A LONG V•A•C•A•T•I•O•N / 大瀧詠一

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池袋にあった八勝堂で買った大瀧詠一の名盤「ロンバケ」のMASTER SOUND盤

歴史に残るモンスターアルバムですが、モンスターを生んだことが彼ののちの人生にも大きく影響します。

1976年、日本コロムビアにナイアガラレーベルごと移籍した大瀧詠一は、当時最新鋭の16チャンネルマルチトラックレコーダーを福生45スタジオに提供してもらう条件として、3年間でアルバム12枚を制作するという無謀な契約を結びます。
3年が経ち疲弊した大瀧詠一は、そこで得た経験を総括する意味で、CMボツ曲や他アーティストへの提供曲の再構築によって今作を作り始めます。
作詞にははっぴいえんど以来久しぶりに松本隆を呼び、頼まれた音楽ではなく、自身が鳴らしたい音楽として和製フィル・スペクターとも呼ばれるナイアガラサウンドを駆使しますが、松本隆の妹さんの病によりレコーディングは一時中断。
発売時期が冬にズレたことから冬っぽい曲も書き出そうと「さらばシベリア鉄道」が追加されます。
そうこうしているうちに冬も過ぎ、2年をかけ1981年3月に本作は発売されました。

リアルタイムで聴いた時、私は13歳。
多感な時期にこのアルバムと出会えたことは感慨深く、日本のロック、ポップスにおいても金字塔となる名盤だと思います。

https://youtu.be/L1SuMI5LikA?si=gw6Vg0OND5SV5YaZ

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