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T-34/85(ソ連)
ドイツ戦車の分厚い装甲に対抗するために85mm砲(従来は76mm)を搭載した、T-34の強化型です。 こちらは中国製のプラモデルで、履帯の造形は....まあ仕方がありません。 ただ、ソ連戦車の特長でもある後部タンクがしょぼすぎたので、これは新設しました。 ついでに、機関室の部分も大雑把過ぎるので、内側から金網を貼ってリアルに。 隣に並べているのはWTMのT-34です。比べてください。 だいぶ見られるようになったと思います。 本当は砲塔も浮き上がって相当変だったのですが、未組み立てのもう一台を組むときに忘れなければ撮影しましょう。 ところで、参考資料として実車の写真を集めていたら、砲塔の周りに手すりが一杯付いていました。 歩兵を乗せて運ぶときに、振り落とされないように摑まるための物だったそうです。 うちの戦車にも、そのうち追加できるといいですね。
プラモデル 旭輝玩具廠(中国汕頭市) 63円 AmazonFlint
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九七式中戦車(日本)
1/144の九七式中戦車です。 さすがに中国で帝国陸軍の戦車を商品化するには差し障りがあるのでしょう。商品名は「功臣号坦克(タンク)」となっています。 功臣号についてはWikipediaをご覧いただくとして、実物の写真を見たところ、功臣号の砲塔はいわゆる「後期型」というやつで、前期型砲塔の特徴でもある、手すりのようなアンテナはなく、全体の形も異なります。九七式を商品化するための方便ということでしょうね。 写真のモデルですが、2ショットの左側は比較のために並べている「素組」です。完成モデルと比べてください。 主な改修点 ・砲塔回りの造作が適当なので、鉢巻アンテナと砲身を作り直し。 ・前方機銃の位置が誤っているようなので修正。 ・チャームポイント(?)の排気筒を作り直し。2ミリプラ棒に金網を巻き付け、排気管は真鍮製に。 ・機関部と排気筒を繋ぐパイプを真鍮線で作り直し。備品入れから左の排気管が出ているのはどう見ても変ですし。ついでに火傷防止の熱遮蔽版を追加。 ・排気筒の後半が宙に浮いてたので、フェンダー後端を延長して修正。 ・少しでも鉄板の雰囲気に近づくよう、フェンダー全体を薄く削り込み。 ・フロントフェンダーは曲げた鉄板のカーブが出るよう丸く削り込み。 さて、塗装では錆の表現に初めて挑戦してみたのですが、ちょっとやり過ぎ感がありますね。 現役の兵器がこんなに錆びていることはないと思います。 ただ、模型の実物は4センチくらいの大きさですので、生で見る時は少し誇張気味の表現でちょうど良いようです。 写真でアップにするとアラが見え見えですが、どうぞ多めに見てくださいまし。
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ヤークトティーガー 単色迷彩(ドイツ)
ヤークトティーガー(三色迷彩)と同じ中華キットから作成しました。 砲身と排気管は同様に改造しています。 塗色はジャーマングレーで。私のイメージするドイツ戦車の色です。 ただ、この車両の登場は大戦末期でしたので、実際にはこの塗色はなかったんでしょうね。 いろいろディテールに難があるキットですが、実は砲身がわずかながら可動式です。実車もそうだったようです。 その他にも、機関部のスリットが透かし彫りになっていたり、底面にハッチがあったりと、作り手の意欲を感じます。 ドラゴンモデルのクオリティを目指して欲しいですね。
プラモデル 旭輝玩具廠(中国汕頭市) 63円 AmazonFlint
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ヤークトティーガー 三色迷彩(ドイツ)
中国製のプラモデル、1/144サイズです。 私が買った時にはアマゾンで8種各2個の16個セットで1,003円でした。1個63円という手軽さ(今は倍くらいになってますが)。 ただ、ディテールはいろいろと難があります。 とりあえず、テーパーがかかってマズルブレーキが付いていた砲身を真鍮パイプに交換。 後端の排気管は立体感がなかったので真鍮線で作り直しました。 それから、なんと転輪のセンターピンがないというトンデモ造形でしたので、各転輪にマイクロサイズのボルトを装着。 さすがにこのスケールで履帯の改造までは手が回りませんが、フェンダーのダメージ加工などしてみました。。 最後に、筆で「なんちゃって」迷彩。 ドイツ十字(と呼ぶのでしょうか?)のマーキングはプリンタで自作しました。解像度的にはこれが限界ですね。 ちなみに、アマゾンでは普通に扱ってますが、アリババで検索しても出てこない不思議。 外貨獲得の手段、ってことは...ないですよね~。
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