宮城県白石市小原七里沢 雨塚山 逆さ松茸紫水晶

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2.7cmの雨塚山産紫水晶。面白いのはその形状で、柱面中頃が濁り、膨らみ、上部分のみクリアで細くなっている逆さ松茸状態。色は薄いですが、紫水晶と分かるレベルには色が付いています。

雨塚山に通っていた人の話ですと、雨塚山で松茸水晶は普通に採れていたそう。一時期オークションにて完全な松茸が出品されていたことがありました。

こちら以外の逆さ松茸を見たことはありませんが、きっとあるんだろな、と思います。前掲の母岩付き産状標本も、松茸とは言えないにしろ真ん中部分は膨らんでいます。きっとまだ見ぬ雨塚山の紫水晶も眠っていることでしょう。

しかし、このサイズでも現金・採取共に入手が非常に困難になってしまったのが残念です。

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