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黄金狂時代 / 泉谷しげる(紙ジャケCD)
泉谷しげるの5作目。 秋田市の川反には「ベアフッド」という飲み屋さんがあって、そこのマスターだった尾口さんがこのアルバムでドラムを叩いています。 泉谷しげるやその他のメンバーも店に来たことがあるそうで、このアルバムについての思い出話も聞かせていただきました。 泉谷しげるって、口が悪いだけでとても協調性があり、その結果ミカ•バンドやRCのメンバーとも友好的だし、本作でもイエロー、ショウボートといったバンドが彼を支えてくれています。 チャリティー活動などにも積極的で、そういった人懐っこさから人々の思いを汲み取る術を得て、世の中の矛盾へのメッセージを歌に込めることができるようになったのでは。 てなことで、このアルバム 初期泉谷しげるのロックな名盤です。 https://youtu.be/7rZzzqQVvIk?si=npscaIdB9dGD7RMD
紙ジャケットCD い 2100円 2006年6月 1974年犬がミケの一族
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光と影 / 泉谷しげる(紙ジャケCD)
泉谷しげるの4thアルバム。 サディスティック•ミカ•バンドが全面協力した作品で、作品を重ねるごとにロック化していく姿は、岡林信康のバックをはっぴいえんどが務めたアルバム「見るまえに跳べ」に通じるところがあり、遡ればディランの「ライク•ア•ローリング•ストーン」が影響を与えています。 この先、泉谷しげるはどんどんロック化していきますが、そのスタイルはニューウェーブになったり、グランジになったり、その時代に合わせて七変化していきます。 それを思えばこの頃はまだフォークっぽさも残っていますね。 https://youtu.be/PjFQCQp1Dr4?si=eMcx6PDn07kDigaF
紙ジャケットCD い 2100円 2006年6月 1973年犬がミケの一族
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地球はお祭りさわぎ / 泉谷しげる(紙ジャケCD)
長らく初期泉谷しげるのCDはフォーライフ盤のジャケットでしたが、この時の紙ジャケ化によりエレック盤のジャケットが復活しました。 まだフォークが色濃く残るアルバムですが、後半はロック色が強まってきます。 これは次作へ繋がる序章となります。 https://youtu.be/k7YmREeT9BM?si=R1gf62bVi_RE4egv
紙ジャケットCD い 2100円 2006年6月 1972年犬がミケの一族
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GREATEST HITS VOLUME 2 / EAGLES(紙ジャケCD)
イーグルス解散後、各々のメンバーがソロアルバムを出しますが、イーグルスほどのヒットが生まれず、レコード会社が2匹目のドジョウを狙ったベストアルバム第2弾。 アルバム2枚を1枚にまとめただけの作品で、メンバーたちもファンも一歩引いた感じで見守った本作は、予想どおり思ったほどのヒットにはなりませんでしたが、とはいえイーグルスのベスト盤、長い年月をかけ、世界累計としては4,000万枚以上を売り上げました。 https://youtu.be/po6QU0z1rSs?si=y-N70tHrlWn-jQ2d
紙ジャケットCD E 2100円 2005年6月 1982年犬がミケの一族
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THE LONG RUN / EAGLES(紙ジャケCD)
イーグルス史上最も難産となった6作目。 当初2枚組として企画されたアルバムは、最終的に1枚ものとなり、発売も1年遅れることになりました。 様々なジャンルを散りばめる予定が、規模縮小により、結果的に散漫と感じる内容になってしまい、セールスはある程度伸びたものの、モンスターアルバムである前作を超えるには至らず、グレン•フライとドン•フェルダーの不仲や、曲作りのスランプがピークに達し、バンドは1980年に活動を停止。1982年、正式に解散が発表されました。 https://youtu.be/skC2GToR1uY?si=vIKaZCg7YTg4tCa4
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1979年犬がミケの一族
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HOTEL CALIFORNIA / EAGLES(紙ジャケCD)
この有名なジャケットのホテルは実在する高級ホテル「ビバリーヒルズホテル」で、現在も観光スポットとして「ピンク・パレス」の愛称で親しまれています。 中ジャケと裏ジャケは実は別のホテル「リドホテル」の内装で、こちらは現在廃業し、賃貸アパートになっています。 特に「リド•ホテル」の方は賑わう写真と閑散とする写真が使われており、賑わう中ジャケの2階に幽霊が写っているということで、当時は違った話題も生んだりしていました。 https://youtu.be/YbnFmxYADL0?si=gs-8TCrOWZ29u7c4
紙ジャケCD E 2100円 2004年10月 1976年犬がミケの一族
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THE GREATEST HITS 1971-1975 / EAGLES(紙ジャケCD)
光沢のあるエンボス加工が見事に再現されたイーグルス初のベストアルバム。 当時は世界で一番売れたアルバムでしたが、2023年現在ではマイケルの「スリラー」、AC/DCの「ブラック•イン•ブラック」、ホイットニーの「ボディーガード」、ピンク•フロイドの「狂気」に次ぐ44ミリオンのロングセラー作品です。
紙ジャケットCD E 2100円 2005年6月 1976年犬がミケの一族
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ONE OF THESE NIGHTS / EAGLES(紙ジャケCD)
くっきりと浮き出たエンボス加工が印象的なイーグルスの4thアルバム。 バンド初の全米1位に輝いた作品です。 これまでソングライティングに加わっていたジャクソン•ブラウンとD.J.サウザーは参加せず、バンドメンバーのみが楽曲を作っていますが、その主導権はグレン•フライとドン•ヘンリーにあり、時に傲慢なふたりの態度に業を煮やしたバーニー•レドンが、本作ツアー後に脱退します。 初期のカントリー感と中期のロック感に、隠し味程度に効いたディスコサウンドが混ざり合うことで、唯一無二なイーグルスを作り上げています。 ヒットしたのは次作「ホテル•カリフォルニア」ですが、イーグルスらしさでいえば本作が最高到達点ではないでしょうか? https://youtu.be/_ryt2KMWkK4?si=PmQuphysFNzsTRFl
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1975年犬がミケの一族
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ON THE BORDER / EAGLES(紙ジャケCD)
トム•ウェイツのカバー「OL ‘55」を含むイーグルスの3rdアルバム。 写真でもわかるくらい、紙質へのこだわりがある紙ジャケット。 全体的に文字の色は青、日本盤はものによって黒字のものもありますが、今回はUS初盤へのこだわりから裏面最後の行だけが黒字で、ほかは青字のバージョンが再現されています。 あとは「E」のフォントですね。全体として、横3本の線で「E」を表現していますが、表ジャケットの「EAGLES」の文字だけがフォント違いになっているのがUS初回盤の特徴です。 そのほか、ポスターやアサイラムレーベル、日本帯などが再現されていますが、面白いところでは解説ブックレットが思いっきり誰かの手書きで、これは当時の担当ディレクターが書いたものらしいのですが、それも忠実に再現されています。 https://youtu.be/86sb1AFl8Rs?si=HQn_6p_s9FF-QA0u
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1974年犬がミケの一族
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DESPERADO / EAGLES(紙ジャケCD)
西部開拓時代のならず者(DESPERADO)をコンセプトにしたイーグルスの2ndアルバム。イーグルスがドゥーリン=ドルトン•ギャングに扮し、その栄華と衰退を描いています。 今回の紙ジャケットはUS初回盤を再現しており、柔らかくザラザラした紙質のA式を採用しています。 表紙は栄華を誇る4人の勇ましい写真で、裏ジャケットは囚われた6人の写真が使われていますが、何気に裏ジャケで2人増えており、コチラはクレジットこそないものの、ジャクソン•ブラウンとD.Jサウザーとのこと。 インナーは当時アサイラムの初回盤で使われた黒の無地、レーベルはホワイト•アサイラム、帯は日本盤の初回帯が採用されました。 本作のタイトル曲でもあり、イーグルスの代表曲でもある「DESPERADO」は当時、シングルカットもされなかった単なるアルバム収録曲でしたが、のちにリンダ•ロンシュタットを含め多くのアーティストにカバーされ続けています。 https://youtu.be/aelpqWEBHR4?si=7xxw-Ak3DSR2iJqe https://youtu.be/yUg10CPelvo?si=9jEicRhaf_3acaB9 https://youtu.be/DNqYkmZel_I?si=Zb2wUmToiTAaGLhL https://youtu.be/bjTlsyc6Pu0?feature=shared https://youtu.be/5WDD4rCNe4s?si=nbGYAE9nzJ7uX4jU
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1973年犬がミケの一族
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EAGLES / EAGLES(紙ジャケCD)
リンダ•ロンシュタットのバックミュージシャンが集まり結成されたイーグルスのデビューアルバム。 当時、グレン•フライが、同じアパートに住みご近所さんだったジャクソン•ブラウンと共作した「TAKE IT EASY」がビルボードチャート12位のヒットとなりました。 今回の紙ジャケはUS初回盤のダブルジャケットが再現されており、日本盤がやや空色が明るかったのに対し、グラデーションが強めに入った夜明けの印象が強いものになっています。 また、中ジャケットの焚き火の写真は逆さまのように見えますが、こちらも夜明けの表ジャケットと対比する形で撮られた上空からメンバーを撮影したアングルのもので、当初ポスターとしての同封が考えられましたが、大きさの問題から見開きのダブルジャケットに変更されました。(この写真がなく、シングルジャケットになっているバージョンも世界各国にあります。) そのほか、インナーは「デザート•ローズ」と呼ばれるサボテンの花があしらわれたもの、CDレーベルはUS盤のホワイト•アサイラム、帯は当時の日本盤帯が採用されたりと、紙ジャケCDとしてはかなり再現度の高いシリーズになっていますが、こだわりの極めとして同封の解説ブックレットも紙ジャケットに合わせ、通常よりも大きめなサイズで製作されています。 https://youtu.be/32Oc2d_3yEk?si=ki6bL3DgeRbRPlJr
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1972年犬がミケの一族
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ONE STEP CLOSER / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
大ヒットの後に解散の危機あり。 ドゥービーも例外に漏れず、本作をもって一度解散します。 それぞれがソロ活動を始めたことやジョン•ハートマンとジェフ•バクスターの脱退、そのバクスターとマイケル•マクドナルドも在籍したスティーリー•ダンが同年に活動を休止したことや、70年代の終わりという時代の流れなども絡み、解散は必然に近いものだったように感じます。 https://youtu.be/WwxAKJX9jdw?si=8hZAPJslSbQmYTVu
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1980年犬がミケの一族
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MINUTE BY MINUTE / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ドゥービーの最大ヒット作となった8作目。 脱退したトム•ジョンストンのほか、ニコレット•ラーソンやローズマリー•バトラーがゲストボーカルとして参加していますが、聴きどころはなんといってもマイケル•マクドナルドとケニー•ロギンスによる共作シングル「What a Fool Believes」ですね。 AOR化したドゥービーの最高到達点だと思います。 https://youtu.be/o1BqHjNafRk?si=H_I6ixPHeRtCSS5F
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1978年犬がミケの一族
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LIVIN’ ON THE FAULT LINE / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ジャケットの印象も大きく変わり、完全にAOR化したドゥービーの7作目。 主導権はマイケル•マクドナルドが握り、本作をもって元リーダー格のトム•ジョンストンは脱退します。 サポートメンバーとしてもジャズ寄りな方の参加が多く、そのほかTOTOのデヴィッド•ペイチなども参加しています。 ドゥービー作品の中では最もジャズ寄りで、当時の洗練されたロックを追求した結果と思われます。 「ドゥービー」ってスラングで「マリファナ煙草」を意味するんですが、もはやそのバンド名もそぐわないほどオシャレに変貌してしまいました。 https://youtu.be/TYo5-EUE65E?si=okqTC8EFQDYDg3xB
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1977年犬がミケの一族
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TAKIN’ IT TO THE STREETS / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
中心人物だったトム•ジョンストンが入院し、その穴を埋めるために迎えたのはジェフ•バクスターと共にスティーリー•ダンにいたマイケル•マクドナルドでした。 トム•ジョンストンが退院し戻ったものの既にその影響力は薄らいでおり、マイケル•マクドナルドがバンドの主導権を握る形となっていたため、本作はドゥービーというよりスティーリー•ダンな感じのアルバムになっています。 また、時代的にもAORが受け入れられる流れだったため、イメージチェンジした本作は引き続きヒットしました。 https://youtu.be/BSG64FsSxG4?si=162gCMUQRQ1JoAo8
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1976年犬がミケの一族