27 エウオプロケファルス (Euoplocephalus) 上(英語版)下(日本語版)

0

エウオプロケファルス(Euoplocephalus) 
 名前:武装された頭)/鳥盤類/ヨロイ竜類/アンキロサウルス科/
 体長:5.8m /8,400万~8,500万年前 白亜紀後期/
 産出地カナダ・アメリカ

北アメリカ大陸産の大型ヨロイ竜類。(5メートルは鳥盤類としては大型といえる。)皮骨(ひこつ)と呼ばれる鎧で全身(上部)が覆われている。
骨質の皮膚は瞼にまで及んでいた。
ノドサウルス類とは異なり、こん棒のような尾をもち、大型の捕食者に対しても反撃の意思を示したと考えられている。しかし、尾の付け根部分に、巨大なハンマ-を振り回すほどの筋力は持ち合わせていなかったと考えられる。後ろ足を軸にして上半身をその場で回転させ、遠心力を利用して相手の軸足に大きな損傷を与えることは可能だったかもしれない。このハンマーには通常カラフルな模様を描くのが、通例であるが、これには繁殖期における異性へのアピールと、襲ってくる捕食者に対する威嚇の意味もあるように思う。威嚇色が、現生動物によくある黒と黄色の縞模様であったかどうかはわからないが…
エウオプロケファルスのこの尾の先のハンマー状のこぶは、子供の頃にはなく、成鳥とともに発達したものであること、また同じ年齢のものでも、体の大きさに個体差があったことなどが、多くの骨格化石から判明している。
植物食であるが頭部をあげることが難しく、現生のシロサイのように専ら背丈の低い植物を食べていたと考えられ、水辺の藻類を漉し捕ったり、地衣類を削り取り、食べていたとも考えられる。半水棲の亀のようなイメージが浮かぶ。

Default