-
白金台 LAPIN AGILE 山口 鷹 さん
ラパン・アジルが白金台に開店したのは1973年4月でした。 フランスのアールヌーボー、アールデコのアンティークが中心。 画家である店主の山口 鷹さんが、パリのアトリエへ行くたびに集めてきたものが主、 店は、カフェも兼ねており、コーヒーや紅茶が愉しめました。 黒と金を基調にしたファサード、 いかにもベルエポックのフランスっぽい雰囲気で、粋とエスプリが感じられます。 デザイナーやモデルなどのファッション関連の女性客が多く、店は賑っておりました。 画像のアールヌーボーの時計はAnsonia製ですが、当店で購めたものです。 隣に、和骨董や人形類の店「詩ひ人形」も出店。 人形・ドールハウス研究家(SHELLMAN‐OB)の中村公一さんも一時期運営に関わられていました。 山口 鷹 さんは、「鷹美術デザインスクール」も経営されていました。 デッサンが主体で、芸大の予備校的な存在でした。 彼は当時、モーガンプラス4 を2台所有されており、 「1台買わないか」と熱心に勧められました。 オープンエァのヴィンテージなフォルムに魅せられて 心がかなり傾いていたのでした。 が、 英国のビンティジカーなど持つと、(修理に)大変な思いをするぞ、と知人に窘められて、あわやのところで思いとどまりました。 確か800万円とのことでしたが・・・・ 今でも通りでモーガンを見かけると思い出します。 当時私は、HONDA 2door sports coupe-7 のシルバーを愛用していました。
novelty clocks Ansonia harmony 55.000円0318
-
アールヌーボーのnovelty clocks new commer
永いこと、コレクションに関わっていると、時折面白いめぐり逢いがあります。 40年ほど前に、JUNK CITY 豊田さんから 購いたノベルティクロック、気に入っています。 それと全く同じ、アールヌーボーの意匠のクロックがやってきました。 銘は有りませんが、おそらく同じデザイナー、同じメーカーのものでしょう お聞きしまたところ、そちらの方もやはり「40年ぐらい前に入手した」とのことです。 同じトランクで、同じコンテナで、日本の港に着いたのだろうか?・・・・ ただの偶然なのか? 空想が駆け巡る 愉しい時間です。 ありました。 Ingraham 社 Art Nouveau gilt metal clock, circa 1900, 26.5cm high と説明されています。
novelty clocks America Ingraham つい最近0318