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BLUE RIVER / ERIC ANDERSON (紙ジャケCD)
紙ジャケCDのブームは、これまであまり日の目を浴びなかった隠れた名盤にもスポットを当てるようになりました。 エリック•アンダーソンもその一人で、本人がヒットを飛ばすことはなかなかなかったものの、彼の曲を歌いヒットさせたアーティストは多く、知る人ぞ知る存在のシンガーソングライターで、そんな彼の作品群の中でとりわけ名盤の誉高いアルバムがこの「ブルー•リバー」です。 本作発売の頃は紙ジャケCDも単なるミニチュアではなく、当時のこだわりをどこまで再現できるかに注目が集まっており、本作もオリジナルの縦にストライプが入ったエンボス加工のジャケットが見事に再現されています。 内容はジェームス•テイラーのようにとても穏やかで、表題曲ではジョニ•ミッチェルがゲスト参加しています。 https://youtu.be/dVoyddzwPlQ?si=K_m9tPeaW5vXEfF5
紙ジャケットCD E 1890円 2005年2月 1972年犬がミケの一族
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GARDEN SHED / ENGLAND(紙ジャケCD)
プログレッシヴロックのブームに遅れて登場した隠れ名盤、イングランドが70年代に唯一残したアルバムがこちら。 ほぼプログレがやれることも出尽くした頃に発売されたため、これぞプログレという要素がすべて盛り込まれています。 イギリスの老舗ジャムブランドであるロバートソンのオレンジマーマレードジャム”GOLDEN SHED”のパッケージをそのまま模したジャケットアートワークからもわかるように、いかにも英国な甘く優雅なサウンドが楽しめます。 https://youtu.be/IZxOqPv9W1Q?si=YKKSQvzqS5cKmVK-
紙ジャケットCD E 2100円 2005年6月 1977年犬がミケの一族
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BRAIN SALAD SURGERY / EMERSON,LAKE & PALMER(紙ジャケCD)
よく言われることとして、才能があるアーティストでもその才能の泉はアルバム3枚分らしいです。 ELPの場合、1stはまあ名刺代わり、3rdの「展覧会の絵」は偶然の産物なライブアルバムと考えれば、2nd「カクタス」と4th「トリロジー」にこの5th「恐怖の頭脳改革」がその3枚に該当するように思えます。 難産だった本作は3人のバランスをギリギリで保つ、まさに集大成と呼べる作品でしょう。 観音開きのジャケットアートワークは、のちに映画「エイリアン」の造形デザインで名を馳せるH•G•ギーガーの出世作となりました。 https://youtu.be/ySax3wnZ72w?si=t8CgfYLXq-R44VQ-
紙ジャケットCD E 2520円 RECOFAN 1999年3月犬がミケの一族
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TRILOGY / EMERSON, LAKE & PALMER(紙ジャケCD)
ELPで唯一、ヒプノシスがジャケットアートワークを手がけた4作目。 トリロジーという表題曲も収録していますが「三部作」という意味なので、メンバー3人のことや偶然の産物だった前作「展覧会の絵」がなければ3作目だったことなども意図するタイトルなのかもしれません。 ムーグの使い方も卓越の域に達し、非常に幻想的な作品に仕上がっています。 https://youtu.be/BWmohszZW_w?si=EpOO6IOtR5QqWhCf
紙ジャケットCD E 2520円 RECOFAN 1999年3月犬がミケの一族
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PICTURE AT AN EXHIBITION / EMERSON, LAKE & PALMER(紙ジャケCD)
ELPの3rdアルバム。 自分自身が歳をとると100年前なんてつい最近なんじゃないかと思う時があります。 クラシックをロックに昇華した本作は一見突拍子もないことに思えますが、今の若者がビートルズをクラシックと思うか否かを考えれば、それは人それぞれで、ムソルグスキーの古典音楽にインスパイアされたELPが本作にたどり着いたことも、シンセサイザーが台頭しつつある時代においては必然的なことだったのかもしれないと思えてきます。 ちなみにこちらの紙ジャケットCDは紙ジャケ第二弾となった1999年の再発バージョンになります。 https://youtu.be/f-bwfMxvS3k?si=zbFIVkwNoz6rOAnm
紙ジャケットCD E 2520円 RECOFAN 1999年3月犬がミケの一族
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TARKUS / EMERSON, LAKE & PALMER(紙ジャケCD)
ELPの2ndアルバム 初めて聴いたELPはこのアルバムで、このCD サンプル盤だったこの紙ジャケットCDをもらったのが始まり 第一印象として、名盤には見えないこのアルマジロの怪獣ロボットが描かれたジャケットがいかにも怪しく、もらったものの聴かずにいたのですが、のちのち繰り返し聴くことでその良さがわかってきた作品です まず冒頭の組曲が20分あるので、慌ただしく過ごしていた10代、20代ではゆっくり耳を傾ける機会が少なかったのかもしれませんが、40代を過ぎた頃には腰を据えてじっくり聴くようになっていて、他のプログレバンドとは一線を画すキーボードロックがELPの最大の魅力と思えるようになっていきました 世に言う名盤は次作「展覧会の絵」かもしれませんが、個人的にはこの「タルカス」がお気に入りです https://youtu.be/VIKm9rUWrCI?si=dXZAsF3TkxQzt3Hy
紙ジャケットCD E 0円(サンプル盤) OZ DISC 1994年9月犬がミケの一族
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EMERSON, LAKE & PALMER / EMERSON, LAKE & PALMER(紙ジャケCD)
元ナイスのキース•エマーソン、元クリムゾンのグレッグ•レイク、元アトミック•ルースターのカール•パーマーからなるスーパーグループ、エマーソン,レイク&パーマーのデビューアルバム。 既に知名度が高かったメンバーが集まっていたことにより、デビューは各社争奪戦となり、このアルバムも慌ただしく制作されたため、その後の緻密なサウンドには及ばないものの、当時出始めだったモーグシンセサイザーを駆使したサウンドは斬新なものとなりました。 https://youtu.be/9ZUyB5dRwg0?si=WwNG9rZT5EZEfpCf
紙ジャケットCD E 2500円 OZ DISC 1994年9月犬がミケの一族
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ELVIS ; ALOHA FROM HAWAII VIA SATELLITE / ELVIS PRESLEY(紙ジャケCD)
1973年1月14日、日本などの海外公演を望む声に応える形で、38カ国に放映された世界初の衛星放送ライブをアルバムに収めたもの。 癌を苦にダイアモンドヘッドから投身自殺をはかったハワイの作曲家クイ•リー癌基金のためのチャリティーという側面もあり、公演の収益から7万5千ドルが寄付されました。 晩年ということや、妻プリシアとの離婚調停中で傷心していたこともあり、ロックよりもバラードが多くセットリストに載っており、面白いところでは本作唯一の収録として、ビートルズの「サムシング」も艶っぽく歌っています。 日本での視聴率は37.8%、フィリピンにおいては脅威の90%以上を叩き出しており、世界が待ち望んだライブだったことが伺えます。 プレスリーファンだった母の傍らで、当時私も観たと思うのですが6歳だったので記憶はあやふやです。 今回の紙ジャケは衛生から地球に向けて送られる電波がくり抜きになり、内ジャケのプレスリーが顔を出すギミックも再現されています。 また、音源もフルバージョンが高画質でYouTubeにアップされております。 サムシング) https://youtu.be/-0yp3F7wbZo?si=Us61QQt0mnHrw-0T フルバージョン) https://youtu.be/DfjIOL5MxLY?si=pEAzVprc0xpnXa4T
紙ジャケットCD E 2000円 2000年1月 1973年犬がミケの一族
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ELVIS’ GOLDEN RECORDS / ELVIS PRESLEY(紙ジャケCD)
エルヴィス•プレスリーの5作目にあたる自身初のベストアルバム。 この時期、プレスリーは入隊しており、新譜が出せない状態だったため、それであればと企画されたベストアルバムがこちら。ロングランセールスのヒットとなりました。 これ一枚で事足りるほどの名曲揃いです。 https://youtu.be/cYwDUonrGFQ?si=hnxjMxGkeUIvFO1J
紙ジャケットCD E 2000円 2000年1月 1958年犬がミケの一族
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ELVIS PRESLEY / ELVIS PRESLEY(紙ジャケCD)
鮮烈なデビューとなったプレスリーのデビューアルバム。 のちにクラッシュもアルバム「ロンドン•コーリング」でオマージュした有名なジャケットアートワークです。 メンフィスのサン•レコードから5枚のシングルを発表したプレスリーはRCAビクターに移籍し本作を発売しますが、まだまだシングル主流の時代で、アルバム用に新曲をレコーディングする時間もなく、サン•レコード時代の楽曲を5曲(19歳当時)、ナッシュヴィルとニューヨークのRCAスタジオの楽曲7曲(21歳当時)を即席でまとめ上げました。 当初からプレスリーは一発録りを好み、ほとんどの楽曲は「せーの」で同時録音されており、そのライブ感も本作の魅力かと思います。 アルバムは発売前から予約が殺到し、予約だけで36万枚というRCA始まって以来の記録的セールスを達成しました。 よく知るヒット曲は次作以降に収録されており、その時代のバージョンによっては「ハートブレイク•ホテル」が本アルバムに収録されているものもありますが、こちらの紙ジャケシリーズはオリジナルに忠実な内容で再現されています。 https://youtu.be/uke1B0FpIZ8?si=vtvZYoLUuv9cmJKB
紙ジャケットCD E 2000円 2000年1月 1956年犬がミケの一族
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AMNESIAC (SPECIAL EDITION BOOK & CD) / RADIOHEAD
変わった形の限定盤って、興味本位で買ってしまいますが、後になって置き場所に困ってしまうことが殆どで、ましてやこのように本の体裁が取られたCDだと、つい本棚にしまってしまい、CDを持っていることも忘れている始末。 当時、ロックの最先端を走っていると思っていたレディオヘッドの5作目がこちらで、横浜で行われたライヴにも行きました。 ここに写っているポスターはそのライヴで購入したグッツだった気がします。 段々難解になっていくレディオヘッドを、音楽雑誌は常に讃え評価していましたが、個人的には1stから3rdアルバムまでが名盤で、この「AMNESIAC」と前作「KID A」はギリギリありかな?と思う作品で、お互いが対をなす作品だと思います。 正直この頃から、レディオヘッドはどこに向かっているのかわからなくなってきましたね。 今でも好きだし、新譜が出れば買いますが…。 https://youtu.be/2Lpw3yMCWro?si=uEfrwbRbyNQUGpRw
紙ジャケットCD E RECOFAN 2001年6月 2001年犬がミケの一族
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VERONICA / ELVIS COSTELLO(紙ジャケシングルCD)
80年代がもうすぐ終わろうとしている時 久しぶりに届いたコステロのシングルは、まさかのポール•マッカートニーとの共作でした。 日本では長くフジテレビ系情報番組「とくダネ!」のオープニングテーマとして使われていたので、コステロよりも小倉さんを思い浮かべる人の方が多いかもしれません。 新たな時代に向けた新たなコステロがここにいます。 https://youtu.be/fH4u_Q6nLDE?si=NM9Q3WTwdY2LfcjJ
紙ジャケットCD E TOWER RECORDS 1989年 1989年犬がミケの一族
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A TOWN CALLED BIG NOTHING(REALLY BIG NOTHING) / THE MacMANUS GANG(紙ジャケシングルCD)
コステロのシングルボックスに収録されていたラストは、ザ•マクマナス•ギャング名義で発売された映画「Straight To Hell」の主題歌。 いかにも映画音楽といったこれまでのシングルとは趣の違う作品で、実父ロス•マクマナスもトランペットで参加しています。 これまで毎年何かしらの作品を発表してきたコステロですが、本作発売後、3年弱の休止期間に入ります。 https://youtu.be/0EN2GtoPMdU?si=Yhk-5bhBeFOXkBPK
紙ジャケットCD E 11/6000円 DISC UNION 2003年9月犬がミケの一族
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BLUE CHAIR / ELVIS COSTELLO
いかにもコステロ節な、アルバム「ブラッド&チョコレート」からの3枚目のシングル。 イギリスでは「Highlight From Blood And Chocolate」というタイトルの4曲入りプロモーションEPも500枚限定で配布されました。 創作に苦しんでいた数年前が嘘のように、この頃のコステロは積極果敢に新作を発売していきます。 https://youtu.be/gm9T-cpZIAI?si=rIPDCwB0nsXU6dvB
紙ジャケットCD E 11/6000円 DISC UNION 2003年9月犬がミケの一族
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I WANT YOU / ELVIS COSTELLO AND THE ATTRACTIONS(紙ジャケシングルCD)
こちらも一発録りでレコーディングされたファーストテイクをシングルカットしたもの。 コステロの声も、途中から鳴り響くギターもまさにオルタナティヴ。 歌詞がぐいぐいと心に刺さる名曲です。 https://youtu.be/pp8RjKOID1I?si=xidmLh5CE1YmBgyr
紙ジャケットCD E 11/6000円 DISC UNION 2003年9月犬がミケの一族