Ferrari Daytona SP3 (2021) Bburago Signature Series

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Ferrari Daytona SP3 (2021) Bburago Signature Series

今年(2023年)のゴールデンウィークあたりに、予約注文受付(発売予定10月31日)を見つけた。
少しでも安く手に入れようと、海外EC、国内ECを探してみたが、掲載すらされていなかった。
2~3の質問があり問い合わせたが、大変丁寧な回答だったので、5月15日に発注した。
その後、海外ECでも予約が始まり、7月後半から配送とのことで、めでたくも8月2日に到着した。
現在も販売されているが、為替の加減か若干値上がりしている。海外ECは元々かなり高い。

モデルの仕上がりは、満足度70%ぐらい。シグネチャー・シリーズなので、それなりに作りこまれてはいる。ステアリング、左右ドア、前後リッドは当然として、サスペンションが組み込まれ、ヘッドライトのシャッターも可動である。

それでも満足度70%なのは、肝心のエンジンが今一つだからだ。最近のフェラーリのエンジンは、剥き出しになっていないから、再現が難しい(再現しても見えない)からかも知れない。

さて現車は、2021年11月21日、フェラーリのファン・イヴェント フィナーリ・モンディアーリ(Finali Mondiali)で発表したICONAシリーズの第3弾にあたるモデルで、世界で限定599台が販売された。
価格はオプションなしで約200万ユーロ、約2億6000万円だということだ。

ICONAシリーズの先行モデル、モンディアルSP1・SP2は、1950年代のバルケッタをモチーフにしているが、デイトナSP3のボディの雰囲気は、1960年代のSport PrototipoのPシリーズをモチーフにしているようだ。
しかしそれ以外の、現代風の解釈・造形も多々見られる。ヘッドライトのシャッターはかつて流行したリトラクタブルライトの発展だし、水平ラインで構成されたテールエンドは、テスタロッサや348tb/tsのテール処理の新解釈なのかも知れない。

少々ノスタルジックなルーツを持つボディには、フェラーリの最先端テクノロジーが詰め込まれている。構造部品はもちろん、ボディパネルまでもすべてカーボンコンポジットで造られている。
エンジンは812コンペティツィオーネに搭載された6.5L V12 F140HBを再設計したF140HC。
最高出力は840ps/9250rpm、最大トルクは697Nm/7250rpmに達する。

様々な最先端テクノロジーを盛り込んだデイトナSP3だが、可動式のエアロダイナミクスを持たない。
その代わり、フロントフロアからリヤに向けて高速の空気を流すディフューザーは勿論装備されている。
また、エンジンへの空気導入のため、左右のドアをダクトとしてデザインされている。
これらによって、空力特性は他のモデルと比べても高度なレベルに達しているらしい。

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    真適当工作

    2023/08/03

    グラマラスでカッコいいフェラーリですね❗曲線美が良い感じです。

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    64style

    2023/09/07

    こういった振り切れたデザインは、日本車にはなかなかないですね
    レクサスのLCは、後ろから見るとグラマラスですが、全体的にはおとなしいですし。
    マーケットが違うんでしょうね

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