Ferrari 250 Testa Rossa(1957)Bburago

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Ferrari 250 Testa Rossa(1957)Bburago

遥か昔、ミニカーを集めだした時に購入した。
特別な思い入れがあって購入したわけではなく、直観で今買わないと手に入らなくなると思ったならだ。実際、Bburagoでは廃番のようだし、CMCの様な超精密モデル(高額)か、Technomodelのギミックなし(それなりに高額)しか見つからない。

モデルの出来だが、かなり酷い。ボディは上下分割で作られているが、隙間だらけでなってない。
ステアリングホイールは、上下逆さまに付いているし、跳ね馬のデカールも曲がっている。運転席側のドアは、ヒンジのかしめが悪く、開くと下に落ちる。エンジンは、シートは、リヤリッドは…書き出すとキリがない。
しかし長年手元にあり、コレクションの最初期のモデル。まあ、愛着はある。

実車は、250GTのV12のシリンダーヘッドを変え、スパークプラグの位置を変えた。その結果、ウェーバー・キャブレターを従来の3基から6基に倍増さそることが出来た。パワーは、300HP/7200r.p.mにまで高められた。
テスタ・ロッサ(赤い頭)の名称は、カム・カバーが赤く塗装されていたことによる。
テスト中に他のエンジンと区別するために、そのようなことがなされたらしい。
戦績は1958年1月のワールド・スポーツカー・チャンピオンシップ アルゼンチン戦で優勝。その後、セブリング、タルガ・フローリオ、ル・マンなどで優勝した。

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