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EMIT バリューセット
コーエー(当時光栄)のPS1用英語体験ソフト「EMIT バリューセット」の盤面(3枚組) PC版からの移植 便宜上家庭用ゲームに登録しているが、ゲームではなくアニメを見ながら英語を学ぶ(聴き取りや練習問題を解く)ソフト ストーリーを赤川次郎、キャラクターデザインをいのまたむつみ、音楽を小室哲哉が担当と豪華な顔ぶれ 現代ではそれほど珍しくない、デジタル教材の一種 シリーズ化されなかった事からも、現実的な評価は高くなかったと思われる ソフトそのものの品質はけして低くないが、定価(セットで税抜15800円)に対してコスパが悪い(それでもPC版よりは安い) また、長期の学習が必要な語学の教材としては、同内容のストーリー(画像と音声)の繰り返しはかなり苦痛 ただ、初期のコーエーは採算よりもマイナーなジャンルや一般の予想を超えた試みに挑戦する姿勢が強く、その名残りの一つとして興味深い
SLPS-00117/8/9 1995円盤人A
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ウィニングポストEX
コーエー(当時光栄)のPS1用競馬SLG「ウィニングポストEX」の盤面(通常版) PC版からの移植 「EX」はエクセレントから来ているが、基本システムは従来の「ウィニングポスト」と同じ仕様 「ウィニングポスト」は初代作品として人気シリーズとなり、現在まで続いている 秘書の有馬桜子1人だけ実写画像に変更されているが、他の登場人物は従来のままのため浮いている印象 レースシーンのアニメや音声は発売時期としてはそこそこ頑張っている方か ゲーム開始年は1997年で、今は亡き懐かしい種牡馬や肌馬、騎手、調教師、馬主が登場 ゲーム内の現役競走馬は全て架空 モデルが存在する肌馬、騎手、調教師、馬主は名前を実名から変更したものになっている(完全に架空の馬、人物も混在) 付録は無し
SLPS-00189 1995円盤人A
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ブルー・シカゴ・ブルース
リバーヒルソフトのPS1用アドベンチャーゲーム「ブルー・シカゴ・ブルース」の盤面(通常版)(2枚組) 敏腕刑事J.B.ハロルドを主人公とした推理もの 「藤堂龍之介 探偵日記」シリーズと並びリバーヒルを代表する「J.B.ハロルド」シリーズの4作品目 本作では本物のハリウッド俳優による実写映像を使用し、音声も日本語吹替のフルボイスとかなり力が入っている ただ、半端なタイミングで切れる場面や、若干聞き取りにくい箇所があり、字幕が欲しかった また、J.B.の恋人でもあるキャサリン・ホワイトが導入部で死亡してしまうが、彼女はシリーズで大事に育てても良かった気がする 基本的なシナリオ自体は普通に面白い ゲームシステムは疑似的なリアルタイム制となっており、行動すると必ず時間が経過する そのため、コマンド総当たりが通じない どこでクリア(事件解決)不可能になったかなかなかわからず、リセットにより何度も同じ場面を見なければならない 開発陣の努力とコストがわかるだけに、推理の楽しさより繰り返し作業の記憶が残りやすいのが惜しい
SLPS-00144/5 1995円盤人A
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組曲ウィザードリィ6 ~禁断の魔筆~
アスキーのSFC用RPG「ウィザードリィ6 禁断の魔筆」のサウンドトラックCD盤面 収録曲数10曲 BGMも良いが、SFC版はゲーム自体も使いやすいUIと末弥純氏によるキャラクターデザイン(写真4)等により総合的な評価が高い ちなみにPC98版「ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ」のレベッカは肌が緑色で表情が怖い ※SFC版はPC版他とシナリオはほぼ同じだがUIおよびBGM、キャラクターデザインが大きく異なる
TKCA-70601 1995円盤人A