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1982 (27TH) CP MODEL ARROWS A4 B.HENTON
ブライアン・ヘントン 3戦限りのアロウズ ARROWS A4 1982年前年度は新規チームトールマンで 12戦中11戦の予選落ちのヘントンであったが アロウズのレギュラーシートを獲得 チームメイトはマウロ・バルディ アロウズはニューマシンのA4を開幕から投入 イタリアのセラミックタイルメーカー RANGOがスポンサーとなり 前年のゴールド系のカラーから オレンジを基調にタイルを施す カラーリングで人目を惹きつけた ヘントンは開幕・R2と連続予選落ち R3アメリカWEST予選20位→決勝リタイア R4~はスリム・ボルグッドが抜けた ティレルに移籍して最終戦まで参戦 ヘントン離脱後のアロウズは マルク・スレールが加入 バルディ共にチームを立て直し各2回 チームで4度の入賞をしている モデルはCP MODEL 入賞したバルディ/スレールでなく 3戦限りのマニアックなヘントン車をリリース
230812 B.HENTON 1982 29FW12C
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1972 (30TH) CP MODEL EIFFELAND 21 R.STOMMELEN
流体力学的独創デザインマシン アイフェラント21 R・シュトルメン アイフェラント・ボーゲンバウは ドイツのキャンピングメーカー F2時代にロルフ・シュトルメをサポート 1972年にはF1にプライベートチームを設立 マーチ721の4号車を買取独自の施しを実施 スイス人デザイナーのルイジ・コラ―ニの 流体力学を重視した独走デザイン コクピット前方にエアインテークを設置 ドライバ―の目の前にバックミラーがあり 支柱も空気抵抗を配慮した断面形状 ドライバ―頭部の後方も流線形のような 気流を乱さぬようなデザインであった シュトルメンの予選最高は14位 決勝最高は10位が2回とポイント獲得は 無かったものの完走は8戦中6回 R4モナコGPでは元々の車体のマーチ721で 出場した他の5台よりも先着の決勝10位 モデルのCar No6はR5ベルギーGP仕様 予選20位→決勝11位完走 しかし資金が底をつきR9オーストリアで アイフェラントはF1から撤退した F1デザインの独創的な名車(迷車)特集では よく登場する唯一無二のアイフェラント21 CP MODEL (国際貿易)が量販モデル化
230503 R.STOMMELEN 6 1/43FW12C
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1982 (32TH) CP MODEL TOLEMAN TG181C D.WARWICK
ディレック・ワーウィック 初のFL ロリー・バーン作 TOLEMAN TG181C ディレック・ワーウィック イギリス出身 前年度トールマンで初参戦も 12戦中決勝進出1回 決勝リタイア 1982年もトールマンで参戦 チームメイトはテオ・ファビ ロリー・バーン デビュー改良版のTG181C ハート直列4気筒ターボエンジン タイヤはミシュラン→ピレリに変更 車体はノーズ上にフロントウィングを 載せた独特な形状をしている 予選ではR4サンマリノ 最高位8位など 中段順位を獲得するも信頼性が乏しく 決勝は完走2回 最高位10位 それでも1発の速さは持ち合わせており R9オランダGPではファステストラップ 自身とチームにとっても初のFL獲得 ワーウィックとトールマンにとっては F1初入賞前にFL記録する珍しいパターン R10イギリスGPでは一時2位を走行 しかしこれはスポンサーの意向もあり 燃料を軽く積んでレースに望み 少しでもTV等で取り上げてもらう為の苦肉策 全76周のGPだが41周で燃料切れリタイア シーズン後半にはニューマシン TG183が投入され翌年終盤4戦で ワーウィックとチームの初ポイントを獲得 #F1-1982年
230307 D.WARWICK 1回 35FW12C
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1975 18TH CP MODEL SHADOW DN7 J.P.JARIER
シャドウ 2戦限りのマトラエンジン ジャン・ピエール・ジャリエ SHADOW DN7 1975年シャドウに残留したJ・P・ジャリエ チームメイトはトム・プライス ジャリエは開幕2戦 予選連続PPを獲得 ジャリエとチームシャドウ初の快挙 しかし開幕のアルゼンチンはスタートできず R2ブラジルGPもトラブルでリタイア R4スペインGPは観客を巻き込む事故が発生 ジャリエは4位走行中に途中で打ち切り 入賞を果たすもハーフポイントの1.5ポイント シーズンでの入賞はこの1回限り R12オーストラリアGPではブラバムとヒルとの 争奪戦に勝ちマトラV12エンジンを獲得 ニューマシンのSHADOW DN7を導入 しかしもともとコスワースエンジンを搭載の DN5の車体がベースの為 マトラV12では マシンの重量バランスが狂い直線が伸びず 僅か2戦のみでマトラとの関係解消した モデルはCP MODELで2戦限りの マトラエンジン搭載のDN7をリリース SHADOW DN7はジャリエのみが決勝で走行した #F1-1975年
230218 J.P.JARIER 1975 1回FW12C
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1989 (DNQ 43RD) CP MODEL RIAL ARC02 V.WEIDLER
1991年ル・マン24H覇者V・ヴァイドラー F1では決勝進出ならず フォルカー・ヴァイドラー ドイツ出身 1985年ドイツF3チャンピオン 1988年国際F3000は16位 1989年リアルからF1参戦 リアルはこの年より2台体制 TMはクリスチャン・ダナーのドイツ人コンビ ヴァイドラーは予備予選組 R1~R8は全戦予備予選落ち 後半戦はダナーのR5の4位入賞により ヴァイドラーは予備予選免除されたが R9・R10とも予選最下位(R9は抹消扱い) ここでヴァイドラーは解雇され F1では決勝進出できなかった 1990年~全日本F3000に参戦 3年間で4勝 1991年はマツダロータリーエンジン車787B J・ハーバート B・ガショーと共に ル・マン24Hで優勝しています カーナンバーが38となっていますが これは間違いでヴァイドラーは本来39 ナンバーカラーも白ではなく黄色のはず マニアック車リリースは嬉しいのですが 出来はそれなりのCP MODELです… それでもヴァイドラー車をリリースして くれたのはgoodで欲しかった1台です #F1-1989年 #F1 #REAL
220907 V.WEIDLER 39 モデルの38は間違いFW12C
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1982 26TH CP FITTIPALDI F9 C.SERRA
チコ・セラ F1唯一のポイント フィティバルディ最後のマシンF9 チコ・セラ ブラジル出身 1979年イギリスF3でA・チェザリスと 争い5勝をあげてチャンピオンを獲得 1981年よりフィティバルディ所属 1982年は資金難でC・セラ1台体制 前年度改良型のF8Dで前半戦を出場 R5ベルギーGP 予選25位グリッドは23番手 トップから3周遅れの7位でフィニッシュも 3位のN・ラウダ(マクラーレン)が 最低重量違反で失格となり 繰り上がりで6位入賞を果たした C・セラのF1での唯一のポイント R11フランスGPからニューマシン モデル仕様のFITTIPALDI F9を投入も 6戦中3度の予選落ち 年間6度予選落ち 年間順位はこの年のポイント獲得の ドライバ―では最下位の26位 1975年エマーソン・フィッテパルディの兄 ウイルソンが設立したコパーシュカー 1980年からは・フィッテパルディとして 参戦したが1982年をもって撤退 以降現在までブラジル国籍のF1 コンストラクターチームは現れていない #F1-1982年
C.SERRA 20 1/43 FITTIPALDIFW12C
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1983 20TH CP THEODORE N183 J.CECOTTO
ジョニー・チェコット 唯一の入賞 セオドール最後のマシン N183 J・チェコットはベネズエラ出身 現在までにベネズエラ出身ドライバーは パストゥール・マルドナードと2人のみ チェコットは元々は2輪のチャンピオン 1975年当時最年少シリーズチャンピオン 1980年までに世界GPで14度の優勝 1980年以降は4輪に転向 1982年ヨーロッパF2で2位 1983年セオドールよりF1デビュー TMはロベルト・グェレロ(コロンビア) R2アメリカWEST ロングビーチGP 予選17位→混戦生き残り決勝6位 チェコットのF1での唯一の入賞 このGPの優勝はチェコットの5番下 予選22位のJ・ワトソン(マクラーレン) シャドウ エンサインを買収して 参戦を続けたセオドールも 1983年をもってF1から撤退 チェコットは翌1984年は トールマンに移籍 A・セナのチームメイトになります マニアックなモデルを発売の CP MODEL 出来栄えは…ですが 当時の雰囲気は感じることができます
J.CECOTTO 34 1/43 THEODOREFW12C
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1988 (25TH) CP LIGIER JS31 S.JOHANSSON
S.ヨハンソンはマクラーレンより移籍 チームメイトはフェラーリ時に入れ替わった R.アルヌー。エンジンはJUDD V8 試行錯誤するも浮上のきっかけつかめず まさかの6度の予選落ち。 リジェの地元のR7フランスGPで2台ともDNQ チームは年間ノーポイント。 ヨハンソンは9位が最高位(アルヌーは10位) CP MODELの出来はあまり良いとは言えないのですが スキマモデルを埋めるために購入 しかしながら現在はSPARKで LIGIER JS31が発売されています ヨハンソンは失意の1年 #F1-1988年
S.JOHANSSON 26 1/43 LIGIERFW12C