実写版『リトル・マーメイド』のお姉さん'sのこと🧜‍♀️

6/9に公開予定の実写版『リトル・マーメイド』。

配役が決まった時点からいろいろと話題を呼んでいるこの作品ですが、Twitterでちょこちょこ流れてくる情報を眺めていると「"アリエルの容姿以外"はアニメの再現度が高い！」なんて話を何度か見かけました。

公開された紹介動画などを観ると、歌唱シーンやアリエルが足をもらって海面に飛び出した時のシーンなどはアニメの動きやカットをよく再現していると思いました。

ただ。

昨日見つけたこの情報は私の中では許せなかった・・・

・実写「リトル・マーメイド」アリエルと６人の姉たちは７つの海の守護者たち

なんでお姉さんたちの名前も設定も全然違うものに変わってるの？？！

かしまし七姉妹は"アテナ王妃"譲りの頭文字が「A」でおそろいの名前だったじゃない！

『アリエルの姉たちがなぜ多様な人種なのか？

それは「各海の守護者たち」だからです。』

知らないよ、そんなの。

同じ母親から生まれたはずなのに人種がバラバラなのはこの際どうでもいいよ。

一国の国王だから側室がいっぱいいたんでしょう、ってことで不問に付すよ。

でもお姉さんたちを勝手に戦士にしたり、海の管理人にしないでよ。

我々は海のプリキュアを求めてるわけじゃないんだよ！

かしまし七姉妹には音楽に囲まれてのほほんと明るく楽しく暮らしてほしいのよ。

人間の世界だったり、美容だったり、スポーツだったり、男の子だったり、好きなことを追求する日々。

長女としての重責、下の姉妹からのからかい、ほかの姉妹に勝手に私物を取られることに悩む日々。

そんな海の上でも下でも姿が違っていても、ニンゲンと変わらない日常生活の描写が良かったのに。。。

ところで。

お姉さんたちの名前が変わったってことは、映画冒頭のコンサートシーンで歌う『Daughters of Triton』はカットってこと？

・The Little Mermaid - Daughters Of Triton (Japanese 1989)

The Little Mermaid - Daughters Of Triton (Japanese 1989) - YouTube

This one is almost like the 1998 version, but there are a few differencesLyrics:Japanese:海の王さま　トリトン人魚姫は七人アクァータアンドリーナアリスタアティーナアデーラアラーナきょうは末っ子の初登場鈴をころがす声です　きいて...

https://www.youtube.com/watch?v=JZhh0vcKR2Y

（歌詞）

海の王さま　トリトン

人魚姫は七人

アクァータ　アンドリーナ　アリスタ

アティーナ　アデーラ　アラーナ

今日は末っ子の初登場

鈴を転がす声です　聴いて

かわいくて自慢の妹の　人魚姫アリ…

名前が変わっちゃったんだからこの歌は歌えないよね？

それとも変えた名前でねじ込むの？

海の守護神やってて、そうそう持ち場を離れられそうにないのにコンサート出演させるの？

設定考えるとコンサート出れるような立場じゃないよね？

ていうことは、アリエルがコンサートをすっぽかしたシーンもなし？

人間世界に魅了されてコンサートを忘れるくらいに夢中になってるってことを示唆する、設定の根幹を説明する大切なシーンじゃないの？

私の大好きなお姉さんたちを返してよー

実写映画で『Daughters of Triton』が消えるのは悲しいよー

そんなに差別を無くしたいなら、人種差別だけじゃなくて男女差別にも訴求して

六匹いるお姉さんたちをふた枠くらいオス♂にして"息子"を作ればよかったじゃない。

それこそジェンダーレスがいても問題ないんでしょう？ハリウッド的には。

*オマケ*

実写とアニメのセバスチャン＆フランダー。

セバスチャンは和名のとおり「カニチャン」になりましたが、フランダー…お前はダメだ（笑）

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