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博物画:カッコウとアリスイの形態学
Le regne animal(動物界:門徒版)より。19世紀半ばの博物画で、鳥の形態について説明されている。 銅版画に、手で色がつけられている。 上がアリスイ、下がカッコウ。体の各部位にフォーカスした絵が描かれ、骨格や嘴の形状の違いがわかるようになっている。 2がついているのはアリスイの仲間に共通すること、4はカッコウの仲間に共通することで、1と3は他のページに解説があるのかもしれない。 #博物画 #博物 #鳥類 #フランス #アンティーク
博物画 Le regne animal(動物界:門徒版) Paris, Fortin, Masson et cieofugutan
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ルドゥーテの赤いバラ
「バラの博物画」といえば、ルドゥーテの作品。 ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテは、1759~1840年に生きた画家にして植物学者。その絵はナポレオン皇妃を虜にしたとか。 1784~1785年「新種植物の記述」の挿絵を手がけ、植物画の世界に入った。1817年~1824年にかけて、169点のバラの絵柄を掲載した植物画の最高傑作・「バラ図譜」出版。ユリやバラなどの植物を描いた博物画を多く残している。 他のルドゥーテのバラの絵と3枚セットで購入。さすがに複製かなと思うが、詳細不明。よって惜しみなく飾っている。家にイギリスのアンティーク家具が多いので、いいポイントになっている。
博物画 ルドゥーテ ヤフオクofugutan
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博物画:ハチドリの自然史(pl21)
1829年にパリで出版されたR.P.Lesson.著、 「HISTOIRE NATURELLE DES OISEAUX MOUCHES.」の一枚。銅版画に手で彩色されている。 タイトルは「COLIBRI HIRSUTE. Adulte」。初めて入手した博物画。博物画としてはポピュラーです。 Rene Primevere Lesson(1794-1849) ルネ=プリムヴェール・レッソンは、フランスの軍医、鳥類学者です。 世界一周航海を行ったコキーユ号に船医として乗り込み、各地の貴重な動植物の資料を集めたのだそう。 Histoire Naturelle des Oiseaux Mouches 1829年~1830年にかけてパリのArthus Bertrandから出版され、全部で84枚の図譜が収められています。 なお、これでCOLIBRI(コリブリ)というハチドリの学名を覚えた。ペルーに旅行に行ったとき、片言スペイン語でコリブリ(ハチドリ)が見たい!とガイドの人に言ってみた。 よく難しい言葉知ってるね!と驚かれ、一般的にはチュッパフローラだよと。花を吸うってそのまんまだな(なんか可愛いけど)。日本だと別にミツスイって鳥がいるなあと思った想い出があります。 #博物画 #フランス #鳥
博物画 Lesson 博物画のショップofugutan