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ALL SHOOK UP / CHEAP TRICK(紙ジャケCD)
2ndアルバム以降プロデュースしていたトム•ワーマンが外れ、ジョージ•マーティンをプロデューサーに迎えた5thアルバム。 帯に「2度目のデビューアルバム」とあるとおり原点回帰した内容になっています。 売れたら売れたで次の展開を求められるのがロックの常、この頃のチープ•トリックも試行錯誤があったと思います。 今作をもってベースのトム•ピーターソンが脱退し、チープ•トリックも次のステップに進みます。 https://youtu.be/Pep4ygs8Mvw
LP か 1890円 2003年8月 1980年犬がミケの一族
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親愛なるQに捧ぐ / 加川良
岡林信康や高田渡と並ぶ、関西を代表するフォークシンガー、加川良の2ndアルバム。 この人の歌、生き様から察するに、売れる気などは更々なく、徒然なるままその時の思いをしたためるだけ。そんな印象を受けます。 数あるフォークの中でも一番人間味があって、生活感があります。 https://youtu.be/acnC2U1tL_4
LP か 330円 ブックオフ 2023年4月犬がミケの一族
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四角いジャングルで唄う / 唐十郎
これはかなり珍盤です。 1973年、後楽園ホールの特設リングで行われた唐十郎主催の状況劇場による劇中歌リサイタルを実況録音盤としてベルウッドからLP化した自主制作盤。 歌詞カードが40ページの台本になっており、ナンバリングされています。 演奏は小室等指揮によるバンド、ザ•サウンド•ガーリック。 唐十郎を始め、李礼仙、大久保鷹、不破万作、根津甚八、小林薫といった状況劇場の役者に、期間限定で復帰した四谷シモンも加わり繰り広げられるエンターテイメント。 状態が良くない中古でも6,000円以上しますが、こちらはほぼ美品で、台本にも折れ目等なく330円でした。 とても50年前のものとは思えません。 団塊の世代が夢中になった青春の1ページがここに刻まれています。 https://youtu.be/_b3q_f1hFvQ
LP か 330円 ブックオフ 2023年3月犬がミケの一族
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タオルケットは穏やかな ひとりでに / カネコアヤノ
カネコアヤノのアルバムをアコースティックでリアレンジした「ひとりでに」シリーズ。4作目で初のアナログ化です。 作品を重ねるごとにロック化してきているので、着飾らない本作も意義ある内容になってきています。 ただ、アナログ盤で聴く意味があるのかはやや疑問が残りますが、そう言いながら買ってしまってますね。 https://youtu.be/RjMypjT5qnQ
LP か 4000円 HMV 2023年3月犬がミケの一族
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タオルケットは穏やかな / カネコアヤノ
いつもアナログ盤が入手困難なカネコアヤノ 今回は前もって予約できました よりバンドサウンドを取り入れつつも 昭和のフォークに通じる叙情と どこまでも貫くボーカルが魅力的です。 https://youtu.be/eAnE7dj8qHk
LP か 4000円 HMV 2023年1月犬がミケの一族
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嘉門雄三 & VICTOR WHEELS LIVE! / 嘉門雄三
嘉門雄三名義による桑田佳祐初のソロ作品。 1981年12月11日と12日に Egg-man で行われた桑田バンド名義のライブ演奏をまとめたもので、自身の礎となった洋楽のカバーアルバムになっています。
LP か 693円 ブックオフ 2022年11月犬がミケの一族
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THE KAI BAND FINAL CONCERT “PARTY” / 甲斐バンド
甲斐バンド、1986年の解散コンサートの模様を収めたライブアルバム。 LP+EPで全14曲入り。2枚組なら全曲収録できたと思いますが、これまでのライブ盤には収録されていない後期の曲を中心に編集されています。 当時の観客動員数に合わせ13万6930枚の限定発売で、ジャケットにピックが貼り付けられていました。 「REPEAT & FADE」が私的には消化不良だったので、このライブ盤が有終の美となりました。
LP か 550円 ブックオフ 2022年4月犬がミケの一族
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REPEAT & FADE / 甲斐バンド
解散と再結成を繰り返した甲斐バンドですが、最初の解散直後にリリースされたラストアルバムがこちら。 4曲入り12インチの4枚組で、各メンバーがそれぞれ1枚というスタイルのアルバムで、初回盤の10万枚のみ特製エンボス加工の黒いジャケットですが、通常盤の素朴な白いジャケットの方が数も少なく貴重です。 甲斐バンドはどうしても甲斐よしひろのバンドで、その飛び抜けた個性が売り物ですが、シングル「ビューティフル•エネルギー」を歌ったドラムの松藤英男もなかなかの存在感だし、結果3年しか加入しなかった田中一郎は元々ARBのコンポーザーだったので、このような形態のアルバムもありかとは思いますが、当然ながらアルバムとしてのまとまりはなく、解散に向かう負のエネルギーも感じざるを得ない作品です。 CDが普及し、録音がデジタル化する中で、ロックバンドも淘汰された時代だったと思いますし、その波は人気バンドをも飲み込む勢いがあったと思います。
LP か 550円 ブックオフ 2022年4月犬がミケの一族
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流民の歌 / 甲斐バンド
明らかにツェッペリンをパクったタイトル。しかし、それが実にカッコいい甲斐バンドの3枚組ライブアルバム。 1980年に行われた初の野外イベント『100万$ナイト in HAKONE』と『DECEMBERS OUTLOWS 1980 FINAL』の愛知県体育館、日本武道館、大阪府立体育館、福岡九電記念体育館の各公演から厳選された内容で、この当時、日本のバンドでは最も観客動員数が多かったことを証明する圧巻の内容と熱量です。
LP か 550円 ブックオフ 2022年4月犬がミケの一族
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カルメン•マキ&OZ Ⅲ / カルメン•マキ&OZ
解散ライブの2ヶ月前に発売された3rdアルバム。 既に解散は決まっていたのでしょう。これまでの作品とは異なり、様々な雰囲気の楽曲が並び、解散後の方向性を探っている感もあり、やや一般大衆的にも聴こえますが、その歌声は変わらず圧倒される存在感があります。 こののちカルメン•マキはまたソロに転向し、よりハードロック化していき、SHOW-YAや浜田麻里に継承されていきます。
LP か 550円 ブックオフ 2022年3月犬がミケの一族
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カルメン•マキ&OZ / カルメン•マキ&OZ
寺山修司のもとで着実にソロキャリアを積んでいたカルメン•マキが、一気にロックへ方向転換した問題作。 きっかけは、「時には母のない子のように」のレコード大賞受賞でCBSソニー社長からプレゼントされたLP数枚の中に含まれていたジャニス•ジョプリンとの出会い。 近田春夫やクリエーションなどとのバンド活動を経て到達したバンドがOZ。ソロで積み上げた人気をすべて捨て、またドサ周りから始めて3年かけて作られたアルバムが今作です。 ジャケットは初期ジェネシスやキャラヴァンあたりを意識しているのか、音も本格的なプログレで、以降のロックバンドと比較しても、はるかに本格的なサウンドになっており、アルバムも大ヒット、人気も返り咲きました。 代表曲「私は風」はのちに多くのアーティストがカバーしています。
LP か 550円 ブックオフ 2022年3月犬がミケの一族
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CARMEN MAKI & OZ LIVE / カルメンマキ&OZ
1977年5月の日比谷野外音楽堂と、ラストライブになった1977年10月の新宿厚生年金会館での演奏を収めたアルバム。 帯に小さく「このレコードは状態の良いカートリッジでボリュームを最大にお楽しみ下さい。」と書かれており、まさにその一文がこのアルバムの凄さを表しています。 現代でもこれだけロックなライブ盤はありません。 SuperflyやGLIM SPANKYも商業的な路線に進まず、こういうロックを鳴らしてくれたら、ジャニス•ジョプリンに少しでも近づけたのに…と思わせる傑作です。
LP か 490円 ブックオフ 1978年犬がミケの一族
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閉ざされた町 / カルメンマキ&OZ
OZを率いてロック化したカルメンマキの2作目。 本作発売前年には、来日したジェフ•ベック•グループやグランド•ファンク•レイルロードのオープニングファクトを務めるなどし、本格化としてのキャリアを重ねていた。 LAに渡り、アリス•クーパーのバンドでベースを弾いていたエリック・スコットに共同プロデュースを依頼し、ソフト•マシーンのケビン•エアーズがレコーディングエンジニアを務めた今作は、かなりプログレッシブな本格的ロックアルバムです。
LP か 490円 ブックオフ 1976年犬がミケの一族
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教訓 / 加川良
加川良のデビューアルバム。 「教訓Ⅰ」は多くのアーティストにカバーされており、人間の本当の強さとは何かを考えさせられる反戦歌です。 何十年経っても成長しない、争いをやめない国々にこの歌を捧げたいですね。 https://youtu.be/FSaMY7TRgFI
LP か HMV 1971年犬がミケの一族
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LOVE / 河合奈保子
LP か 108円 ブックオフ 1980年犬がミケの一族