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名古屋 大久手 「扇や」 波多野和子/ G・Wケラー
この道で、何とかやっていけそうだなと感じ始めた ’60年代後半 最初にお伺いした時のことです・・・・店の間口の大きさと、ウィンドゥ越しに見える磨きこまれたビューローなどの高級感に気圧され、ガラス戸を開けるのに、かなり勇気がいったことでした。 その頃、国内では殆どほとんど見掛けることがない、本物のアンティクの英国家具。 その量と質の感覚に圧倒されながら、商品の谷間を回遊する。 「これが、本物か・・・」やがて気持も鎮まり雰囲気を楽しめるほどに寛げてきました。 沢山の古時計の中から、私の手が届く・このハンブルグアメリカンを選んだ。 本来は壁掛だが、下台を取付けて、キッチンシェルフ型に改造されている・・・ (16F で、詳しく記載しています) ・・・・窓の外は雪、バチバチと火の粉を弾く暖炉に掛けられた大鍋から立ち上る夕餉の香り、 ギンガムチェックのクロスが掛った奥のテーブルでは、 お父さんを囲んだ子供たちとの会話が賑やかに弾んでいます。 そんな団欒のひと時を刻んでいたのに違いない・・・・などと空想しながら購入したのです。 遥か彼方の記憶になりましたが、 昔は英語教師だったという奥さんが店番をしていらっしゃいました。 1990年代初めに、北海道/弟子屈に欧羅民芸館を開設、 ヴィンテージ家具やミュージックポックス、ヴィンティージオルゴールなどの逸品を集大成した民芸館を開館するに至った。
kitchens shelf clock HUMBRG AMERICAN 名古屋 大久手 「扇や」0318
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リビングの飾り棚 Hambrg American 2台
リビングの飾り棚 両サイドのバランスをと考えて、レイアウトしてみました。 2台とも hamburg American 社製。 右の方は、THUNDER alarm と記載があります。 雷の音声で、いかにもドイツの、そういう目覚ましです。 我が家のは、背中に台木が付いていて、kitchen Shelf タイプ に加工されています。 木の感じも馴染んでいて、違和感は全く有りません。 置き型にも使えるようにと、予め、補助材(アタッチメント)として用意されていたのではないか・・・などと思い廻らせて愉しんでいます。 1976年 5月 名古屋 扇やで購めたものです。 左の時計は、小振りの Hangingタイプで、 Black Forest Clocks と記されています。 2台とも、我が家に棲み着いて、50年近くになるのではないでしょうか・・・・ 我家を気に入って、寛いでいてくれている様子です。
Hanging clock Hamberg Amerikan 70.000円0318