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リジェ•無限ホンダJS43 モナコGPウィナー
96年の波乱は雨のモナコGP。結果制したのはパニスで彼の唯一の勝利だ。無限ホンダの初勝利でもあった。1周目のミハエルのクラッシュから始まり、40周目までトップ快走のヒルもエンジンブローで消えた。そしてトップに立ったアレジが逃げ切ると思ったらリアサスのトラブルで去る。そしてトップに立って微笑んだのがパニスだった。リジェは15年ぶり9勝目の栄冠を手にした。
O・パニス ミニチャンプス 恵比寿 Mrクラフト 2000.8.7ゆーじ
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ザウバー・メルセデスC13
94年もザウバーに残留したベンドリンガー。フレンツェンがチームメイトになった。迎えた第4戦のモナコのフリー走行で悲劇が襲う。大クラッシュで意識不明の重体になり、このままシーズンを終えた。95年に復帰するが精彩を欠いてF1からも去ることになってしまった。
K・ベンドリンガー ミニチャンプス 恵比寿 Mrクラフト 2000.8.7ゆーじ
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ジョーダン・プジョー196
ジョーダンとプジョーエンジンのコンビが2年目。95年の進化版のエンジンは昨年の反省から信頼性を向上させて、エンジンのトラブルは2回だけだった。196はゲイリー・アンダーソンの設計だったがダウンフォースの不足でコーナーが遅く、マクラーレンのようなセンターウィングも度々装着した。バリチェロは最高位が4位で14ポイントとちょっと平凡な成績だった。
R•バリチェロ ミニチャンプス 恵比寿 Mrクラフト 2000.8.7ゆーじ
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スチュワート・フォードSF-1
新規参戦のスチュワートグランプリ。トップチームへ移籍できなかったバリチェロが賭けをするように加入した。しかし17戦で3回の完走という信頼性の低さを露呈した。だが雨のモナコでは次々と他のマシンを抜いて2位ポディウム獲得という奇跡をやってのけた。時折魅せる予選での上位進出はルビーニョらしいアピールだったのだと思う。
R•バリチェロ ミニチャンプス 麻布、GPコレクション 2000.8.7ゆーじ
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ザウバー•メルセデスC13 200GP カナダ
チェザリスの200GP参戦のモデルカーにもサイドポンツーンに200の文字がもちろん入っている。負傷したベンドリンガーの代役として出走した。その後208戦まで出走した。壊し屋と言われた彼だが、晩年は地味に仕事をしながら堅実な走りを見せていた。
A•Dチェザリス オニクス 麻布、GPコレクション 2000.8.7ゆーじ
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ティレル・ヤマハ022
懐が寂しかったのかブランデルを買った022。ハーベイポスルスウェイトの設計のシンプルな022。ヤマハエンジンもJTからの資金提供で開発も加速した。スペインGPでは3位でポディウムに上がった。8ポイントでランキング12位は立派だった。
M・ブランデル ミニチャンプス 麻布、GPコレクション 2000.8.7ゆーじ
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ティレル・ヤマハ023
右京が再び迷走した95年のマシンは023でした。結局リタイアが多くノーポイント。ポルトガルGPではスタート直後にバドエルと接触して宙を舞った。無事だったが酷いシーンだった。オニクス製の023は今ではおもちゃのレベルです。
片山右京 オニクス 麻布、GPコレクション 2000.8.7ゆーじ