「ヴァニタス 書物と髑髏のある静物」続き  国立西洋美術館

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コリールは17世紀後半のオランダの静物画家、肖像画家。

彼は髑髏、地球儀、楽器などからなる、現世のはかなさや虚栄に対する警告としてのヴァニタス画を得意とし、迫真的な写実描写の静物画を多数制作した。

書物=学識も、しばしば現世的なものの象徴と考えられた。
髑髏、火が消えたばかりで煙がのぼる燭台、時計、砂時計 → 過ぎ去った時の無常さを意味する。

髑髏が意味する通り、「最後には死が勝利する。何人も死に勝つことはできない」

財布、倒れたグラス、ショーム(オーボエの前身)などが所狭しと並んでいる。
一見、無造作に放置されたように見えるが、
2本の対角線に沿って慎重に構図が決定されたことがわかる。

画面前景中央の紙片には『詩篇』第26章の一節が引用されており、
この作品のメッセージが端的に要約されている。

過ぎ去った時の無常さ「ポケットウオッチ」をUPしました。

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  • Animals 16

    Jason1208

    2024/05/03 - 編集済み

    いろいろ暗喩や暗号が隠されているように見えて、魅かれる作品です。

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    • Animals 08

      0318

      2024/05/04

      松方コレクションの恩恵で、、
      いろいろな知識を学ぶことが出来るのですね。 
      これからも宜しくおつきあい願います。

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