06 アラシャサウルス (Alaxasaurus)=アラシャン(砂漠)のトカゲ

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アラシャサウルス / 獣脚類/コエルロサウルス類/テジリノサウルス類/体長:4m/産出地:中国
 アジア産の中型獣脚類。1億1,200万~9,900万年前 白亜紀後期に登場したテジリノサウルスの仲間で、中国に生息していた。獣脚類はほとんどが肉食なのだが、テジリノサウルス類の中には、肉の他に植物も食べる雑食性の仲間も含まれていたと考えられる。アラシャサウルスは長い前脚に巨大な鉤爪を持っていた。尾は短く、骨盤の恥骨が後方を指しているという特徴もあり、一般的な獣脚類とは異なり、上半身を起こした姿勢を取っていたのではないか。前足が非常に発達しているため、他の獣脚類のように後脚で立って上半身を平行に伸ばした姿勢では、バランスが悪くなってしまう。
そのため、次第に尾は短くなり、骨盤は後方へと向き、2足歩行に適した上半身を起こした姿勢での暮らしに順応していったのではなかろうか。
そうであればこの恐竜は俊敏な動きができるとはいいがたく、手j期に襲われえた時には走って逃げるのではなく、その巨大な鉤爪で身を守ったのではないか。
また、この恐竜の後足幅は広くて大きい。これは足元の悪い沼地での生活に適していたとも推測される。

カード解説参照 販売元の許可のもとに行っています。

このカードに提供した画像は少し古く、今の僕のタッチとは違うものになっている。最近描いたものを1Fに展示します。そちらもどうぞ。

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