Meta-heinrichite メタハインリヒアイト(1)

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燐灰ウラン石の仲間で、カルシウムがバリウムに、燐酸イオンが砒酸イオンに置き換わった鉱物に「ハインリヒ石」がある。
そのハインリヒ石が乾燥により水分が抜けるとメタハインリヒ石と言う別の鉱物に変質してしまう。

ハインリヒ石の由来はアメリカの鉱物学者ハインリヒにちなむ。

やや黄色味を帯びた結晶は、通常光では地味な見た目でまるで目立たない。
しかし紫外線を当てると燐灰ウラン石の仲間だけあって強い緑色の蛍光を示す。

ハインリヒ石がメタハインリヒ石になるが、この「メタ」は水和度が低い事を表している。

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