Zircon ジルコン(1)

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元素ジルコニウムは1787年、ジルコンから抽出された。

ジルコンは屈折率が高く、無色ないし淡色のものはダイヤモンドのイミテーションに用いられた。
しかし、ジルコンは複屈折、ダイヤモンドは単屈折なので見分けられる。

結晶は四角錐状ないし短柱状で、茶系統のものが多い。
希土類元素を含み、弱い放射能を帯びるものもある。
ペグマタイト中には大型の結晶が産出し、数cmに達するものもある。

紫外線を照射すると黄色く蛍光する。

名前はペルシャ語の「黄金の」に由来するが、これは加熱すると黄金色になる性質から付けられた。

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