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提督の決断2
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「提督の決断2」の盤面(通常版) PC版からの移植 「提督の決断」シリーズ2作品目 第二次世界大戦のうち、日本か米国いずれかを担当し太平洋方面で勝利する事が目的(「ハワイ作戦」を除き2人同時プレイも可能) 一国のトップではなく、主に海軍の指揮を担当するのが特徴 難易度は前作(初代)と比べると全ての艦隊、艦船および海軍管轄の基地、航空隊、陸上部隊に細かい指示が可能になり、かなり簡単になった(前作ではコンピューター強制委任やランダムの範囲が大きい) 少々面倒ではあるが、政府の首脳会議を制する事で外交や国家予算をある程度操る事も可能 一部極端な状況のシナリオを除き、コツコツ当たり前の作業を怠らなければコンピューターに負ける事はあまりない 史実と異なる設定もあるが、艦船や航空機その他兵器、軍人等の画像やデータベースが多数追加されており、どちらかと言えば戦略・戦術面より見て楽しむ方向に進化した 一方で、シリーズを通し本作以降「新型爆弾(核兵器)」が登場しなくなり、むしろ前作の稀少性がアップした ちなみに、本シリーズは後続の「4」(PC版は2001年、PS2版は2002年発売)で止まっている PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、後続の「3」と異なりPS1ではパワーアップキット版が発売されなかった(ただし一部の機能やシナリオは追加) ポリゴンによる演出が強化されているが、現代改めてプレイすると粗さが目立つ上にワンパターンでテンポも悪い 個人的にアニメはすぐにOFFにしてしまった記憶がある オープニングのナレーション付実写ムービーは資料として悪くないが、ゲーム本編と雰囲気が違い過ぎて浮いている印象 クリア特典にする等、ゲームと距離を置いて鑑賞できる方が良かった気がする 写真4/5:付録(通常版にて確認) ※Best版、定番シリーズには付属しない https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/318
SLPS-00448 1996円盤人A
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水滸伝 天命の誓い
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「水滸伝 天命の誓い」の盤面(通常版) PC版からの移植 同じく中国大陸が舞台の「三國志」シリーズ(少なくとも初期)とは異なり、全土の統一が必要ないのが特徴 北宋末期の奸臣、高俅だけ倒せば目的達成となる(ただし先に首都開封府を攻めるための条件を満たす必要有) 小説「水滸伝」が原作だが、登場人物ごとの多彩で濃いエピソードを元にしたイベントは実装していない 純粋な戦略戦術メインのSLG黎明期の雰囲気を残している作品 PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、演出面やデータベースが強化されている オープニングとエンディングがアニメ調のムービーになり、エンディングムービーは好漢ごとに分かれ全10種 システムデータに保存すれば既に見たエンディングアニメはトップメニューのOPTIONから鑑賞可能 OPTIONのDATABASEから人物情報(能力値等)を検索可能 人物ごとの抄伝(プロフィール)を追加(ゲーム中も閲覧可) ゲーム本編は全体として移植版特有のクセが少なく、PC版で慣れていても遊びやすい部類 戦争時のアニメやセリフ演出は少々鬱陶しい場合、設定で変更できるので問題無い 付録は無し https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/364
SLPS-00521 1996円盤人A
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エアーマネジメント'96
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「エアーマネジメント'96」の盤面(通常版) PC(SFC)版からの移植 航空会社の経営者として全世界の航路(エアライン)を制覇するのが目的 既に他機種でプレイしていると、ゲームとして注目すべき新要素はあまりない 「'96」はおそらく発売年から来ている 静止画だった演出がムービーやアニメーション、写真に変更されている他は、基本的に従来の「エアーマネジメント 大空に賭ける」と同じ仕様 ポリゴンは発売時期的には頑張っているが、現代改めてプレイするとやはり粗さが気になる 一方で、正規の使用法ではないがPS1用に強化されたBGMを音楽CDとして聞けるのが非常に嬉しい 多彩で印象に残る良曲が多く、ゲーム中に流れるBGMのおそらく全曲が再生可能(通常版で確認) 担当は岩崎琢(「大空に賭ける」版の作曲および本作アレンジ) ちなみに、「エアーマネジメント」シリーズは現在までサウンドトラックCDが(少なくとも単品では)発売されていない 付録は無し
SLPS-00269 1996円盤人A
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大航海時代2
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「大航海時代2」の盤面(通常版) PC版からの移植 「大航海時代」シリーズ2作品目 前作「大航海時代」の主人公1人から一気に6人に増えた その他、イベント、船種、港、国(勢力)、航海士等あらゆる面でボリュームアップした大作 6人のシナリオはどれも特色があって面白く、やりごたえがある さらに、全員のシナリオをクリアする事で一つの大きなシナリオとして完成する(ある主人公で遭遇する出来事の舞台裏が他の主人公の視点で補完される) PC版からシナリオはそのままの移植だが、インターフェース面の強化がされている ただ、文字が無いアイコンとパラメーターのみの表示が多く、PC版で慣れているとむしろわかりにくい 付録は無し https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/316
SLPS-00656 1996円盤人A
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三國志英傑伝
コーエー(当時光栄)のPS1用シミュレーションRPG「三國志英傑伝」の盤面(通常版) PC版からの移植 この作品を基本システムとして英傑伝シリーズが始まった 小説「三国志演義」をベースに、主人公として劉備(勢力)にスポットを当てた作品 ゲーム開始時に既に黄巾の乱は終わっており、董卓軍との戦いから始まる ※初期のコーエーの三国志作品は基本的に黄巾の乱を除外していた シナリオ分岐により原作と異なる展開があり、エンディングも複数用意されている ただ、ストーリー的に魏や呉、その他群雄の熱烈ファンには向かない 付録は無し
SLPS-00309 1996円盤人A
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実況おしゃべりパロディウス
コナミのPS1用シューティングゲーム「実況おしゃべりパロディウス」の盤面 八奈見乗児の実況がゲームを終始盛り上げてくれる PS1版は好評だったSFC版を基本としているが、細かい部分でかなりの強化、アレンジがされている BGMも一部に変更が見られる もともと2D画像が基本のゲームのため、現代でもほぼ違和感無く遊べる
SLPM-86008 1996円盤人A