189系(彩野)

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国鉄183系電車は、日本国有鉄道(国鉄)が設計し、1972年より製造した直流特急形電車である。189系電車は本系列をベースにEF63形電気機関車との協調運転装置を搭載している。
国際的な観光都市である日光や京葉線沿線などへのアクセス専用ジョイフルトレインや波動輸送対応用として「あずさ・かいじ」E257系化のため余剰となった189系電車6両を2003年に改造施工した編成。公募により埼玉県を表す「彩(彩の国さいたま)」と栃木県の旧国名「下野国」を由来とする「彩野」と命名された。
主に快速「やすらぎの日光号」などで運用されたが、2006年3月18日のダイヤ改正で運転開始した東武鉄道との直通運転を行う特急「日光」「きぬがわ」用485系直通車両の予備車も兼ねることになり、東武形ATS・列車無線などを搭載し、塗装を東武特急と同色に変更した。2011年に廃車されている。

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