のようで、1/87スケールでもラインナップされています。 奇抜なデザインは小さいスケールながら迫力があり、メッキ仕様の部品は目を惹きます。 1/87スケールのホットウィールは主要な商品ラインナップから外れてしまっているせいか、見つかりにくくなってしまっているように感じます。 いつの日か、大々的に復活してほしいものです。 #1/87スケール #ミニカー #マテル #ホットウィール
ミニカー 1/87 マテルOER5200
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1/87 マテル ホットウィール Bone Shaker (ブラック)
1/87スケール、マテル製のBone Shaker (ブラック)です。 ホットウィールの車種の中でも人気のある車のようで、1/87スケールでもラインナップされています。 奇抜なデザインは小さいスケールながら迫力があり、メッキ仕様の部品は目を惹きます。 1/87スケールのホットウィールは主要な商品ラインナップから外れてしまっているせいか、見つかりにくくなってしまっているように感じます。 いつの日か、大々的に復活してほしいものです。 #1/87スケール #ミニカー #マテル #ホットウィール
ミニカー 1/87 マテルOER5200
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1/87 マテル Volkswagen Beetle
1/87スケール、マテル製のVolkswagen Beetleです。 ミニカーのモデルであるフォルクスワーゲン タイプ1は、1938年から生産が始まった「大衆車」です。 この車はフェルディナント・ポルシェ博士が設計したことで知られ、2003年まで生産が続いた超ロングセラーな自動車でした。 ミニカーはマテル製のホットウィールをスケールダウンしたもので、人気車種を中心にラインナップされています。 限られた車種ではありますが、いくつかのカラーバリエーションも展開されていたようです。 #1/87スケール #ミニカー #マテル #ホットウィール #ビートル
ミニカー 1/87 マテルOER5200
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1/87 マテル ホットウィール Volkswagen Beetle(メタリックライトグリーン)
1/87スケール、マテル製のVolkswagen Beetleです。 ミニカーのモデルであるフォルクスワーゲン タイプ1は、1938年から生産が始まった「大衆車」です。 この車はフェルディナント・ポルシェ博士が設計したことで知られ、2003年まで生産が続いた超ロングセラーな自動車でした。 ミニカーはマテル製のホットウィールをスケールダウンしたもので、人気車種を中心にラインナップされています。 限られた車種ではありますが、いくつかのカラーバリエーションも展開されていたようです。 #1/87スケール #ミニカー #マテル #ホットウィール #ビートル
ミニカー 1/87 マテルOER5200
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1/72 プラッツ ガールズ&パンツァー 劇場版 九七式中戦車(旧砲塔) 知波単学園
1/72スケール、プラッツ(ドラゴン)製のガールズ&パンツァー 劇場版 九七式中戦車(旧砲塔) 知波単学園です。 実車は1937年に制式化された大日本帝國陸軍の主力戦車です。 この車両は89式中戦車の後継として登場し、大東亜戦争(太平洋戦争)の緒戦から終戦まで活躍しました。 本車は当時世界各国で主流であったガソリンエンジンではなく、空冷式のディーゼルエンジンを搭載していました。 そのため被弾しても致命的な火災を起こしにくく、また、89式中戦車に比べて装甲厚・機動性を強化していました。 しかしながら、対戦車戦は深く考慮されてはおらず、戦争中期から末期にかけては連合国軍の圧倒的な物量に劣勢を強いられました。 模型はドラゴン社製のプラモデルをプラッツブランドで販売している製品です。 部品の精度は高く、ストレートに組み立てても完成度が高い仕上がりになります。 このモデルはアニメ『ガールズ&パンツァー』に登場する戦車を再現しています。 #1/72 #プラモデル #戦車 #ガールズ&パンツァー
プラモデル 1/72 プラッツ(ドラゴン)OER5200
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1/72 アオシマ 陸上自衛隊 (73式) 特大型セミトレーラー
1/72スケール、アオシマ製の73式 特大型セミトレーラーです。 実車は、戦車をはじめとする装軌式車両(履帯を装備した車両)を運搬するための車両です。 この車両は陸上自衛隊の専用設計車ではなく、三菱ふそうのFW-419LR(6×6)をベースとして車高を高くとるなど変更を行った自衛隊仕様にて運用されています。また最大積載量は40tを誇り、74式戦車や99式自走榴弾砲などを運搬することができます。しかし主力戦車である90式戦車は総重量が50tを超えるため、砲塔と車体を分割して2台体制で運搬します。 模型はアオシマ製です。 同社からはトラクターヘッドを流用したバリエーションキットが販売されています。 もとが民生品であるため、同型車のキャビンが使われた消防車のプラモデルも展開しています。 1/72スケールのキットとしてはボリュームのある内容ですが、実車の構造を感じながら作ることができますので、組んでいて楽しいキットだと思います。 完成後は同スケールの自衛隊車両を載せることができますので、夜間の運搬シーンを再現するのも面白いかもしれません。 #1/72 #プラモデル #陸上自衛隊 #アオシマ
プラモデル 1/72 アオシマOER5200
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1/80 カツミ 小田急 クヤ31 総合検測車 "TECHNO-INSPECTOR"
1/80スケール、カツミ製の小田急 クヤ31 総合検測車です。 実車は2004年に登場した小田急電鉄の総合検測車です。 この車両は「テクノインスペクター」の愛称で知られ、同社の3000形通勤電車をベースに製造されました。 軌道・架線の検査を総合的に行うことができますが、車両自体は動力が付いていない制御車のため、主に1000形の小田原方に連結して運用されています。近年では1000形の廃車に伴い、8000形との運用が増えてきています。 模型はカツミ製品です。 事業用車はなかなか製品化する機会に恵まれない印象ですが、同社が3000形を製品化したタイミングに合わせて、 このクヤ31形も製品化されました。 ディテールに関しては実車に比べると少しあっさりしている印象ですが、特徴的な側面のロゴマークは解像度がよく、実車の雰囲気を正確にとらえています。 小田急線沿線に住んでいるとたまに見かけるこの車両ですが、通常の電車にくっついて運用されているので、うっかりしていると見落とすこともあります。 同じ事業用車のドクターイエローほどの知名度は無いかもしれませんが、見かけるとラッキーかもしれません。 #1/80 #HOゲージ #カツミ #16番 #小田急 #鉄道模型 #事業用車
鉄道模型 HOゲージ 1/80 カツミOER5200
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1/72 フジミ 陸上自衛隊 10式戦車 量産型
1/72スケール、フジミ製の陸上自衛隊 10式戦車 量産型です。 実車は2010年に制式化された陸上自衛隊の主力戦車です。 この車両は先代の90式戦車より小型・軽量化されており、90式戦車では重量の都合で走行できない橋梁や市街地などをカバーする役割を担っています。 10式戦車のエンジン出力自体は90式戦車の1500馬力に劣りますが、8気筒ディーゼルエンジンから生み出される1200馬力を無段階変速機で効率よく足回りに伝えられるため、最高速度70km/hで走行することが可能とされています。 またこの戦車はネットワークシステムが優れており、戦車同士の情報共有だけでなく、無人観測ヘリや戦闘ヘリコプターとも情報リンクによる作戦行動を行うことができます。 模型はフジミ製です。同社からは10式戦車のバリエーションキットが複数製品化されており、試作型や今回の量産型、前部にドーザーが付いたタイプなどがラインナップされています。また、オプションとしてディテールアップパーツも販売されいていますので、より精密に仕上げることもできます。 今回はアンテナ線を真鍮線に置き換えたこと以外は、説明書の指定通りにストレートで組み立てています。 #1/72スケール #戦車 #プラモデル #陸上自衛隊 #フジミ #AFV
プラモデル 1/72 フジミOER5200
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1/80 カツミ 小田急 2600形 旧塗装復刻車
1/80スケール、カツミ製の小田急 2600形です。 実車は高度経済成長期の1964年に登場した通勤電車です。 この車両は年々増加する利用客数に対応するため、小田急電鉄が行った自社発注としては初めての大型車両でした。今までの車両にない拡幅車体を採用したことにより乗車人員数を増やしました。この車体構造は小田急電鉄のスタンダードになりました。この流れは同社の3000形で一度は途絶えましたが、2020年に登場した2代目5000形に受け継がれています。 塗装について、登場当初は当時の標準色であったダークブルー+オレンジイエローを纏い、1969年にケープアイボリーの車体にロイヤルブルーの帯を巻いた姿になりました。そして晩年は、リバイバルカラーとして登場当初の塗装に変更されました。 模型は老舗の鉄道模型メーカーであるカツミ製です。 製品自体は古いため、現在の製品と比べてディテールの甘い部分があります。 しかしながら、ブラスモデル独特の風合いは素晴らしいものがあります。このモデルは晩年のリバイバルカラー仕様になっています。 今回は実車と同じように、先頭車のみを同社から出ている9.5mmの車輪に変更しました。 #小田急 #鉄道模型 #1/80 #HOゲージ #カツミ
鉄道模型 1/80 カツミOER5200
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1/80 犬走工房 軽トラ(B)
1/80スケール、犬走工房製の軽トラ(B)です。 この製品は特定の車両を再現しているわけではなく、誰もがイメージする「軽トラ」を立体化しています。 3Dプリンターの出力品のためサポート材や積層跡が多少残っていますが、製品自体の品質は素晴らしいと感じました。 出力品はあらかじめ白・グレー・黒で色分けがされていますので、組み立てるだけでも実感的に仕上がります。 メーカーさんでは塗装まで行うことを奨められていましたので、今回はできる限り細かい部品まで塗装し、ライト部分はクリアレジンでそれらしく仕上げました。 私個人のなかでは、スケールモデルで実物が存在しないものを作るのはあまり例がありませんでしたが、「ここが違う、ここが再現されていない」などと肩ひじを張らず自由に作れるのはとても楽しかったです。 (完成を迎えてからA·Bタイプとも、もう一台ずつ追加で購入してしまいました。) メーカーの回し者ではありませんが、こういった製品が増えてくるとまた新しい「楽しさ」の幅が広がるので、次回の新製品にも期待したいです。 #1/80 #ミニカー #鉄道模型 #HOゲージ #16番 #3Dプリンター
ミニカー、鉄道模型 1/80 犬走工房OER5200