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『POINTS2』 / 尾崎亜美
1986年、尾崎亜美が当時のアイドル達を中心に提供した曲をセルフカバーした作品集。ウチにあるのは何故か『テープ』メディア。当時、松田聖子が歌っていた『ボーイの季節』を、作者はどう歌うのか気になって購入した覚えがある。収録曲は以下の通り。杏里に提供した『オリビアを聴きながら』もそうだが、やはり『本家本元』はスゴい。^^; ただ今から思えば、提供していたアイドルたちはそうそうたるメンツである。 ①曇りのち晴れ 作詞・作曲・編曲:尾崎亜美 志村香への提供曲。 ②ボーイの季節 作詞・作曲・編曲:尾崎亜美 松田聖子への提供曲で、東宝劇場用アニメ『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』の主題歌に起用された。 ③涙を海に返したい 作詞・作曲:尾崎亜美、編曲:小林信吾 杏里への提供曲。 ④恋は行方不明 作詞・作曲:尾崎亜美、編曲:小林信吾 南翔子への提供曲。 ⑤summer Beach 作詞・作曲:尾崎亜美、編曲:小林信吾 岡田有希子への提供曲。 ⑥Know How 作詞:P.Lewis・G.Hotoda・B.White(日本語原詞:尾崎亜美)、作曲・編曲:尾崎亜美 松本伊代への提供曲「恋のKNOW-HOW」の英訳詞版。 ⑦微風のメロディー 作詞・作曲:尾崎亜美、編曲:谷有益 河合奈保子への提供曲 ⑧夏の幻影(シーン) 作詞・作曲:尾崎亜美、編曲:小林信吾 松田聖子への提供曲で、アルバム『The 9th Wave』収録曲。 ⑨Air Mail 作詞・作曲・編曲:尾崎亜美 この曲のみオリジナルの楽曲である ⑩時に愛は 作詞・作曲:尾崎亜美、編曲:谷有益 松本伊代への提供曲。
J-Pop キャニオンレコード 2200円わびすけ
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Possibility/ 中森明菜
1984年後期に発表された中森明菜 6枚目のスタジオアルバムです。私の手元にあるのは 何故かテープです。『サザンウィンド』『十戒』といったシングル曲が入っています。当時のこういった楽曲メディアの購入特典に漏れず、このテープにも特典が入っていて、ブロマイドカードが入っていました。昭和だなぁと感じるのは、ブロマイドの裏面が時間割になっていること。 ^^; 売る側は購買層が中高生男子だと決めつけているんかいな。。。 最近、中森明菜復活の話題がSNSで起きているが、私としては復活はしなくていいと思っている。王貞治が70歳を越えて現役復活しても、それはもう『王貞治』ではないから (^^; https://youtu.be/VFD11OV36JY
歌謡曲 アイドル ワーナー・パイオニア 2200円わびすけ
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『MY BEST THANKS / 中森明菜』
12インチグラフィテイカルディスクなんて言い方をしているが、昭和の時代の言い方にすると『30センチEPシングル』って言うヤツです。早い話が見た目はLPレコード、入っている曲は各面1乃至2曲というシロモノだ。 当レコードの場合、収録曲は全3曲で、①7枚目のスタジオ・アルバム『BITTER AND SWEET』収録曲の「予感(飛鳥涼の作詞)」と、②新曲の「ありふれた風景(小坂明子の作詞)」と③「Don't Tell Me This is Love」である。ベストアルバムには入っていない作品群で構成されている渋い一品だと思う。中森明菜のスゴいところは、歌の『陰と陽』『動と静』を歌い分けることができることだ。だから、歌によって『中森明菜』自体が別物になる。今どきのシンガーにはぜったい出来ない芸当だと思う。 蛇足だが、『令和』の中森明菜は とてもJAZZが似合う歳になって来たというのが 個人的な感想。歳を重ねて、また別の光沢が出てきた。渋い中森明菜もこれまた 美味である。 https://youtu.be/RMeNA5a4y1w?si=xCx-JJxnpx3JkX9D
J-Pop ワーナー・パイオニア 1300円わびすけ
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『帰り道 / 南こうせつ 』
かぐや姫が解散してしまい、ため息ばかりの1975年春だったけど、7月に待望のこうせつの新譜が発売された。それがこの『帰り道』だった。 個人的には『花いちもんめ』『荻窪二丁目』が好きだ。いかにもこうせつらしい、他の人には表現出来ない世界観が展開されていると思う。 いずれも、セレクションとかベストアルバムとかには入らない作品だが、隠れた名曲だと思う。。。 別に隠れてはいないか (^^;; https://youtu.be/Jo5tCFaeI64
フォークソング クラウンレコード 2200円わびすけ
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『三年坂/グレープ(ライブ)』
『グレープ』はさだまさしと吉田政美の2人組のグループだった。さだまさしはソロ活動の期間があまりにも長くなったので、最近のファンの中には『グループ』活動時代を知らない人も多いと思う.。グループ時代最後のアルバムがこの『三年坂』だ。解散間近のアルバムということもあるけど、のりのりの曲ではなく、『無縁坂』や『掌』を会場のお客さんとシクシク泣きながら合唱しているのが『フォーク』だなぁ。『昭和』だなぁ。いい時代だったなぁ。。。^ ^
フォークソング ワーナー・パイオニア 3000円わびすけ
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交響組曲『宇宙海賊キャプテンハーロック』
テレビでアニメが放送されていた頃、高校生だった私はこの作品の中でハーロックが言った「男は負けるとわかっていても戦わなければならぬ時がある」を座右の銘にして、『共通一次試験』元年に大学入試に見事全滅した。。。 それでも、私はハーロックの言葉と音楽🎵を座右の銘に浪人生活を過ごした上、一浪で大学に入学することができた。作品中に出て来る少女『繭(まゆ)』がオカリナで奏でる『まゆのテーマ』が特に好きだった。 https://youtu.be/NlKFkyz4Ryc?si=TywVTmb6-rixt3_-
アニメ音楽 日本コロムビア 2200円わびすけ
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NHK連続テレビ小説主題曲集/ 〜マー姉ちゃん迄
今シーズンのNHK連続TV小説『ブギウギ』が昨日終了した。15分という短い時間、半年という長い期間、この2つの時間的矛盾を、上手く乗り切った作品だけに『名作』の称号が与えられるプレッシャーのかかる国民的番組だ。 その印象を大きく左右するのが、オープニングの音楽(楽曲)だ。それらを集めたこのレコード、当時、売れたのかしら… 今のように『歌』がない、メロディーだけの楽曲レコードだが、あの頃を思い出すにほ十分なシロモノだ。^ ^ ジャケットの熊谷真実さんはこの時、確か18歳だったと思う。。。サザエさんの作者である長谷川町子役の田中裕子さんもまだこの頃デビューしたてだった。
ドラマ音楽 NHKエンタープライズ 3000円わびすけ
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シンデレラサマー/ 石川優子
70年代後半、ポプコン(ポピュラーソング コンテスト)からデビューした1人。。。同時期のポプコンからは、クリスタルキング、円広志、チャゲ&飛鳥、大友裕子、など数々のアーティストが誕生していた。 『シンデレラサマー』はJALのキャンペーンソングとして当時使用され、人気を博した。その数年後、石川優子はチャゲとデュエットした曲、『ふたりの愛ランド』でまたしてもJALのキャンペーンソングを射止め、これまた大ヒットとなった。 ところで石川優子さんて、グラビアアイドル的に扱われていたイメージもあるけど、れっきとしたバリバリのシンガーソングライターである。 埼玉西武ライオンズの応援歌『吠えろ、ライオンズ』が彼女の作詞作曲であるのは有名なお話 ^ ^
ニューミュージック ラジオシティレコード 500円わびすけ
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navigator / 1986オメガトライブ
杉山清貴とオメガトライブの夏・海テーマ中心のシティポップをカルロスくんが受け継いだ1986オメガトライブ。ジャケットからして、summerバージョン、プールの水底のイメージ (^^;; SIDE-Bだけど、1曲目の『君は1000%』が最大のヒットだと思う。 それにしても、『オメガトライブ』が『最後の種族』という意味だと知ったのはごくごく最近(令和)のことである。
J-Pop vap 2800円わびすけ
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sweet sphere / 野呂一生
私より2歳年上の野呂氏は 私の青春時代、カシオペアとして活躍していた。その野呂氏の初のソロアルバムがこの『sweet sphere 』だ フュージョンという言葉がやっと定着してきた1980年代( 70年代はクロスオーバーと呼ばれていた時期あり )、野呂氏のハイセンスと超絶テクニックが同梱された珠玉のアルバム ^ ^ でも、音質は最近 新たにデジタル録音された方がいいんだろうな。
フュージョン ポリドールレコード 2200円わびすけ
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夢の轍 / さだまさし
さだまさしの数あるLPアルバム作品の中で、特にジャケットが気に入っているものだ。滝平次郎氏の切り絵のような味わい深いタイトルロゴとともに馬車が一車輌(※ CD作品はジャケットがかわってしまっている)。入っている曲も、後に社会的にも話題になった『償い』や『前夜』『退職の日』といった渋い曲が満載である。 当時『退職の日』を聴いて、「父が退職した時には絶対この曲を歌って聞かせてやろう」と心に誓った時期があったのだが、自分が世帯を持ち、仕事に追われる毎日にその機会を奪われ、気がついた時には父は他界。あっという間に 当の自分までもが長年勤めた会社を退職してしまった。。。 人の人生は短い。そして時の流れは早い。 そんなことをしみじみと感じながら、ゆっくりとレコードに針を落としてみる。 https://youtu.be/cd54XH0hypI?si=iCW43WY07EMRzAkU
ニューミュージック フリーフライト(ワーナー・パイオニア) 2200円わびすけ
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氣 / 喜多郎
今から40年以上も前になるが、NHKのテレビ放送で『シルクロード』というシリーズ物をやっていた。そのオープニング曲が『絲綢之路』という喜多郎の曲だった。それまでシンセサイザーのサウンドといったら『機械的』で、どちらかといえばSF的な、未来を彩るようなイメージだったのだが、喜多郎サウンドにはどこか朴訥とした懐かしさがあり、悠久の神秘を感じさせる何かがあった。 このアルバムの中の『無限水』という曲は、山中の山肌から渾々と湧き出る清水のような清涼感がある。アルバムジャケットの長岡秀星氏のイラストが一層の神秘を盛り立てている。
ヒーリングサウンド CBS SONY 2300円わびすけ
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2222年ピクニック/ TULIP
この作品のタイトル『2222年ピクニック』に違和感を感じた人はいないだろうか。そう… 普通なら『年』の次に『の』が入るのではと思った人が少なからずいるのではあるまいか。でも、入っていないのだ。これが『財津節』の真骨頂だ。 皆さんも手帳のカレンダーにスケジュールを書き込むことがあると思う。スケジュールに『の』は入れないですよね。これはずっとずっと未来のカレンダーの中のある日の1つのスケジュールなんだと思う。その日の光景を思い浮かべて なんやかや… だからTULIPの曲は あったかいんだな。^ ^ ところで、TULIPというグループには『チューリップ』のロゴがいくつかあって、私が気に入っているのは、このアルバムの裏ジャケットの中央下にあるロゴ。左右対称のカタチをしたそれである。デビュー当時のものよりスリムになって、洗練されたベテラングループを感じさせた。 これまた「秀逸」である。^ ^
ニューミュージック エキスプレスレコード 2800円わびすけ
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HALO / TULIP
財津節は健在、しかし、歌詞の中に『宇宙』『星』という言葉がやたら多くなったという実感がする1983年の作品。。。 財津氏が何か、『壁』にぶち当たっているような感じがしていた。『星空の伝言』というシングル曲がB面の最初に入っている。チューリップ始まって以来、最初のCDアルバムなんですが、ウチにあるのはLPレコードです。^^; ちなみにタイトルの正式な発音は『ヘイロウ』が正解。 A面 1. The Halo 2. コスモスの咲く郷 3. 輝く星 4. 丘に吹く風 B面 1. 星空の伝言 2. 想い出のランドスケープ 3. The Bells Are Ringing 4. セルリアン・ブルー 5. 愛を抱きしめて
J-Pop EXPRESS 2300円わびすけ
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FAIR WAY / off course
日本語学校で日本語を教えている私にとって、別れの季節(卒業式)が近づいて来た。この『FAIR WAY』のボーナスソングとして入っている『いつもいつも』というアカペラ曲は、卒業式前の最後の授業で私が歌う定番になっている。 あなたのことは わすれないよ ふるさとの山や海のように ふるさとの友たちのように また会う日まで いつも いつも いつも いつも いつも いつも 美しい日本語の歌を一つ 覚えて卒業していってほしい ^ ^
J-Pop 東芝EMI 2300円わびすけ