Furtwängler à Rome  : Bruckner /Symhony No.7

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1951年5月1日 ベルリンフィルとの演奏旅行 ローマでのブルックナー
 この年にはカイロでも同曲の演奏があり、こちらはよく知られている。7番は別にVPOとの演奏もある。ブルックナー自体が少ない指揮者だった。

ブルックナー/交響曲第7番ホ短調

1. アレグロ・モデラート
2. アダージョ。とても厳粛でとてもゆっくり
3. スケルツォ: 非常に速い
4. フィナーレ: 感動的だが、速くはない



    1951年5月1日、ローマのフォロ・イタリコ講堂でのライブ録音

     アセテートに録音されたライブ録音。

疑似ステレオが始まった1953~1954直前のものだけにモノラルとしてはいい音質。ティンパニなんかもつぶれないで打音ヘッドの膜の震えがなまなましく聞こえてくる。トウッティはやはりレンジの関係で交響曲は苦しいね。
でも、時代の近接性が歴史の作品の温度を伝えてくれる。凄くワグナー風だけどね。アダージョはスターバトマーテルの悲しみより素早く、ライブならではのパトスで走り抜ける。

Yotubeでの検索はなかなか難しかった。結局フランス語のCDタイトルでヤフー検索し、Youtubeの動画をダイレクトに検索した結果確認できました。

https://youtu.be/FtnZqQpFPqA?si=i85sW_vyicnyecRt

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