ジャズ喫茶「木馬」物語 続き
私が通い始めた頃、「木馬」は 新宿・靖国通りの路面に有りました。
以前は、画材屋を営んでいたとか、
話題はちょっとそれますが、
DIG/DUGの中平さんが、大学を卒業してジャズ喫茶を始めようとした時に、
小澤さんに相談したとのことです。
当時は、いまだ都電が靖国通りを走っており、通り全体が埃っぽい感じでした。
角筈に都電の車庫があった頃です。
その後、車庫はゴールデン街として再生。 今尚、繁栄している。
間もなく、都電の廃止・再開発で、木馬は歌舞伎町のビルへと移転。
17~18年ぐらい続けていたのでしょうか?
赤坂一ツ木通りにも「木馬」を出店したり、とか・・・
最後の画像は、赤坂一ツ木通り店のメンバーカードです。
いろいろ有ったようで・・・・小澤夫妻は離婚。
奥さんとご子息が「タチヤ」と言う古美術商を始められた。
HABANA タイプのハンギング・クロックなどを購入しました。
他にも喉から手の出るような逸品がたくさんあったのですが・・・・
暫くたって、平和島の骨董市 柳泉洞/谷さんのブースで、
小澤コレクションのいくつかを目にしたことが有りました。
「小澤さんは、熱海で、置屋をやっている」とか???
結局300台に及ぶ貴重な小澤コレクションは、散逸してしまったようです。
Hanging clock
200.000円
東大和 タチヤ
0318