世界最大空母 日本海軍の航空母艦「信濃」洋上タイプ

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マル4計画にもとづき横須賀海軍工廠で1940年(昭和15年)5月に起工した大和型戦艦3番艦(110号艦)を、ミッドウェー海戦以降の戦局の変化に伴い戦艦から航空母艦に設計変更したものである。

1944年(昭和19年)11月19日、航空母艦として竣工。 11月28日、空襲を避けるため未完成のまま横須賀から呉へ回航される。第十七駆逐隊(磯風、浜風、雪風)に護衛されて航行中の11月29日午前3時20分、信濃は紀伊半島潮岬沖合で米潜水艦「アーチャーフィッシュ」の魚雷攻撃を受ける。魚雷4本が命中、浸水が止まらず、午前10時50分頃に転覆して沈没した。 竣工から沈没まで艦命は僅か10日間。

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