[大日本絵画]不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)

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大日本絵画から出版されている『不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)』です。

ロバート・サブダさんの作品でそれまでの"飛び出す絵本"の概念を大きく変えた、大人にも大人気になった仕掛け絵本です。

とにかく仕掛けが大きくて複雑&凝っているのが特徴です。
一番最初のアリスがお姉さんと森で過ごしているシーンでは、森の木々が大きく絵本の上に生い茂ります。
木々の先の方にはチェシャ猫やマッドハッター、ハートの女王などが隠れているという小技も。
右手前の小さなしかけは引き延ばすとじゃばらになっていて、上の穴から除くとアリスが穴の中へ落ちていく様子がリアルに表現されています。
1ページに1しかけではないので、ページをめくるたびにワクワクが止まりません✨

その後も有名なシーンが生き生きと大迫力で飛び出してきます。
複雑な仕掛けになっているので乱暴に扱うとすぐに破れたり壊れてしまうのが難ですが、何度でも見返したくなる絵本です。

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